魔法の辞書
2008年12月30日(火)放送終了

放送内容詳細

「魔法の辞書」とは、誰でも知っている普通の言葉に隠された、知られざるエピソードや最新の情報を取り上げることで、その言葉に関する物の見方を、ガラリと変えるような番組です!

●例えば「地図」という言葉は、広辞苑には「地球の表面を平面上に記した図」と書かれていますが…

(1)地図とは、その昔、伊能忠敬が作った日本地図を時のイギリスが見て、「こんな精巧な地図を作る国は相当文明が発達しているに違いない」と、攻め入るのをやめたという。地図には「文明を計る物差し」という側面も!

(2)富山県には、実は国の許可を得て作った独自の地図がある。それは中国・ロシアなどの対岸諸国に対し、日本の重心が富山県沖の日本海にあることを強調するために、南北を逆さにしたもの。地図には、自らの国や地域を背負うという側面も!

(3)未来の地図の形……それは、メガネ!オリンパスが開発した「モバイルEye」のレンズに浮かぶのはなんと地図情報。目に映るナビの通り歩けば、目的地にたどり着けるというもので、2012年に実用化予定。これまでは手にとって見るものだった地図が、ゆくゆくは目的地まで連れて行ってくれるものにまで進化!

(4)そして、極め付きは、なんと銀河系の立体地図を作る計画が進行中。鹿児島大と国立天文台が電波望遠鏡で天体を観測して、銀河系までの距離を計算するVERA計画というもの。もはや「地」図から「空間」図へと変わろうとしている!

これら4つのエピソードを見て、「地図」への印象が変わりませんでしたか?このように、普通の言葉に対する、誰も知らなかったエピソードや最新情報を示すことで、全く新たな見方を提唱する番組です!あなたもその1ページをめくってみませんか?
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出演者

■「魔法の辞書」編集長
 峰 竜太

■プレゼンター
 調整中

スタッフ

■企画
 樋口卓治(古舘プロジェクト)
 太田 大

■チーフプロデューサー
 松尾利彦(ウインディ)

■プロデューサー
 麻生華子(ウインディ)

■演出
 市島晃生