アイ~私と彼女と人工知能~

10月2日(月)スタート
24時25分より2週連続放送

COMMENT

香里奈

香里奈

演じた「田中雫」というキャラクターについて

「雫は“リケジョ”で少し頭が固く、プライドが高いところもあるけれど、恋愛下手でかわいらしいところもある女の子だなと思いました。愚痴ばかり言ったりするところや、酒飲みなところなど、少しおじさんっぽい言動もありますが、とても人間味のある魅力的な女性だなと思いました」

本格コメディー初挑戦となりましたが

「今までの役柄とはまた違い、新鮮でした。関監督もとても面白みのある方で、演じる上で自由にやらせていただいた部分もありますが、監督と色々と話をしながら、一緒にキャラクターを作っていくことが楽しかったです」

初共演となった池田エライザについて

「独特な雰囲気を持っていて、しっかりとした一面もありながら、ふとした瞬間に、こどものようなかわいらしい笑顔をすることもあったりと、色々な表情を見ることができて、楽しく共演させていただきました」

ファンの皆さんへのメッセージ

「最近ではAIの開発、進化が進んでいますが、これからもっとAIは色々な面で活躍し、将来はきっと、聖司のようなAIが現れることも不可能ではないんじゃないかと私は思っています。いろいろと便利な時代ですが、時に、便利になったが故に息苦しくなることも多いと思います。このドラマでは、雫とモモが聖司と生活を共にしていくことで、人間にとって本当に大切なものは何なのか、忘れかけていた大切にするべき想いなどを、聖司と関わることによって、改めて考えさせてくれるようなドラマになっています。コメディー要素も多いので、未知なAIとの暮らしをワクワク想像しながら、気楽に見て楽しんでいただけたらうれしいです」

池田エライザ

池田エライザ

演じた「桜井モモ」というキャラクターについて

「派手なことばかりするのにとっても繊細なモモは、演じているときは綱渡りをしているような感覚でした。他人のことばっかり考えちゃうモモの優しさと、自分をないがしろにしちゃう危なっかしさがモモの魅力です」

初共演となった香里奈について

「とても頼もしい方なので、現場にいらっしゃる日は安心感がすごかったです。ナチュラルな掛け合いもとても楽しかったので、素でいることができました」

ファンの皆さんへのメッセージ

「まだなんとなく想像つかないような世界のなかに、充満するリアリティ、近々こういうことがあるかも? と考えさせてくれるこの作品は、必見です。それぞれの個性を楽しんでください。よろしくお願いします」

志尊淳

志尊淳

演じた「今泉聖司」というキャラクターについて

「今回は圧倒的な知能があるが、少し変態というギャップのあるAI役を演じさせていただきました。初めて台本を読ませていただいたとき、人工知能でありながらどこか人間味のある、1人の男としてリアリティのある感情を持っていると感じていました。遠慮もなくビシビシと物事をいう部分もありますし、一見、やはり人の感情を理解するのは難しいのかな、と感じる部分もありますが、実は我々の数歩先まで空気を読みながら、雫とモモの関係性を大事に、自分のポジションよりも献身的に支えている、“できる子”だなと感じました」

AIを演じる上で、意識したことや難しかったことなどについて

「とにかく、“AI”というものが何なのか徹底的に調べました。今泉は、単調な機械のようなものでも、ロボットのようなものでもなく、AIという知能が人間として具現化された以上、ゲームや遊びに見えないよう気を付けながら、しっかりと人間味も出せるように工夫しました。今泉はまだ開発途中の人工知能なので完璧になりすぎないところが、特に難しかったような気もします。現代社会では、まだこういうAIを身近で感じる機会はないと思うので、視聴者の方が“近未来でこういうAIがいたらいいな”と思ってくれたら良いな、と考えながら演じました」

ファンの皆さんへのメッセージ

「人工知能が人間の姿になって、というのはなかなか想像つかないかもしれませんが、近未来でこういったことが現実になるかもしれません。将来、一人暮らしの家に帰ってきたときに“お帰り”って言ってくれる部屋に、一見コメディーのような、笑える部分もありますが、僕自身の中でも、今までにやったことない突き抜けたキャラクターで、直接的な言葉を発している部分もあります(笑)。そういった部分も楽しんでいただきながら、雫とモモと今泉の、ホームドラマのような物語を、是非楽しんでいただけたらうれしいです」

編成企画:加藤達也(フジテレビ編成部)

「注目されているAIを題材に、“奇妙なAIとの共同生活”という変わった企画に、さまざまな才能の皆さんに集まっていただきました!常に第一線で活躍してこられた女優の香里奈さんに、池田エライザさん、志尊淳さんという次世代の俳優さんの初めての競演!それを束ねるのは、圧倒的な映像センスを誇る映像監督の関和亮さん。劇版を担当していただいたアーティストの面々も初めての方ばかり。テレビに限らず、さまざまなジャンルの皆さんが、テレビドラマで何か“新しい”ことができないかと、模索し挑戦したオリジナルドラマになっております。テレビに加えて、配信や、CSやBSと多様にメディアの環境が変わっている中で、フジテレビの新たに生まれた枠でどんなエンターテイメントがお届けできるか。フジテレビの深夜のチャレンジをぜひご覧いただければと思います」