FNN重大ニュース2008事件までのX時間~その時何があったのか?~
2008年12月21日(日)放送終了

放送内容詳細

秋葉原殺傷事件…ネット書き込み1142の心の闇、被告を知る女性・涙の告白
6月8日、世間を震撼とさせた秋葉原無差別殺傷事件。
加藤被告はなぜ大量殺人を犯したのか? 犯行に及ぶ予兆はあったのか?

番組では加藤被告が書き込んだ携帯の掲示板への書き込みに注目。
その数、4ヶ月で実に数千に及ぶものだった。
番組は、そのうち1142の書き込みを入手。
掲示板のメッセージを時間経過と共に並べ、彼の心境の変化を丹念に辿っていくと、親・友人・彼女・学歴・仕事に対する加藤被告の様々なコンプレックスが次々と浮かび上がってきた。
さらに、加藤被告が好意を抱いていた女性と、元同僚の貴重な証言を得て、未曾有の大事件につながった、「想像を絶する孤独」に迫った。

妊婦の受け入れ拒否問題・・・産科崩壊、疲弊する医療現場の真実
今年9月と10月に都内で起きた2件の妊婦の受け入れ拒否問題。
妊婦が受け入れを要請したあの日、あの時に、一体何が起きていたのか?

番組では、受け入れを拒否した8つの周産期母子医療センターを含め、都内24カ所、すべての周産期母子医療センターに、その日、あの時間の受け入れ状況について徹底取材した。
当直医師の人数・急患の人数・そしてNICU(新生児集中治療室)の空き数…
各病院から返ってきた答えをまとめると、首都・東京の医療の現場が、自壊しながら走り続けている信じがたい現状が見えてきた。
「産科救急難民」、そして「お産難民」が急増するなか、産科救急医療にとって『最後の砦』と言われる東京都のシステムを完全検証。
もしものとき、私たちの身に一体何が起こるのか…医療崩壊の深層に迫った。

スクープ報告! 中国で発見…第二のギョーザ事件の全貌
今年1月、10人のメタミドホス中毒が発覚した「毒入りギョーザ事件」。
しかし1年が経過した今も、依然として事件解決の糸口は見つかっていない・・・
そんな中、事件発覚から4ヵ月経過した今年6月、中国国内で、回収された冷凍ギョーザからメタミドホス中毒患者が出た事実を確認。
未だ、全く明らかにされない、「第二のギョーザ事件」を追跡すれば、事件の全貌が見えるのではないか・・・取材班は中国へと飛んだ。
北京郊外で、大規模な製鉄所の従業員に配られたというあの「ひとくちギョーザ」とついに対面。数人の被害者が出たことも確認した。
日本に輸出されるはずのギョーザが、なぜ中国の町で配られたのか?
「完全な商品管理」を謳っていた天洋食品が、横流しに手を染めていたのか?
さらに、我々が発見したギョーザは驚くべきことに、見慣れた赤いパッケージの「ひとくちギョーザ」ではなく、全く見たことのない、黒いパッケージの「ひとくちギョーザ」だったのだ。
賞味期限の謎、そして商品に記載されたJANコードと呼ばれる数字の謎を解くと、一切、日本では「売られていないギョーザ」だったという真実にぶち当たったのだ。
「第二のギョーザ事件」を追って出会った「売られていない2つ目のギョーザ」から、事件の背景に横たわる中国ならではの闇が明らかになる!
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出演者

滝川クリステル