レースの舞台は島根県松江市。「水の都」とも称される城下町・松江に春の訪れを告げる恒例の「まつえレディースハーフマラソン」。女性ランナーのスピード感あふれるレースの模様とその思いに迫る。
レースの中心は、一昨年の大会を制し、連覇に挑む（昨年は東日本大震災発生のため中止）オバレ・ドリカ・ケルボ（日立製作所）。磨き上げたスピードを武器に記録への期待もかかる。また、特別招待選手として、大島めぐみも出場。五輪、世界陸上の代表経験があるトップランナーが、出産を経て、どのようなレースを見せるかにも注目が集まります。
一方、学生では、昨年の日本インカレ1万メートル2位の九嶋映莉子（京都産業大1年）、一昨年の大会で学生2位となった矢野麻利亜（松山大4年）ら実力派ランナーが上位を狙います。この他、昨年の全日本大学女子駅伝で上位に入った立命館大学、佛教大学、名城大学などの強豪からも実力のあるランナーがエントリー。ここ松江から、レベルの向上が著しい大学女子長距離界の新星が誕生するのか！？数々の名ランナーを送り出した松江のロードに新しい歴史が刻まれます。