放送内容詳細 大学教授の葛城伊織(沢村一樹)は都知事の桐生(西村雅彦)に請われて、東京での万博開催を応援する講演を行なっていた。万博召致に意欲を燃やす桐生は、風水学を交えたその講演内容に満足顔だ。だがその直後、警視庁捜査1課の羽柴美鈴(国仲涼子)と雨宮(池内博之)から捜査協力の依頼が持ち込まれる。この3カ月間で4件のバラバラ殺人事件が発生しており、現場に残された梵字を解読してほしいというのだ。葛城と助手の森園(市川知宏)はそのメッセージから第5の事件を予言し、的中させる。そして明日・明後日には第6・第7の事件がたて続けに起こる可能性もあり、この連続殺人事件には平将門の呪いが関係していると推理する。美鈴は平将門の呪いなど都市伝説に過ぎないと呆れるが、葛城はこれまでの被害者は全員、万博召致運動のメンバーだと指摘。美鈴は捜査本部で都知事の警護を強化すべきだと提案するが、女性管理官の藤崎(三浦理恵子)に一笑されてしまう。だがその後、犯人から桐生を監禁した映像と「万博召致を中止しなければ都知事を殺す」という犯行声明文が警察に届く。藤崎とその上司である理事官の日下部(鶴見辰吾)は部下たちに極秘捜査を行なわせる。そのメンバーから外されていた美鈴だったが、雨宮から捜査情報を教えてもらい、単身で捜査に乗り出す。葛城の元を訪ねた美鈴は冴木(鈴木一真)という過激派の男に突き当たる。だが逮捕した冴木は桐生の監禁場所を明かさず、続けて第6の事件も発生し、独断で動いた美鈴は藤崎から厳しく責められる。事件の裏では日下部と、桐生の側近である嘉山(中丸新将)の不穏な動きが…。 閉じる もっと見る 出演者 葛城伊織(かつらぎいおり)(42) … 沢村一樹羽柴美鈴(はしばみすず)(30) … 国仲涼子雨宮健明(あまみやたけあき)(32) … 池内博之藤崎 操(ふじさきみさお)(30) … 三浦理恵子森園 守(もりぞのまもる)(20) … 市川知宏 ・桐生大樹(きりゅうひろき)(55) … 西村雅彦 スタッフ ■脚本 谷口純一郎(マツカンパニー) 伊藤 崇(マツカンパニー) ■脚本協力 大久保ともみ 国井 桂(マツカンパニー)■プロデューサー 佐野拓水(関西テレビ放送)■演出 白木啓一郎(関西テレビ放送)