アナルームニュース 2004年10月26日号

森下知哉の イチローと行く!!アメリカ漫遊記 森下アナ
編集員 ピンポン【編集員 ピンポン】
スーパーニュースのフィールドキャスターとして、毎日全国各地で起こる事件事故を取材している森下アナ。そんな彼が、海外取材に行くことになったという一報が!しかも、イチロー選手のメジャー最多安打記録の取材というではありませんか。「スポーツが得意ではない森下が行くのかぁ〜!」という驚愕の声と溜め息が響く中、森下アナは元気に出発して行きました。果たしてどんな10日間だったのでしょうか。

旅立ち

メジャー最多安打記録を5本も更新したイチロー選手。日本中が釘付けだったあの偉業の一部始終を、現場で見てきてしまいました。スーパーニュースのフィールドキャスターとして現場を走り回って早3年。メジャーリーグを取材しに、ついに海外へ進出です!!
アメリカはテキサス州ダラス空港に降り立った9月26日午前9時。早速、レンジャース戦の取材です。初めて来たメジャーリーグのスタジアム。そこはまるで一つの遊園地のような巨大さ 一つの遊園地のような巨大さ
プレス席から試合の行く末を見守ります
親子連れカップルなど、日本とは大きく異なる客層の人たちがアイスクリームやハンバーガーなど思い思いの食べ物を片手にスタンドへと向かっていきます。一方、僕たち報道陣はプレス席から試合の行く末を見守ります。
眺めはもちろん最高。 眺めはもちろん最高
そして全席高速インターネットへ接続が可能。記者はここから最新情報を配信します。
記録達成次第、帰国!という指令が出ていた今回のアメリカ取材。せっかく来たのだからシアトルで行われるシーズン最終戦までの全ての試合を見届けたい!!という野望があったため、不謹慎にもなるべく打たないでくれと祈っていたのですが、その願いかなってか結果は1安打。その夜、次の4連戦が行われるサンフランシスコへと移動したのでした。
と、その前に市内を一回り。 市内を一回り
ケネディ元大統領の暗殺現場
ここはあのケネディ元大統領の暗殺現場です。
映画「JFK」が大好きで、報道に携わる身として一度は見ておきたかった現場。ケネディが銃弾に倒れた場所にはマークが残されていました。 ケネディが銃弾に倒れた場所にはマークが残されていました
映画ではこのビルからではなく、
映画ではこのビルからではなく
この角度から銃撃されたと論じていた この角度から銃撃されたと
論じていたのですが
真相は果たして。

記録達成か?!オークランド四連戦!!

記録達成か?!オークランド四連戦!!
9月27日からの4日間は、カリフォルニア州オークランドでアスレチックス戦が行われました。この4連戦はもうハラハラ。ここで達成してしまったらシアトルまでいけないんですから!!
アメフトと共有しています ここはレンジャースのスタジアムに比べると規模が小さく、アメフトと共有しています。その為うっすらとヤードが残る中、試合は行われました。
プレス席は同じくバックネット裏 プレス席は同じくバックネット裏。
福元アナとも合流しました
そして、この日からめざましテレビから派遣された同期の福元アナとも合流しました。会社では月に1回ほどしか会えないのに、まさかアメリカで会えるなんて。お互いちょっとびっくり。
頼むからあんまり打たないでとひたすら願った4日間 おそらくあの場にいた日本人の中で唯一、頼むからあんまり打たないでとひたすら願った4日間
イチローは魅せてくれました。結果は最多安打記録まで1本を残し、4連戦は終わったのです。まさにドラマでした。
現地時間の深夜1時54分くたくたになりながら中継
ただ、中継はかなり疲れました。だって、スーパーニュースが始まるのが現地時間の深夜1時54分なんですから!実はみんなくたくたになりながら中継をしてたんです。
いよいよ最多安打まであと1本 でも、いよいよ最多安打まであと1本です。そんな疲れも忘れて、イチロー取材団。いよいよシアトル入りです!!

最多安打達成!!

さぁ、シアトルです。夢にまでみたセーフィコ・フィールド
大記録達成の場にふさわしい、立派なスタジアムです。
大記録達成の場にふさわしい立派なスタジアム
夢にまでみたセーフコフィールド
実は屋根が開閉式なんです このスタジアム、実は屋根が開閉式なんです。
この巨大な屋根が、
こんな風に動くのです。 こんな風に動くのです
ちなみにこの模型のボタンを押して遊んでいたら、係員のおじさんがこんなカードをくれました。 係員のおじさんがこんなカードをくれました
ここでイチローは魅せてくれるのか ここで、イチローは魅せてくれるのか。
ジョージシスラーの親戚10月1日。84年間破られることのなかった257本という記録の保持者・ジョージシスラーの親戚と、詰め掛けた4万7000人のファンが見守る中、イチローはついに257本目となるヒットを打ちました。打ちあがる花火、鳴り止まないイチローコール。1塁ベースの上で高々と帽子を掲げ、その声援に応えるイチローは文句なしにヒーローでした。全く野球のことを知らなかったのに、すっかりメジャーリーグっ子になっていた僕は、その姿を見て涙していました 4万7000人のファン
そして続けて258本目となるヒットを放ったときは、更に盛大な花火が打ちあがり、イチローの元へマリナーズの選手たちが駆け寄り、相手チームの選手たちも帽子をとり観客と一緒に拍手してイチローの功績をたたえたのでした。もちろん、その光景を見ていた僕はまた泣かされました。3本もヒットを打ったこの日、感動屋さんの僕もさすがにこの日は疲れました。
イチロー記念ケーキ 次の日、町ではイチロー記念ケーキが売られていました。もちろんみんなで食べました。
262本という記録を打ち立ててシーズンは終わり
残る二日、イチローは快調にヒットを飛ばし、262本という記録を打ち立ててシーズンは終わりました
このメジャーリーグ取材は僕にとってかけがえのない様々な思い出と経験を心に残してくれました。いかに世界は広いのか。多くの外国人にインタビューをする中、その様々な考え方、感情に触れるたびに強く感じました。また、メジャーリーグは素敵なショーでした。毎日サービス精神溢れた様々な演出が用意されていて、小さな子供から老夫婦までみんなポテトを食べながら、一喜一憂していました。
またいつか、誰も傷つくことのない、みなが幸せな気持ちになれるこのような現場を取材できる日の訪れを願って。そして、ニューヨーク支局から駆けつけたイチロー取材団の皆さんに感謝の気持ちを込めて、イチローと行く!アメリカ漫遊記とさせていただきます。
イチローと行く!アメリカ漫遊記
編集員 ピンポン【ピンポンのひとりごと】
歴史的瞬間を迎え、熱狂に包まれるセーフィコ・フィールド。あの大興奮した観客の中に、森下アナが居たなんて・・・。
くぅ〜!考えただけでも、う、う、うらやましいっ!
普通に考えれば、次の記録更新は何十年も先になるわけで。
(イチロー選手自身が記録を更新すれば、話は別ですが・・・)
帰国後の森下アナがスポーツ担当のアナウンサーに囲まれ、質問攻めにあったのは言うまでもありません。
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