放送内容詳細

捜査一課特殊犯係に配属された望月陽(北乃きい)は、女子高生から行方不明の父親の捜索を依頼される。その直後、特殊犯係に男の声で「4人の男を誘拐した」という犯行声明の電話がかかってきた。人質の中には女子高生の父親も含まれており、犯人の要求は「今夜7時15分までに東京タワーを夏にしろ」という不可解なものだ。
その頃、特殊犯係の管理官・山路哲夫(寺島進)は、理事官の小久保祐二(阿部サダヲ)らとともに、科捜研の研究員・元園部恭輔(山本耕史)によるプロファイリングの捜査導入についての講義を受けていた。望月は会議室に飛び込み、犯人の要求を伝えるが、小久保はいたずらだと一笑に付し、山路も気の無い返事をするばかり。
一方、検視官の三上薫(加藤雅也)は、北海道へ転勤するはずの刑事・雪平夏見(篠原涼子)から、突如ロスへ行くという内容の電話を受けた直後、望月と出会う。望月から話を聞いた三上も、犯人の不可解な謎かけの真意を探ろうとするが、結局解決出来ぬまま無情にも指定した時刻は過ぎてしまう。翌朝「俺を無視した罰だ」という張り紙とともに箱詰めにされた男の死体が発見される。
まもなく犯人から、望月あてに「俺を東京で一番有名にしろ」と2つ目の要求をする電話がかかってきた。小久保や山路の捜査方法にしびれを切らし、テレビ局に直談判し、身をていして応えようとする望月。そんな中、山路は望月の腕に何かの印のような火傷の痕があることに気づく。それは望月の忌まわしい過去につながる傷痕だった…。
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出演者

スタッフ

■原作
 秦 建日子「推理小説」(河出書房新社)

■脚本
 大久保ともみ

■演出
 根本和政

■プロデューサー
 吉條英希(関西テレビ)
 豊福陽子(関西テレビ)
 稲田秀樹(共同テレビ)

■音楽
 住友紀人

■制作
 関西テレビ
 共同テレビ