CLAMP TALK : 今田耕司 (KOJI1200)


TK in Talking with KOJI.

今田:
あの…ちょっといいですか…弱輩者が言うのもなんですけど、本当に可 愛らしい方ですよね。小室さんって。

tk:
そうですか?憎さ百倍みたいに思ってる人もいます。きっと。

今田:
そうですか。嫌な威圧感みたいのないですよね。

tk:
ああ。

今田:
売れてはる人が出す、喋りにく〜い威圧感はないですよね。初めてお会い しますけど。

tk:
そうですか?なんていったらいいかな?柔らか系ですかね。

今田:
柔らかいですよ。なんか、ホッとしますわ。

tk:
よく「物腰が柔らかい人ですね」とか言われますけどね。

今田:
ちょっとだけ近づいてもいいですか?(椅子ごと近くに移動する)

tk:
べつに男性好みじゃないですけど、男の人と近づいたりっていうスキンシ ップは平気なんですよ。

今田:
べつに「好き」とかじゃなくてですか。

tk:
そういう方ですか?

今田:
僕ですか?僕もそういう人じゃないんですけど、仕掛けていくのは好き ですね、仲間に。わざと手をさわってみたりとか。

tk:
嫌な人いません?お酒飲んで抱きついたり、手を持ってノリノリで。

今田:
そういうのはダメですね。自分から攻める方が。

tk:
そっちは、平気ですか?

今田:
平気です。そういう人じゃないんですけどね。

tk:
僕もね、男の人と飲んでいて、たまに寄っかかったりするの平気なんです よ。

今田:
え?ちょっとホロ酔いになって男性に寄っかかるんですか?

tk:
その相手もべつに意識しないし。

今田:
え?相手もそういう人じゃないんですか?

tk:
そうじゃないんですよ。でも、「気持ち悪いな」とは思わないですね。ぜ んぜん脈絡のない話しでしたね。ごめんなさい。

今田:
ぜんぜん平気です。

tk:
じゃあ、洋楽は聴いてたわけですね。

今田:
そうですね。東京ドームでのデュラン・デュランのコンサートに小室さん がゲストで出はりましたよね?

tk:
知ってるんですか?

今田:
はい。

tk:
あれはお客さんが入らなかったんですよ。それで僕がお助けマンみたいな 感じで参加して。

今田:
あ、そうだったんですか。

tk:
世界的には人気あったけど、お化粧も落としちゃった頃ですから。

今田:
ブレイクし終わってからですよね。

tk:
安心しちやった感じの時があったんですよ、デュラン・デュランにも。で 、ちょっと汚くなっちゃってたんですね。それでも売れてるから、平気な時 期で。だけど日本のあの頃のファンの人はジャケットのみたいに美形じゃな いと。

今田:
そうですよね。一風堂さんとかもそうだったじゃないですか。

tk:
メイクばっちりしてるのが好きだったファンが多かったから。それで東京 ドームが埋まらなかったんですよ。だから、僕がお助けでいったりして。ギ ターのウォーレンとは友達なので。

今田:
あ、それでですか。なるほどね。

tk:
僕も好きでしたよ。デュラン・デュランとか。服もあれっぽい格好してま したしね。

今田:
はいはい。

tk:
今、聞こうと思ったことがあったんですよ。本職にはお笑いのプロの仕事 があるじゃないですか。で、音楽もやって。どっちかっていうと幸せな状況 じゃないですか。

今田:
そうですね。好きなことはかなり。

tk:
最初の選択で音楽は採らなかったですか?

今田:
一番最初に?

tk:
バンドにいく人いるわけでしょ。

今田:
それはなかったですね。楽器は何一つやらなかったですしね。で、創作意 欲っていうんですかね?「歌を作りたい」とか「曲を作りたい」とかいう 意欲が、ぜんぜんなかったですね。

tk:
今田さんはコンビやトリオはやってないですよね。バンドっぽい形では。

今田:
そうですね。

tk:
ずっとソロ・アーティストですか?

今田:
基本的には一人ですね。

tk:
じゃあ、音楽でいうところのショーとかコンサートはないんですか?

今田:
コンサートですか?

tk:
お笑いの人でいうと…ライブですか?

