被災地に生きる~東日本大震災 子供たちの193日~
2011年9月19日(月)放送終了

放送内容詳細

■「小学6年生 只野哲也くん」
およそ7割の児童が犠牲となってしまった大川小学校。沢山の命が奪われた中で、九死に一生を得た少年がいた。只野哲也くん(当時5年生)は奇跡的に難をのがれたという。しかし、彼の祖父・母親・妹は、帰らぬ人となってしまった。哲也くんは今、警察官になる夢を目指し、柔道に懸命に打ち込んでいる。
■「中学1年生 島絵理奈さん」
チアリーディングの全国大会に、福島県南相馬市のチアリー ディングチームが参加した。原発事故でメンバーが全国に散り散りに避難する中、出場を果たした全国大会。メンバーの一人、島絵理奈さん(中学1年生)も6回の引っ越しを余儀なくされていた。大会に出場したことを仲間と喜び合うが…チームの活動休止が発表された。落ち込む絵理奈さんにあるメールが舞い込む。

■「小学4年生 熱海(あつみ)さつきちゃん」
宮城県東松島市。ここに、津波で両親を失った女の子がいる。 小学4年生の熱海さつきちゃん。さつきちゃんは、4月に生まれる予定だった妹を楽しみにしていた。しかし…震災後、遺体安置所で母と対面。親の教えを胸に、精一杯今を生きる少女の姿をお伝えします。

■「高校一年生 高橋くるみさん」
岩手県陸前高田市の高橋さん一家は5人の子供がいる大家族。しかし津波が母親を奪う。長女のくるみさんが母親代わりとして弟や妹の面倒をみている。くるみさんの奮闘する姿をお伝えします。
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出演者

【ナレーター】
劇団ひとり
松尾紀子(フジテレビアナウンサー)