アナマガ

どちらかというと シッカリ書きたい人のためのコーナー 10年以上に渡り、続いてきたアナルームニュースの中で 好例の連載企画を「コラム」という形で集めました。 個性あふれるラインアップ!ブログとはひと味違う魅力をお楽しみください!

アナルームニュース 2010年07月15日号

西山アナの「お台場合衆国限定!“さくら”が3Dに!」


何がはじまるの・・・?


「さくらと今年も桜を見に行きました!」とのんきに報告しようと思っていたら、さくらに大変なオファーが舞い込みました。

「きょうのわんこ」への出演依頼、しかも3Dで撮影したいとのこと!

「3D」って、あのアバターの???
なんでさくら???


実は、今夏のフジテレビの目玉イベント ≪お台場合衆国2010年~笑うBAYには福きたる~≫のなかで、3Dの映像を楽しんでもらう3Dシアター(無料)があり、その映像の中のソフトとして「きょうのわんこ」が登場するのです。
そのスペシャルな「きょうのわんこ」にさくらが出演することになったのです。 撮影当日は、快晴。絶好のロケ日和と思いきや、後にこの天気がさくらを苦しめることに・・・。


みんなでゾロゾロ

天気のいい土手で撮影中

朝7時にロケクルーが到着。総勢11名のスタッフと柴犬一匹のロケが始まりました。

スタッフや慣れないカメラに怯えることもなく、スムーズにロケ開始。きっとさくらは、「ただのお散歩」と思って出かけたに違いありません。



ところでみなさん、3Dのカメラって見たことありますか?

それが、「ソニーPCL」が作ったこのカメラ。丸い小さなレンズが2つついている箱のような形をしたものです。それぞれのレンズが人間の左右の目の役割を担っていて、これまでにない立体感や奥行きのある映像3Dの世界を作り出すのです。


この2つのバランスをとるのがなんせ大変。

1カット撮影するごとに、上下、左右、奥行き等を調整する必要があり、しかも、モニターに映し出されるのは“3Dではない映像”。
2つのレンズを手動で調整する様は、まさに職人芸でした。

1カット撮影するのに30分近くかかるときもありました(調整している間に曇りになり、もう一度調整し直すこともしばしば・・・)。



そんなわけで、さくらがいつも5分で到着する土手に3時間かけて到着。
「もう、いいかげんに家に帰ろうよ!」というような眼差しで私に助けを求めるさくら。
日陰の無い土手で、汗びっしょりになりながら撮影をしているスタッフに弱音を吐けるわけでもなく、飼い主としては、さくらへの負担を何とか減らすため、わずかな日陰を見つけてはさくらを休ませてあげました。


あ、あつい~・・・

涼しい日陰で休憩中


暑いけどがんばります

ちょっと疲れちゃった



もう帰ろうよ・・・


暑くてへばっていても、本番ではほとんどNGを出さなかったさくら。

スタッフが、自然とさくらのことを「女優さん」と呼んでくれるようになりました。

こんなに「女優魂」があるとは飼い主も意外でした。




「さくら、つかれた?」 「ちょっとだけ。」

考えてみると、さくらとこうして長時間一緒にいるなんていつ以来だろう・・・。

2年前娘が生まれてからは、散歩は主人の担当に。
私は、なかなかさくらの相手をしてあげる時間もなく、毎日5分さくらのくびをマッサージしてあげるのがやっと。
暑い中での撮影だったけれども、私に寄り添ってくれたさくらが可愛くて仕方ありませんでした。




お疲れさまでした

ただの柴犬が、3Dだとどのように映るのか!
庭の柵からさくらが顔を出すシーンが最大の見所。(ちなみにこの1シーンを撮るために1時間近くかかりました。)

みなさん~!!この夏は、是非≪お台場合衆国≫3Dシアターへ!