堺の車窓から〜番外編〜

「晴れたらイイねッ!」北海道ロケに行く時に利用した2階建て寝台特急『カシオペア号』をご案内しましょう。
『カシオペア号』は1999年7月に上野−札幌 間に登場した、最も新しい2階建てオールA寝台のハイグレードな寝台列車です。(同じ上野−札幌を走る“北斗星”はB寝台を連結、当然のことながらクラスはA寝台のが上)
現在、上野発は火曜、金曜、日曜。札幌発は月曜、水曜、土曜運転となっています。


15時35分 12両編成の「カシオペア号」が上野駅13番線ホームに入線。
カシオペアを青森まで牽引するEF81型 電気機関車。車体はカシオペアカラーが施されています。このFE81は交流、直流さらに50HZ、60HZのどの区間でも走ることができるオールマイティーな交直両用機関車。
最初の機関士は「上野−宇都宮」間を担当。以後「福島」「仙台」「盛岡」「青森」「蟹田」「函館」「東室蘭」で機関士は交代します。


カシオペアの中で最も人気が高く、そして寝台料金が高いのが、この1号車のカシオペアスイート。その中でも展望スペース付きのこの部屋を予約するのは至難の技(予約が殺到するため)。ツインベッドの平屋構造(1号車の他の3部屋は2階構造のメゾネットタイプ)のこの個室は、まさに二人だけの夢空間(但し、発車前ここで記念写真をとる人が沢山いるため隠密旅行の人は要注意)。ちなみに寝台料金は1室50,980円、この他に乗車券と特急料金がそれぞれ必要。


私が利用したカシオペアツインの室内。

各室にはトイレがついています。正面には折り畳み式の洗面台があります(画面左側)。

テレビ(もちろんBS放送も)・BGM・FM放送・文字放送・列車位置表示も全室完備。

誰でも利用できる12号車(札幌方向)の“ラウンジカー”。ここで飲むビールの味はまた格別!!(一緒に写っているのはカメラマンの河村さん)

青函トンネル内でトラブルが発生した時に使う折り畳み式ハシゴを室内で発見。

3号車の2階建食堂車にて(仕事の疲れか?それとも飲み過ぎか?瞼がおも〜い)。 ディナーコースは予約が必要。フランス料理(肉または魚)7,800円、懐石御膳5,500円。なおパブタイム(21:30〜23:00)は予約なしで誰でも利用できます。ツマミも飲み物も種類が豊富!

北海道に入り、函館本線“八雲−長万部”間で雪原の彼方から眩いほどの太陽が昇ってきた瞬間。

青森−函館 間をED79型機関車に牽かれたカシオペアは、函館からこのDD51型ディーゼル機関車2両による「重連運転」で終着駅の札幌まで向かいます。この機関車はパワーと高速性を兼ね備えたディーゼル機関車の傑作。12号車のラウンジカーの最前列は窓が足元まで切れ込んでいるため素晴らしい眺めを堪能できます。窓を叩く雪や雪煙が舞い上がるのが良く見えます(この特等席に座るには忍耐と努力と運が必要)。

上野発 :16時20分、札幌着:翌日の8時55分。
所要時間:16時間35分
走行距離:1207.9km(東京駅からは1211.5km)

時間に余裕のある方は是非一度ご乗車ください!!

もどる
コピー禁止フジテレビホームページに掲載されている写真はすべて著作権管理ソフトで保護され、掲載期限を過ぎたものについては削除されます。無断で転載、加工などを行うと、著作権に基づく処罰の対象になる場合もあります。『著作権について』のページもお読み下さい。
著作権について