アナルームニュース2001年9月14日号


サッカーU−17世界選手権 みどころチェック!

編集長代理 【編集長代理】
年齢(とし)がさぁ、オレの半分以下なんだよなぁ」と、ぼやきながら、いきなり編集部に原稿を持ち込んできたのは、青嶋達也アナ(36歳)。
おいおい?「トシが半分以下」ってコトは、・・・未成年じゃん。
ってことは、ちょっと、あおしま、まさか・・・?(胸騒ぎ)。
しかも、そんなことをわざわざ投稿してくるって・・・???

(しばし原稿に目を通す)

・・・けっ、なぁ〜んだ。
なんのことはない。やっぱり、サッカーネタなんだな。あんたって(^^;;)。

可能性のかたまり、17歳以下の日本代表チーム(以下U−17)が、いよいよ世界の大舞台でキックオフを迎える。
決戦の地は、カリブ海の最南端に浮かぶ島国、トリニダード・トバゴ。

フル代表(A代表)のコンフェデ。20歳以下のワールドユース。
そして今回の、FIFA U−17世界選手権。
フジテレビがお届けする『2001・日本代表三部作』も、いよいよ最終章だ。

93年地元日本開催の時は、中田ヒデ(パルマ)らを擁してベスト8。
95年小野(フェイエノールト)稲本(アーセナル)高原(ボカ)らは、1次敗退。
でも、後にU−20ナイジェリアワールドユースを準優勝した、豪華メンバー。
日本U−17は、実にその95年以来、3大会ぶりの世界挑戦だ。

ただ、U−17と簡単に言うけれど、どんな選手がいるんだ??? と、普段からかなりサッカーに親しんでいる方ですら、戸惑っていることだろう。
それもそのハズ。だって彼らはまだ、青春バリバリの 17歳(以下)。
まぶしい若さと、あふれる才能がほとばしる代表戦士も、ユニフォームを脱げば、素顔はまだまだ、ごく普通の高校生なのだから。

本大会開幕を前に、アナマガ読者の皆さんにだけ、そぉっとお届けしよう。
これでU−17中継が1.5倍?楽しめるかも?? プレヴュースペシャル。

(photo by 吉田昇ディレクター/スポーツ部)
GK 1 徳重健太 選手 (とくしげ・けんた) 安定感あふれる守護神は、国見高(長崎)3年の、キャプテン。
国見といえば、高校選手権前回覇者。つい先日も全日本ユース優勝。
「自分のプレーは、技術とかじゃなくて、すごい声を出して、チームを後ろから支えるっていうのを目標としているので、集音マイクにでかい声が入れば、『あ、徳重なんだな』と思って聞いて、応援していただければと思います。」

DF 5 福王忠世 選手 (ふくおう・ただよ)

セレッソ大阪ユース所属の、しなやかな頭脳派ディフェンスリーダー
テーマは『コンパクトなディフェンス』。田嶋監督の信頼も厚い。
スピードや身体能力の高い 外国の同世代の選手との対戦に向け、クールそうな風貌とはうらはらに、実はかなり燃えているとか。
好きな選手は、ファビオ・カンナヴァーロ(パルマ/イタリア代表)。自分と体格はかわらないのに、フィジカルも1対1も強く、世界的なDFだから、と。
MF 7 菊地直哉 選手 (きくち・なおや) 清水商(静岡)2年。ひょうひょうと、しかし的確にチームを統率する中盤の要
「2年半ぐらいこの大会のためにやってきたんで、わくわくしています。僕たちなりに世界を相手にやってきたその集大成を見て欲しいです。
 攻撃面でも、すごいダイナミックなサッカーができると思うんで。」

