Y2Kリアルリポート今年2000年の年明けは、ミレニアムでどこも大変な盛り上がりようでしたが、一方Y2K、コンピュータ2000年問題という大きなヤマがありました。

各方面での事前の対策が功を奏したようで、結局取り立てて大きな問題は起こらずに新年を迎えることができたのですが、99年の年の瀬は「ロシアの原発が危ない」 だの、「どこかのミサイルが誤発射されるのでは」 など様々な情報やデマも乱れ飛ぶ中、年末も押し迫って実際にイギリスの銀行ではカードが正常に機能しなくなる事態も起こりました。大みそかは日本国内でも、多くの銀行がATMを早じまい、各企業の担当者は泊まり込みで不測の事態に備えるなど、ミレニアムのお祭り騒ぎの一方で緊迫したムードのところも多かったようです。

フジテレビでも報道は、ほぼ総動員という布陣で年またぎに臨み、Y2Kのニュースに備えました。結局は杞憂に終わった格好ですが、Y2K担当アナとして身を置いたCX報道センターの、大みそかから元旦にかけての一夜を振り返ってご紹介しましょう(撮影は報道センター吉田優子記者)。

31日午後7時 午後9時
■Y2K情報統括チームのミーティング

ミーティング風景
金融・エネルギー・情報通信・商社など各方面からの情報の流れを、もう一度おさらい。この夜は、官庁や企業、交通機関など数十もの箇所に記者やカメラが張りつき、報道センターに情報が刻々と入ってくる。
■ナイジェリアの病院で
      システムダウンの情報が…

システムダウンの情報が…

しかし確認とれず・・・

1日午前0時
■年またぎの瞬間

年またぎの瞬間
2000年への年またぎの瞬間を報道センターの時計が刻む。その瞬間、センターはほぼ総立ち、緊張はピークに


イベントの花火が
一方、外では華々しくカウントダウンイベントの花火が… お祭り気分一色の外とのムードの落差を実感

午前0時50分

午前1時05分
■安全宣言

安全宣言
小渕総理が会見。全員が映像に見入る。
総理は事実上の「安全宣言」を発表。
■報道センターからカットイン

報道センターからカットイン
総理の会見を受けて、生放送『ワールドカウントダウン』に報道センターからカットイン。一足早く 新年を迎えたオーストラリアなどを含め、国内外で大きなトラブルはなしと放送。

■その後
最危険国の一つと言われたロシアの年明けとなる日本時間午前6時を何事もなくやりすごし、グリニッジ標準時の午前0時にあたる日本時間午前9時をもって、Y2K態勢は解除となりました。


若干拍子抜けはしたものの、重大なトラブルが何もなくて本当に良かったというのが実感です。ただこれも、周到に準備に準備が重ねられて来たからこそなのでしょうが。
その意味では警鐘を鳴らしてきた我々マスコミのY2K事前報道も、少しはお役に立ったということになりましょうか。


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