イタリアを旅するパオロを含めた8人のメンバー達。この日は近くのビーチにやって来た。はしゃぐメンバー達の中、なおはひとり砂浜に座っていた。なおは、前日ゴウ に言われた言葉がまだ気になっていたのだ。 そんななおの元にパオロが。元気の無いなおを優しく気遣うパオロ。 パオロが皆の所へ戻った後、今度はゴウ がなおの元へ。 なお「皆と遊んどいで」 ゴウ 「海キライだからいい。しょっぱいから」 なおを傷つけてしまった事に気付いていないゴウ はなおの絵の続きを描き出した。しかし、なおは顔を見せる事ができない。 そしてついに泣き出してしまった。ゴウ に優しくされればされるほど涙が溢れ出てくる。ゴウ はただその場を立ち去るしかなかった。
そしてそんな、なおを心配そうに見つめるパオロ。ビーチから帰る途中パオロがゴウ
をよびだした。パオロ「最近、なおちゃんが元気がない。なおちゃんの幸せ欲しいから僕でもゴウ でもなおちゃん幸せにすればいいと思う。だから何かしなくちゃなぁと思って」 その日の午後、ひとり物思いに耽るパオロの元になおがやって来た。 なお「心配しんでいいしな。めっちゃ元気やし」 パオロ「僕もたぶんひとりでこの旅してたら落ち込むかもしれないな。良かった。皆に会えて。最高やね。夢見たい」 なおの膝枕で昼寝するパオロ。
翌日、街を散歩する一行。するとパオロがスタッフに声を掛けてきた。「なおちゃん好きになったんで、告白したいんですけど」 イタリアを離れる事になればパオロは皆とお別れをしなければならない。最後に自分の想いを伝えたいと考えたのであった。 そして他の6人にパオロが告白してもいいかの意見を聞いた。パオロの事を本当の仲間として受け入れていたメンバー達は全員一致でパオロの告白を認める。 ひとり複雑な想いで部屋へ戻るゴウ 。ゴウ にとってパオロは良き友であり良きライバルであった。ゴウ には予期せぬパオロの告白。なおに想いを寄せるゴウ は友人を失うばかりではなく愛する人も失ってしまうかもしれない…ゴウ は途方に暮れていた。
その夜、ひとりなおを待つパオロ。そしてなおがやって来た。パオロ「なおちゃんの為にプレゼント」 なおに向日葵の花を渡す。 パオロ「君は向日葵のようだし、ずっと向日葵のままいて欲しい」 なお「うれしい」 パオロ「この旅始まってからなおちゃんと一緒にいればいるほど気になったし君のこと忘れられないと思う。君の女らしさとか優しいし、君の笑顔…この笑顔毎日見れたら他の事どうでもよくなる。もう別れたくない。一緒にイタリアに残って欲しい。信じてよ。一人で帰りたくない。なおちゃんの事大好きだ」 精一杯の気持ちを伝えパオロは去っていった。 そしてパオロ、なお、ゴウ の3人はそれぞれ眠れぬ夜を過ごしていた。 パオロ“僕が出来る事は全部した” なお“ビックリしましたね。でもすごい純粋な人やし頼りになる。気持ち伝わりました。” ゴウ “自分の気持ちが高まっていく中でいきなりそれを取り上げられちゃうっていう…パオロがいなくなるのも寂しいんですけど…なおまでいなくなると…戻って来て欲しい。ラブワゴンに”
翌日、約束の場所で待つパオロ。イタリア人パオロにとってラブワゴンの旅はこの場所で終わりとなる。ラブワゴンの中から見守るメンバー達。そんな中突然ゴウ が泣き出した。良き友であり心の支えであったパオロ。そしてその告白の相手であるなお。2人を同時に失うかもしれないという想いで涙を止められないでいた。 ついになおが来た。OKならイタリアに残る。 パオロ「僕の彼女になって欲しい。イタリアに残ってほしい」 なお「ごめんなさい…」 パオロ「泣かないで、なおちゃんには向日葵のようにいてほしい。出会えて良かった」 そしてメンバーとも別れの時がやって来た。 パオロ「皆に手紙を書きました。それを読もうかなと思って…
ナポリのユースホステルで出会ってから本当にあっという間だった。この旅中いろいろな経験できてすごく楽しかった。たぶん同じ経験を1人でしてもそんなに楽しくないと思う。 例えばカプリ島でも青の洞窟に何回も行った事があるのに皆と一緒に行った時全然違う所みたいだった。その他に僕が行ったことの無い所へ行って初体験も沢山出来ました。 最初は僕の事を他人の様に思っていた人もいたかもしれないけど時間が経てば経つほど僕はあいのりメンバーの8人目だと思う様になった。本当の友情を感じた。 明日から皆がいないと思うととても寂しいです。皆との思い出は僕の宝物です。皆とのこと一生忘れられないよ。 最後に皆体に気をつけて素敵な恋愛をしてね。 一杯、一杯…ありがとう。さようなら」