この大会の「卒業生」、中田ヒデや稲本のように、自分もここでアピールしてぜひ世界のビッグクラブへ、と夢見ている。 好きな食べ物は、茄子。
MF 8 成岡 翔 選手 (なるおか・しょう) 藤枝東(静岡)2年。ゴン中山(磐田)の後輩でもある。期待の司令塔
「やっぱり攻撃的MFなんで、2列目の飛び出しからチャンスを作り、相手のイヤなところにポジションをとって、ゴールにからむプレーを。」
目標は「自分とプレーが似ている」と、日本代表MF 森島(C大阪)。
大目標は「全てにおいてトップクラスだから」と、フランス代表MF ジダン。
ワイルドな強心臓そうにみえて、TVカメラ&マイクに照れまくる一面も。
FW 9 茂木弘人 選手 (もぎ・ひろと) 聖光学院高(福島)3年。地元福島のメディアも熱烈密着取材。注目の逸材
木訥そうな風貌と物腰。とにかくまじめでシャイ。インタビューもポツリポツリ。
しかしひとたびゴールチャンスとなれば、突如として「危険な男」に変身!
89分寝ていても、1分で仕事をする点取り屋。恵まれた身体能力も強み。
目標は高原直泰。「ゴール前の迫力がすごい、まさにFWだから」。 
「初の世界も無心で。全然負ける気がしません」。
苦手科目は英語…。
ほかにも もっともっと ここでぜひご紹介したい逸材の宝庫なのだが、あとは、試合本番、中継の時のおたのしみ、ということで。

ヤングジャパンを率いるは 田嶋幸三 監督。 
 

かつてはフジテレビの解説者でもあった田嶋さん。
98年日本のW杯初出場が決定した、あのジョホールバルの戦いの時も、私の隣でスタジオ解説をご担当。歴史的瞬間を共有した間柄でもある。

ユース年代の指導者として、ぐんぐんうまくなる選手の成長度に驚き喜び、逆に難しさ・責任を痛感しながらの、2年半。いよいよそのひとつの集大成
「この年代での、世界の一流との経験は、その後の伸びしろがグッと大きくなっていく。だからこの大会も、一試合でも多く戦って経験を積ませたい。その意味では、この大会、ぜひ活躍して上位を目指したいと思います。」

「相手は初戦が前回ベスト4のアメリカ。そして、ナイジェリアに、フランス。
 強豪が集中してしまったグループリーグですが、逆に、幸せだなと思っています。選手たちも、どうせやるなら世界トップのチームとやりたいと思ってましたし。恐れるものなく、チャレンジ精神で臨めると思ってます。」

「本当の我々(ユース年代の指導者)の評価というのは、彼ら選手たちがあと3年、4年、5年、6年経ったとき、日本代表として何人残っているか。Jリーグに何人いって活躍しているか。もしくは、20年後、何人が監督やコーチとなって、日本サッカーを支えているか。……そういうところまで僕らはのちのち評価されていくんだと思っています。」


フジテレビでは、このU−17世界選手権、日本戦は全戦! 完全生中継。
決勝戦も生中継。コンフェデのように“日本の”決勝なら、なお最高だが。

解説はおなじみ 風間八宏さん。
また、元・東京ヴェルディ監督の松木安太郎さんが、スタジオ解説としてフジのサッカー中継に久々登場。
実況はまたしても、不肖・あおしま。
みなさんの『原石探し』の“お手伝い役”に徹するつもりである。


編集長代理 【編集長代理】
高校生が、世界だぜ、世界。
日本の高校年代のスポーツシーンでも、なかなかない、ビッグな世界大会。

思えば、自分がこのくらいの年齢の時って、なにをやっていたかなぁ。
みようみまねで 8ミリフィルムの自主制作映画をつくったりとかしてた頃だ。
ケイタイ電話も、衛星放送も、インターネットも、当然なかった。
まだ、自分の住んでいる田舎が、自分の中のすべてだった。
まさかその後、自分が東京に出てきて、東京のTV局でアナウンサーをやっているなんて、これっぽっちも想像できなかった、あの頃。

それに比べて、この選手たちは、世界へのチャレンジ
どんなふうに伸びて、進化して、変わっていくんだろうなぁ……。
結果もさることながら、彼らの戦いの”プロセス”を、しっかり見届けなくちゃ。
なぜだか不思議とそんな気持ちにさせられてしまう。
(あれ?それって、あおしまに感化されてるってことかぁ?!ヤバイかも。)

U−17世界選手権 詳しい放送予定は こちら でチェック。



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