COME BACK CLAMP TALK : 葛城哲哉



TK, DAISUKE and KINE talking with KATSU [写真提供 PATi*PATi]

tk:
みんなね、似てるから、この二人(小室・浅倉)は。誰が真似しても同じなんだ けどさ。

葛城:
今はね、指定するの。ギターを入れてると、「もっとここはこう、ガァーン と」とか「八分でキザんでくれ」とか。知恵付けちゃってね。

tk:
まあ、じゃあなに?なんとなくだけど、大ちゃんを柱にして?

葛城:
そう。だから、大介が夏にね、ソロでライヴで動きたいなっていうのがきっか けで。

tk:
でしょうね。

葛城:
で、バンドがさ、転換するじゃない、イベントって。で、その転換するのを、 僕がギタリストとして参加して、両方つなぎながら一本、筋、通してらいい なっていうのがあって。

tk:
それはわかりましたよ。だから、さっき二人でやって、二人で音楽を作るって いうから、またすごいわかんなかったのね。

木根:
二人ではね。

tk:
大ちゃんと木根さんで50/50だと、どういう音楽が出来るかわからないから さ。 浅倉でもなんか、面白いですよね。

木根:
でもね、ちょっとね、やってみようかって話し、あるんだよね。

tk:
あるんだ?それは。

木根:
大ちゃんが曲を書いて、 俺が詞を書いて、葛Gが歌うの。

tk:
へぇー。そういうのもやってるんだ?

葛城:
なに?大介が曲書いて、木根さんの詞で、俺が歌うわけ?

木根:
うん。そう。 浅倉それ、面白そうですよね。

tk:
そうだね 。作詞家になっちゃったね、木根さんも。

木根:
いやいや、べつに作詞家じゃあ。

tk:
詞、書いてますね。

木根:
うーん、ボチボチね。

tk:
詞なんか書いてなかったんだよね、一切。

葛城:
そうだよね。

木根:
背中ぐらいしか掻いてなかったよ。

葛城:
あ、そう?

tk:
あ、今のギャグだったのね?

木根:
うん。

葛城:
でも、ソロアルバムからだっけ?書き始めたのは。

木根:
うん、ソロアルバムぐらいから。

葛城:
そうだよね。

tk:
で、まあ、大ちゃんも、歌やってみたりしてるしね。葛Gもなんかやってみた ら?

葛城:
うん。だから僕も、え?歌とギター以外で?

tk:
うん。なんかね。

木根:
バイオリンやってるじゃん。

tk:
バイオリンはだって、元からやってるよ。元からね。

葛城:
まあでも…。

tk:
俺よりウマいんだもん、ぜんぜん。

木根:
『キラキラ星』だよね?

tk:
そうだっけ?

葛城:
いや、それがね、あの、けっこうステージで、横浜アリーナとかで、ちょっと やったのよ。後で聴いたらね、ヘタだった。もう、上がっちゃって上がっ ちゃって、ダメだね、やっぱ。

木根:
特殊な楽器だからね。

tk:
この人もね、多芸なんですよ。

木根:
多芸だね。

tk:
いろいろ出来るんですよ。

葛城:
そうかな?

木根:
あなたも多芸じゃない。

tk:
なに?ギターなんて弾けないじゃん、ちゃんと。

木根:
で、いつドラムやるの?

葛城:
弾いてるじゃない、ビデオで。

tk:
あれは絵だから。

葛城:
あ、そう。

tk:
レコーディングではチョコチョコっとはね、最近弾いてるけど、本当に。

葛城:
だって俺、なんだっけ?あの『もっともっと』のレコーディングやった時 に、あのアルペジオのギターって小室さんが弾いてんの。

木根:
これからは味の時代ですからね。

tk:
………。

木根:
なに?その。

葛城:
止めるなよ、話しをよ。

tk:
さっき、名言を言って帰ってくれとお願いしたから。

木根:
そうそう。

葛城:
あ、そうなんだ。

tk:
それですね?

葛城:
疲れる…。

木根:
なんか、情けない名言だな。

tk:
あ、それぞれ味があるってことですか?

木根:
そうそう、そう。

tk:
「そうそう」って。自分で言っといて、人に委ねないでよ、解釈を。

木根:
いや、さっき、そんな話し出たから、ほら。ギター、そんなウマくなくても味 でね、いい雰囲気が出る時もあるじゃないっていう話しをね。

tk:
じゃあ、まあ、変にまとめますけどね、個性がぶつかり合って、その味のある 個性が、なんか産み出すって感じですね?夏は。

葛城:
そうだね。

tk:
産み出ると。

木根:
そうですね。

葛城:
なんかまあ、お祭りだよね。夏、ちょっとお祭りをやりたいなと。まあ、それ にちょうどいいタイミングで、大介がソロで動き出すんで、まあ、そこを力入 れて。あとはまあ、俺もソロのバンドの部分と、二人とかみ合った部分と、出 していければ面白いなぁと。

木根:
なんか、わかんないね。 浅倉どうなるんでしょうかね?

葛城:
おまえが不安に思ってどうする。

tk:
あのね、みんなライヴの予定があって、みんなコンサートすごい大事にしてる のを聞くと、まあ、羨ましいなと、ちょっと思うもんね。話し聞いててね。

葛城:
でも、ぜんぜんヤル気ないの?

tk:
ヤル気なくはないよ。

葛城:
あ、そう。

tk:
ないけど、体力に自信ないのね、今。本当に。

木根:
本当?

tk:
足とかやっぱり、すごい怖い。

葛城:
足はくるね。

tk:
走れないと思うもんね。少し鍛えないとね。

木根:
まあ、走んなくてもべつにね。コンサートは。

tk:
いや、やっぱ違うでしょ。

葛城:
いや、走りたがるじゃない、それがまた。

tk:
やっぱりね。

木根:
走るだろうな。もう、右から左へと。

tk:
走らないとね。

木根:
蝶のように。

tk:
蝶のようにはヨシキでしょ。

木根:
ああ、そうだ。蝶はヨシキだった。

葛城:
舞ってたね、クルクル。

tk:
蝶はX系ですね。

葛城:
そうだね 。

木根:
犬のように走ったりして。何系だろうね?

tk:
そうかもね。戌年だし。

木根:
そうだよね。チョコチョコチョコって感じだよね。

tk:
まあ、一番合ってるかもしれない。

葛城:
なんの話ししてんだよ。

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