インタビュー

桐山莉央役・中村アンさん

まずは、今回のチームの印象からお願いします。

年齢は結構バラバラですけど、すぐにチームワークが出来た感じがしました。クラインクインは、マラソン婚活のシーンからだったんですけど、体を動かしている方がナチュラルに出来るので、西内まりやさんや岸井ゆきのさんとも楽しくお芝居できましたし。

婚活シーンやバル『Luz』のシーンなど、西内さん、岸井さんとのお芝居も多いですね。

2話にはお料理しながらの婚活もあったりしましたね。3人とも、キャラクターが全然違うので面白いです。

莉央というキャラクターを演じるにあたって、制作サイドから何かリクエストはありましたか?

 「結婚にあまり興味がない、という軸がぶれないようにして、あすかとは真逆な感じに映ったらいいね」というお話はありました。でも、段々変化していくところも上手く描けたらいいな、と思っていたんです。莉央は、結婚に対してどうか、ということより、良い人が見つかっていないんだろうな、と思うんです。近しい人にもあまり興味がない感じだったんですけど、結果、「小野(森田甘路)さんはありなのか?」みたいなところなのかな?

結婚という制度に否定的なわけではないんですよね?

結婚願望はないみたいですけど…。結構、今の時代は結婚に対していろいろな意見もありますし、いろいろな形がありますから、そういう部分も面白いですよね。

演じるために考えたこと、現場で心がけていることは?

莉央は、トレーニングするのが好きだったりして、私自身ともかぶるところがあるんです。最初の本読みのときに、3人の会話のところがちょっとまったりしちゃうような感じもあったんですね。だから、私が演じる莉央は、「ちょっとお姉さんっぽい感じで」という指示もあったんです。そういうところは、意識しながら演じています。莉央が一番年上ですし、実際も私が一番上なので、「人生経験も一番あるんだろうな…」という感じで(笑)。

西内さんと共演されてみての印象は?

クールなイメージがあったんです。アーティストとしての活動だけじゃなく、モデルさん、女優さんといろいろな面がありますけど、基本はクールな感じなのかな、なんて思ってました。でも、実際は可愛いっていうか、とても女性らしい感じですね。

現場ではどんなお話をされていますか?

結構多いのは、誰かがあるシーンのセリフを言うと、周りの人がそれに付き合って練習が始まるパターンですね(笑)。今日も、急に撮影が前倒しになって、「どうしよう!」って感じだったんですけど、自然と自分たちでセリフを合わせてリハーサルしたり。それ以外は…ドラマが恋愛とか結婚のお話なので、「結婚」とか「不倫」とか、関連するワードについて話したりしてます。「やっぱり、男の人って浮気するのかなあ」とか(笑)。椿鬼奴さんとか森田さんがいらっしゃるときは、さらに盛り上がります(笑)。

昨今、いろいろと騒がしい話題でもありますね。

そうなんですよね。ナナリューにも不倫した過去がある、とか結構突っ込んだお話でもあるので。

ドラマの中には、様々な結婚観を持ったキャラクターたちが登場します。こういう作品に出演するにあたって、中村さんご自身は何か考えたりされましたか?

こういう仕事をしていると、周りに結婚していない人が多かったりするんですけど、学生時代の友だちとかは普通に結婚したりもしているので、結婚とかライフスタイルに対する考え方は違ってくるな、と感じていました。結婚する・しないとか、子どもを産む・産まないとか、昔は他人事みたいに思っていたことが、結構現実感を持ってきて、「もうちょっと仕事頑張ってたら遅くなるなぁ」とか…。あまり考えたくない現実(笑)。昔は、あすかみたいに結婚に憧れを持っていましたけど、考えちゃうと難しい問題ですよね。よく、「結婚は勢いだよ」みたいなことを聞かされていて、昔はよく意味が分からなかったですけど、最近わかってきました。あんまり考えちゃうと、動けなくなっちゃうので。

中村さんも、お芝居だけではなく、モデルのお仕事やバラエティー番組などでも活躍されていますよね。ご自身の中での取り組む上での意識の違いはありますか?

あります。バラエティー番組で培ったもの…人に伝える話し方とか、リアクションの仕方とかがなかったら、お芝居は出来なかったかもしれないですね。「ドラマだ!」って考えるより、自分の感情を伝えるように、と考えるようになってから、少し楽になったんです。演技のお仕事を始めた頃は、畑が違うからと勝手に意識して、“お邪魔してる感”みたいな感じもあったんですけど、それをとっぱらって挑むように思考を変えて…。やっぱり、バラエティー番組で芸人さんたちにお会いしたりすると安心するんですけどね(笑)。ドラマはまだ、緊張の方が大きいですから。ただ、違いますけど、通ずるところもたくさんあると思います。

瞬発力なども大事なのでは?

そうだと思います。セリフと、自分の言葉で意見を言うのとでは全然違いますけど、思い切ってやるというは大事だと思っています。ひとつ前の『レンタル救世主』のときは、心がない、みたいなキャラクターだったんですけど、今回は、等身大というか、女友だちとよくしゃべっている普通の女性、という感じなので、感情を出して頑張ろうと思っています。

振り幅が大きいですね。

だから、とても勉強になりました。

最後に、視聴者のみなさんに向けて、メッセージをお願いします。

展開の早いドラマですけど、今後はもっと急展開していきますので、最後まで見逃さないでほしいです。いまはオンデマンドもあって、私も1話だけで3回も見たんですけど(笑)、あすかの心情とか、周りのみんなの変化とか、結婚に対するいろいろな価値観が交差しているので、そういうところを楽しんでいただけたら嬉しいです。

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