FACTORY TALK : thee michelle gun elephants



KEIKO in Talking with MICHELLE GUN ELEPHANTS

COZY:
今夜のお客様はミッシェル・ガン・エレファントの皆さんです。どうも初めまして…

メンバー:
どうも、はじめまして…。

COZY:
なんかライブハウスっぽかったんですよ、見てて。 あ、これ誉め言葉じゃないか?

ユウスケ:
いやいやいや、誉め言葉ですよ。

COZY:
なんか格好いいなあ!と思って…。

ユウスケ:
ま、ライブハウスあがりというか、未だにライブハウスなんです。

COZY:
ライブハウスは好きですか?

ユウスケ:
はい、

COZY:
お客さんが近い、というところですか?

ユウスケ:
ん〜、そうですね。お客さんが近いというか…、それもありますけれど…、空間というか?

COZY:
ちなみにどの辺とかでやられていたんですか?

ユウスケ:
やっぱり、おもにシモキタとかですかね?

COZY:
シモキタですか?

ユウスケ:
まあ、やり始めたのが「屋根裏」ですから…シモキタの屋根裏。そこが一応ホームグラウンドでやり始めて…はや5年。

COZY:
へえ、そうですか?で、今レコード会社も決まって、いきなりロンドンレコーディングでしょう?やっぱロンドン行きたかったんですか?

ユウスケ:
いや、別に…新宿でも良かったんですけれど、どこ行きたいか?って言われて、ま、俺らだったらロンドン行くしかないんじゃないか?って思っていたんで…。ロンドンって言ったらこう、トントン拍子で決まって…、まあ、ありがたいことですわ。

COZY:
実際行ってみたロンドンはどうでしたか?

ユウスケ:
いや。いいとこでしたね。

COZY:
イメージ通り?

ユウスケ:
イメージというのはあまり持たなかったんですけれ ど…、そう、まあ、すごくね…。まあ、行ってたのはロンドン市内だったんです けれど、あの、結構田舎みたいな感じで…建物自体みんな古いじゃないですか? だから背が低くていろんなものの…。だから凄く、こう空が広くて…、地球だな あ…って感じでした。

COZY:
ああ、なるほどね。で、本場のパブ・ロックを見てきた?

全員:
見ましたね〜。

カズユキ:
ウィルコ・ジョンソン。

COZY:
格好よかったですか?

カズユキ:
格好よかったです。雰囲気良かったですよ。

ユウスケ:
あの、日本に来たときに前座をやらして貰ったんで すよ。やらして貰った事があるんですよ…。それをパブで見てしまいましたね。

カズユキ:
ちっちゃいライブハウスみたいな所で。何ポンド だったっけ?

ユウスケ:
5ポンド?1000円ぐらい?

COZY:
やっぱそのライブハウスというか、パブロックというか、その辺がルーツになっているんですか?

ユウスケ:
もうパブロックと“フー”“キンクス”“スモールヘリテイジ”もう、そればっかりなんですけれど…。

COZY:
でも、おもにサウンドを構築するのは誰が 全員:全員です。

カズユキ:
全員でスタジオでセッションしながら…。

COZY:
せ〜のって感じで?

全員:
そうですね?

カズユキ:
下書きをチバ(ユウスケ)が書いてきて…それに全員でツイン・リードをつけて…

COZY:
あの、サウンドのルーツは各々違うんですか?

カズユキ:
もともと聞いていたやつ?そうですね、まあ、繋がっているというか?

ユウスケ:
だんだん、みんなが格好いいと思うのがこう、寄ってくるというか?だからより頑なになってしまうんですけれど…。格好いいものがロックなんですよ。

COZY:
それは音楽っていう意味ですか?

ユウスケ:
音楽っていうか?なんかそれこそ映画にしても、本でも?なんか。だから 本当にマービン・ゲイとかオーティスとか聞いても、ロックだなあと思っちゃうんですよ。

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