CLAMP TALK SPECIAL : H Jungle


TK in Talking with HAMA-chan.



tk:
今日のゲストの方と共にですね、ある南の方に行ってきたんですけども。

H.J:
はい、ちょっとね。

tk:
遠いところへ。

H.J:
マダガスカルの方へ行きましてね。小室さんとは、一回会うと、それから何かと会いますよね。

tk:
続きますよね。途切れると、ぜんぜん会わないですけどね。

H.J:
そうなんですよ。あ、この番組いいですね、ほんまもんの水割りなんですね。僕、お酒はたしなむ方なんで。

tk:
この前、酒豪だって自負してましたよね。

H.J:
ええ、僕は酒豪ですよ。その南の島でも酒ばっかり飲んでましたから。誰かつっこんでくれよ。

tk:
ここでは誰もつっこまないですから。

H.J:
そうですよね。でも、人の番組くると、やっぱりね、なるほどねって感じありますね。裏のセットはウチの番組のセットやないかっていう。

tk:
本当だ。

H.J:
兄弟番組みたいですもんね。

tk:
これが二軍なんですよ。

H.J:
二軍なんですか?

tk:
うん。

H.J:
なんか、この番組で「HEY!HEY!HEY!出たら?」とかゆうて、勧誘してくれてるらしいじゃないですか?

tk:
そう。だから、ここがナラシですよ。だから、質問としては「あの二人の間に入るのはどうですか?」とか「入ってみたらどうですか?」とか。

H.J:
なるほど。相手のリアクションは?

tk:
大体、みんな言うのが「好きです」ってこと。見るのはね。

H.J:
見るのはですか?

tk:
みんな見てますよ。

H.J:
あ、そうですか?

tk:
見てるし、で、お笑いも大好きだって人は多いね。

H.J:
あ、そうですか?ミュージシャンの方で?

tk:
ミュージシャンは多いですよ。それで「じゃあ、一緒にトークでもやってみたらいいじゃないですか?僕もやったんだから」って言って。

H.J:
振るわけでしょ?

tk:
それでブッキングが成立する人もいますよね。

H.J:
成立しない人はどうなんでしょう?逃げに入ってるんですかね?

tk:
うーん……やっぱり……。

H.J:
一枚目ん時も感じたんですけどね、二枚目は特にです ね。小室さんが歌ってるのを最初に聞くと、難しい感じしますわ。一枚目のデモ テープの時は「なんじゃ?これ」と思ったし。小室さんが歌うてんの聴いてるわ けでしょ?「これが世に出るんか?おい。これ、売れるかよ?え?」みたいの ね。で、二枚目はね、素人ながらに「一枚目の時より曲がええわ。でも、難しい な、これ」っていう。で、ましてや小室さんの歌ですから。小室さんが歌ってる のを聴いてますから、難しく感じるんですよ。

tk:
俺の歌って難しく聴こえるみたいですね。

H.J:
聴こえますよ。

tk:
キーがメチャクチャ高かったりとかに、聴こえるみたいですね。

H.J:
だから、レコーディング前、大丈夫かな?歌えんのかな?」って不安がありますよ。

tk:
今回の方が難しいから、心配でしたね。

H.J:
難しいです。ほんま難しかったです。

tk:
だから、歌ってるのを聴いててね、ドキドキしてましたよ。

H.J:
小室さんて、あんまり悪いようには言いませんよね?それ、なんか戦略ですか?

tk:
悪いように言う人いませんよ。

H.J:
ほんまですか?

tk:
うん。ディレクターの人で「ボロボロですね」とか言う人はいませんよ。

H.J:
ほんまは思うてても?

tk:
言わない、言わない。

H.J:
でも、「いや、あそこちょっと、どうのこうの」とか言われても、ほら、こっちは「そりゃ、しゃあないわ」みたいな気持ちじゃないですか?

tk:
ああ、「そこの音が違ってるよ」とかね。

H.J:
うん。

tk:
「リズムが変だよ」とかね。

H.J:
はいはい。他の人に対してもそうなんですか?言わないですか?

tk:
言わないですよ。それは大体のディレクターとか、ボーカルを録る人は言わないと思いますよ。

H.J:
あ、そういうもんですか。

tk:
スパルタ系の人も中にはいますかね?

