―― 4月から長野翼アナの後任としてスーパーニュースキャスターも務めるようになりました。
この1か月はどんな日々でしたか?
とにかく現場に行って、それを伝えるという日々でした。
今年に入ってからは、新燃岳の噴火、ニュージーランドの地震の取材にも行っていて、そのあとあの大震災が起きて、休むひまもありませんでしたが、こういう時こそがんばらなきゃ、いま起こっていることをしっかりと伝えるために番組があるんだということを再認識させられました。
―― 一週間スタジオをやって、翌週はフィールドキャスターという新しいスタイルだが。
代行でやらせていただいたことはありますが、一週間続けてスタジオをやるというのは、2,3日やるのとは全然違うし、一週間の流れが見えてとても勉強になりますね。
取材をして、かつ、それをスタジオで伝えるという形ができることにはやりがいを感じます。この形ですと長期で取材にいくことも可能ですし、またそれを翌週自分の言葉でスタジオで報告することもできます。
―― 同じポジションで仕事をする椿原アナと話すことはある?
なかなか会えないんですが、何回かご飯に行きました。動き方はバラバラだけど、感じていることとか、日頃思っていることとかが一致していて、一緒にがんばろう!という気持ちになります。同じ仕事をする仲間がいるといことはとても心強くて、一人だと抱え込んでしまうことを2人だと分かち合えるというか・・・椿原はひとつ後輩ですが心強い存在です。
―― もともと報道志望、その目標に向かって一歩一歩進んできているようですが・・・
まだまだ勉強しなければいけないことが山ほどありますし、キャスターとしてはまだまだこれからだなと感じています。また、この未曾有の震災という状況下でこの新しい仕事に就いたことを重く受け止めています。ひとつひとつ現場を踏みながら成長していけたらと思います。
―― 前任の長野アナもきっと見ていますよ!
翼さんから時々メールがくるんですよ。
「見てるよ~頑張っているね~」って言ってくれて・・・。
辞めるときにどういうメッセージを私に残してくれるのかなと思っていたら、翼さんは一言、
「なにも言わなくてもきっとわかると思うから・・・」っておっしゃったんですね。
本当にそのとおりで、、毎日現場も違うし、伝える内容も違うので、こうすればいいという答えはないと思うんですよ。だから、この言葉になったんだと思います。
―― 最後にアナマガを見ている人へメッセージを。
この4月からスーパーニュースを担当することになりました。
現場に行くことが多いので、なかなかアナマガでお会いできなくなりますが、ぜひその分、スーパーニュースを見て、
「あ、大島今日はこんなところに行っているんだ。」
「こんな取材をしているんだ」ということを番組で知っていただけたら嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
―― 4月からスーパーニュースのキャスターとして始動してどうですか?
本当にあっという間の1か月でした。
スタジオと取材の両方をやらせていただいているのですが、震災もあり、とても“濃い”日々でした。
―― スタジオを一週間とおしてやってみてどうですか?
今はまだついていくのがやっとという感じです。
代行ですとちょっとお邪魔させてもらっているという感じでしたが、一週間いると雰囲気がつかめて、ようやく「スーパーニュース」の一員になったんだなという気持ちがわいてきました。奥寺さんも新しく加わったので、一緒にコーナーを担当させてもらったりと新鮮です。
―― もともと報道志望だったが・・・・
私が報道をやりたいと思ったのも自分が阪神大震災を被災していたからというのがすごくありました。小学3年生の時、兵庫に住んでいて被災したんですが、そのときにニュースで知った情報もすごく多かったし、また、テレビを見て元気になった部分もあったので、やはりアナウンサーになったら報道をやりたいと思っていました。
―― アナウンサーになるきっかけが震災で、今回キャスターになって最初の取材も震災だったわけですね。
はい。でも今回、現場にも行かせていただいたのですが、津波の被害があまりに大きくて(阪神大震災と)同じ震災とは思えませんでした。実際目で見る前は、こんな風に伝えようとかいろいろ考えていたのですが、実際行ってみると「自分はなんて小さな存在なんだ」と感じて言葉を失いました。「自分は被災した方々の役に立てているのか・・・」と思ってしまったり・・・。
―― このような経験を積んでいって将来どんなキャスターになりたいですか?
現場にいる方々の気持ちをそのまま自分も感じとって、伝えられるようなキャスターになりたいです。今、安藤優子さんのお隣ですごく勉強になることが多くて、少しでも追いつきたい、そのために頑張らなきゃいけないという思いでいっぱいです。日々やりがいを感じています。
―― 大島アナの存在は?
大島さんはひとつ違いで世代も同じなので、取材したあと「こういう部分がダメだったね」とか、「ここはよかった」など分かち合えるのは大きいです。私の中継やリポートを、スタジオで見てくれているので(また、逆もあり)、番組が終わったらメールをしたり、話したりします。お互いチェックしつつ、報告しつつみたいな感じです。どうリポートすべきか迷う取材などもあるのですが、そんな時は「大島さんならこんな時どうしますか?」って聞いたり・・・。本当に心強いです。
―― 最後にアナマガを見ている人にメッセージを。
4月からはスーパーニュース1本になったので、これからはニュース中心の生活になります。アナマガでは、オンエアとは違った一息ついている時の「私」や、ほかの同僚といる時の「素顔の私」などを見ていただければと思います。
これからも応援どうぞよろしくお願いいたします。
(インタビュー&構成 木幡美子)