story

秩父、ある夏の日。

自宅でテレビゲームに夢中になっている、引きこもりの高校生・宿海仁太(村上虹郎)の前に、忘れたい、でも忘れたことなんて一度も無かった少女が突然現れた。

「ねぇ、じんたん!」

 懐かしいあだ名を呼ぶ少女は幼なじみの本間芽衣子(浜辺美波)。あり得ない。だって、彼女は…“めんま”は、あの夏の日に死んでしまったはず…。
 でも認めないわけにはいかない。“めんま”は、あの夏の日と同じ白いワンピース姿で、ちょっと成長した姿で、幽霊として仁太の前に現れたのだ。
 “めんま”によれば、生きている時にやり残した願いがあり、心残りで幽霊として戻ってきた、と言うのだ。
しかし肝心な願いの内容は覚えていないらしい。

混乱する仁太は、取りあえず買い物に街に出る。すると、またしても意外な人物と巡り会う。
“ぽっぽ”…」
芽衣子と同じく幼なじみの久川鉄道(高畑裕太)だ。仁太の頭に去来する7年前の風景-「超平和バスターズ」の幼なじみ6人組。 何でも平和にするからと仁太が考案した名前。リーダーだった仁太。そして、“めんま”の事故死をきっかけに決裂した「超平和バスターズ」の絆-

 昔はみんなの弟分だった“ぽっぽ”は、すっかり成長し、今は高校に行かず世界中を旅行している。
そして、日本にいる時は、昔「超平和バスターズ」が秘密 基地として使っていた小屋に住んでいると言う。
面影残る、無邪気な笑顔。仁太は、“めんま”が幽霊として現れたことを“ぽっぽ”に相談する。
 与太話と言われるかと思いきや、“ぽっぽ”は仁太の話を信じる。そして「超平和バスターズ」のみんなで“めんま”の願いを叶えてあげよう、と言う。

“ぽっぽ”の呼びかけで、久しぶりに「超平和バスターズ」の幼なじみたちが集まった。
昔から怜悧(れいり)で秀才タイプ、今は地元一番の進学校に通って いる“ゆきあつ”こと、松雪集(志尊淳)、 昔は引っ込み思案だったが高校デビューして今はすっかりギャルになった“あなる”こと、安城鳴子(松井愛莉)。 しっかり者でみんなのまとめ役、今は“ゆきあつ”と同じ学校に通う“つるこ”こと、鶴見知利子(飯豊まりえ)
そして“ぽっぽ”、“じんたん”、“じんたん”の隣で柔らかい笑顔でたたずむ“めんま”の6人。

 久しぶりの再会を喜ぶ“めんま”。対照的に、気まずい空気が流れる“ゆきあつ”“あなる”“つるこ”
そして仁太は、気付く。
“めんま”が見えるのは自分だけだということに-。