H.J:
今回の場合も、前の場合も、そうでしたけど、ガラス張りの向こう側におるわけじゃないですか。僕からは顔の表情も見えないでしょ?だから、舌打ちされててもわからないんですよ。「チッ」とか。

tk:
「ダメだ!ダメだ!」。とかね。言ってませんよ。安心してよ。

H.J:
でもね、あっちの部屋で「なに言うてんのやろ?」みたいなね。気になるもんでしょ。トークバックで「あそこはどうや」とかって言うことって、まずないじゃないですか?小室さんの場合は。「あそこの部分だけ、もう一回歌いましょうか」とかだけでしょ。

tk:
そうですね。基本的に悪くないからですよ。本当ですよ。

H.J:
そうですか?

tk:
ええ。さすがに曲の頭から終わりまで、音程がズレていたら、言いますよ。カラオケなら「キーをもう1ぐらい下げた方がいいんじゃないの?」って状態だったら、さすがに言いますけど。そういのないからね。

H.J:
そうですか。

tk:
基本的に、歌が好きでしょ?

H.J:
そうですね。

tk:
ね。

H.J:
好きな方でしょうね。

tk:
好きだから、気持ち良く歌って欲しいですからね。「じゃあ、goingHomeのgoだけ録りますから」とか言っても、楽しくないでしょ。

H.J:
はいはい。

tk:
そういう録り方をする人も人いますから。

H.J:
いますよね。

tk:
細かくね。「homeのhoだけやってください」とか。細かくやりますから。

H.J:
それは逆に難しいでしょ?

tk:
難しいでしょうね?それに好きな人だと、気持ちが入らな いからね。やっぱりブロックで歌ってもらわないと。

H.J:
そうですよね。こっからここまで、みたいのね。いや、 それがちょっと気になったんですよ。小室さんの場合は大体そうですから。ま あ、僕は2曲しかやってませんけど、ほんまに細かいことって、ないねんなぁっ て。

tk:
それで何本か録って、で、いいところをつなぎますから ね。だから、よかったと思いますけどね。

H.J:
『Wowwartonight』で、バーンといったん はええけども、「まあ、そない言うても所詮は」と思ってた矢先に、「『2枚目 出す』とかってぬかしてるで、こいつら」みたいなね。「なめてるでぇ」みたい な。世間にはそんな意識もあるんでしょうけどね。

tk:
あるんでしょうね。

H.J:
なめてるんですけどね。

tk:
一番象徴的なのがビデオですね。

H.J:
いやいや、あの絵を見てくれたらね、なめてますよ。今回のビデオは。僕、あれは好きなんですよ。ああいう状況で二人がおるいうだけで、僕はOKじゃないか、と。

tk:
あれはH・Jungleの企画ですからね。

H.J:
そうですよね。

tk:
Hの企画です。

H.J:
私です。もう「南の島へ行きましょう」って言った時、小室さんを含めて、スタッフ全員がもうまっ青で。「二人がおらないかん」って言うたんですよ。

tk:
もう鳩が豆鉄砲玉の状態でしたね。「本気で言ってるのかな?この人は」みたいな。

H.J:
軽い日射病かかって帰ってきましたからね。帰りの車、頭が痛かったですよね。

tk:
帰りの飛行機も爆睡でしたしね。

H.J:
そう、爆睡でしたね。二人並んで座ってたんですけどね。

tk:
行きも帰りも隣なんですよ。で、誰もH・JunglewithTだとはいってなかったですね。

H.J:
そうそう。ちょっと寂しかったですよね。二人が揃って座ってんのに「おまえ、一言ぐらいあるやろ」みたいな。

tk:
それにしても、いい企画を出してくれて。

H.J:
あの絵を見る人が、どう反応するかなんですよね。

tk:
空撮?

H.J:
空撮もありましたよ。金かかってますよ。ただ、空撮、しつこかったですよね。もうええやろ、いうぐらい飛んでましたわ。

tk:
最後は戦争映画みたいですしたね。

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