イタリアで出会い自然と友情を深め合ったパオロとあいのりのメンバー達。そこには国境を越えた固い絆が生まれていた。抱き合うメンバーとパオロ。そして一番の友であったゴウ は 「これからは僕がなおを守るから」 パオロ「いいよ、頑張って」 ラブワゴンは走り出した。パオロはいつまでもラブワゴンを追い続けた。 そしてなおはいつまでも向日葵を胸に抱いていた。 イタリアで出会ったパオロの旅はこうして終わった。 パオロへの想いを残しイタリアを離れたラブワゴンは一路北を目指す。 そしてアルプスが見えてきた。ついにラブワゴンはフランスに入国。芸術とロマンの国フランスで7人の恋も更に盛り上る。 走る事3時間、過酷な山道の為かデヴィが体調を崩してしまった。千ちゃんすかさずデヴィの隣へ行き男らしくデヴィを気遣う。 そして千ちゃん 「吐きたかったら俺に吐いていいから」 とってもディープなお言葉。 シャモニーに到着した7人。アルプス最高峰モンブランを見に行く事に。しかしデヴィがひとりラブワゴンに残ると言い出した。
結局メンバー達はデヴィを残しロープウェイで展望台を目指すことに。登る事20分、展望台に到着。素晴らしい景色に思わず千ちゃん「デヴィー見せてやりてー!」 その頃デヴィは車内に横たわっていた。 実はデヴィが残ったのは体調の為だけでは無かった。千ちゃんへの想いが強くなるにつれ重くのしかかってくる不安。 “千ちゃんと私は今までの環境が違いすぎたし…純粋な目をした千ちゃんとどう考えてもおかしいだろうなって。千ちゃんを好きになればなるほど辛くなっていく” 自分は千ちゃんにふさわしくないのではないかと感じ始めていた。
翌日、ラブワゴンは南アルプスへ。ラベンダー畑に囲まれた小さな村に到着。広場で休憩するメンバー達の中ひとり皆の輪から離れるデヴィ。心配して千ちゃんがデヴィの元へ。 千ちゃん「大丈夫?」 するとデヴィ 「リタイアする」 余りにも意外なこの言葉に千ちゃんは 「何でよ、俺どこまで見てきたかわがんねぇのか!」 千ちゃんを愛するがゆえ身を引こうと思ったデヴィ。そんなデヴィの気持ちを知らない千ちゃん。 その日はドライバーさんの知り合いの家に泊めてもらうことに。近所の人たちも集まり夕食はパーティ。賑やかな食事も終わり後片付けをするメンバー達。そんな中、千ちゃんはついに悲しみをこらえる事が出来ず泣き出してしまった。 「好きすぎてさぁ、好きすぎて泣くんだよ」 千ちゃんの辛い夜が過ぎていく。
翌日、一行は中世のお城を改装したホテルに泊まる事に。その夜、千ちゃんが理容師見習の藤原くんに髪を切ってもらっていた。実は2人の間には「勝負の日には髪を切ってもらいたいな。藤原くんに」 藤原くん「うん」 こんな約束があったのだった。 藤原くん「今までで一番印象に残った国は?」 千ちゃん「もしかして終わってみたらフランスになるかもしれない」 千ちゃんの髪を切る藤原くんの目から涙が…
「頑張って欲しいな、千ちゃんには。俺もいろんなアドバイスもらったし。マジで帰ると?」千ちゃん「帰るわ」 藤原くん「そっか…」 千ちゃん「ありがとう」 2人に辛い旅を乗り越えて来た者同士深い友情が芽生えていた。部屋を出て行く藤原くん。 千ちゃんは固い決意を胸にインドから伸ばし続けてきたヒゲを剃り始めた。 廊下に出た藤原くんは涙を止める事が出来ず座り込んでいた。
ついに長い旅の全てをぶつける時がやって来た。千ちゃんが向かった先はピンクのラブワゴン。「お世話になりました。チケット下さい」 そして告白の場所でデヴィを待つ千ちゃん。 インドから1万2千キロの旅をしてきた千ちゃんについに運命の結末が訪れようとしていた。 そして、デヴィがやって来た!千ちゃん 「デヴィに今日愛の告白したいなと思って」 千ちゃんを愛するが故自分から身を引こうとしたデヴィ。一世一代の大勝負に出た千ちゃん。 いくつもの国境を越えて育んできた2人の恋。果たしてこの純愛の結末は…!! 次回、10月9日(月)夜11時から千ちゃんの恋が伝説となる!
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