今田:
昔は一人でコントをやってたんですよ。で、ライヴもやってましたけど。

tk:
でも、ずいぶん変わりましたね吉本も。いや、今田さんだけ変わったとい うことではなくて、もちろん浜ちゃんを僕がやったのもそうですけど。

今田:
そうですね。200万枚ですか?

tk:
今日の時点では、『WOW WAR TONIGHT ReMix』も足 したら、300万枚近くいってると思いますよ。

今田:
すごいですね。

tk:
二枚目『Going Going Home』もありますし。

今田:
そうそう。それもあるんですやん。

tk:
今日の時点では150万枚ぐらいじゃないですかね。

今田:
150万枚ですか?

tk:
ええ。シングル二枚で500万枚ぐらいはいってるんじゃないですかね? きっと。

今田:
すごいですね。浜田さんには、歌手印税っていうのが、またドーンと入っ てくるんですか?

tk:
ドーンと入りますね、当然。

今田:
150万枚と300万枚。

tk:
浜田さんの場合は歌唱印税じゃないかもしれないですけどね。

今田:
あ、違うんですか?

tk:
それはプロダクションの方に詳しく聞いてください。

今田:
お金好きな人が割り込んできたりしますからね。特に「原」っていう名字 のヤツには気をつけないとダメですからね。グッズを売ったりとかね。

tk:
そうですね。音楽ビジネスはお金がAさんからBさんにいく間に何人入る かで違ってきますから。

今田:
そうですよね。関係ないくせに、グッズに割り込むヤツもいますからね。

tk:
でも、みんなそうですよ。最初から入る人はせいぜい一人か二人ですよ。

今田:
「あ、いける」思うたら、そこに入ってくるんですか。

tk:
そうそう。たまに渋滞してますからね。入るために。

今田:
あ、聞きたいんですけどね、歌詞の印税ってあるじゃないですか。

tk:
はい。作詞印税ですね。

今田:
『SO・YA・NA』は『DA・YO・NE』という原形がありましたよ ね。シャ乱Qのつんくさんに言われたんですけど、そういう編詞っていう か、原形の詞を変えた場合は、また作詞とは別になるんですか?

tk:
別になりますね。

今田:
その場合、作詞印税は発生しないんですか?

tk:
僕が聞いてる限りですけど、英語の曲を日本語にしたりするじゃないです か、その場合は元の英語の詞を作った人に入りますね。印税は。

今田:
変えてる人には入らないんですか?訳をした人には?

tk:
入らないですね。

今田:
『SO・YA・NA』の場合は、どうなんですかね?

tk:
『SO・YA・NA』の場合は元々が『DA・YO・NE』でしょ?

今田:
『DA・YO・NE』っていう東京の歌詞があって。

tk:
訳詞とはぜんぜん違うから、もしかしたら入るかもしれないですね。

今田:
やったー。

tk:
でも、わかんないですよ。リリースしたのはいつでした。

今田:
去年の2月ですわ。

tk:
で、まだ入ってないですか?

今田:
現時点では、ビタ一文入ってないです。

tk:
あ、じゃあ、もう入ってないですね。

今田:
ええーっ?

tk:
半年ですから。

今田:
ええーっ?あんまりだぁ!

tk:
著作権はね。

今田:
ああーっ!騙された、吉本に。

tk:
買い取りじゃないですか?

今田:
ああーっ!

tk:
15万円ぐらいの。

今田:
ほんまですかー?

tk:
わかんないですよ。1年後の2月にまとめてドカンと入るかもしれないで すよ。

今田:
あと半月ぐらいでハッキリするんですか。

tk:
もしかしたら、ハッキリするかもしれないです。

今田:
吉本には入るって言われてるんですよ。ダウンタウンさんの岡本マネー ジャーから「ドえらい数字が入りますよ。今田さん。よかったですね。おめ でとうございます」って言われたんですよ。でも、つんくさんには「そんな ん1円も入りませんよ」って。で、東野と二人でヤケ酒ですわ。

tk:
基本は入らないですよ。

今田:
基本は?

tk:
でも、作詞もやっぱり印税生活の一つですからね。

今田:
そうですよね。

tk:
大事ですよ。だんだん頭よくなるんですよ。やってるうちに。いろんなパ ーセンテージありますから。そういうのをわかってないと苦労した甲斐がない ですから。

今田:
あの華原朋美とかね。一緒に僕らと番組やってたじゃないですか彼女は。 今の芸能界にね、夢、与えましたわ。

tk:
そうですか?

今田:
ええ。サクセス!半年後はどうなるかわからないじゃないですか。この 世界。で、アメリカみたいにボーンていうのもないじゃないですか。で、ま あ、一緒に番組もやってて、水中に潜ってカルタとりとかも一生懸命やって くれてたじゃないですか。それがですよ、半年したらトップテン歌手じゃな いですか。やっぱり「こいつ歌える」と思うて?

tk:
そうですね。見てたんじゃないんですよ。僕はね。何でしたっけ?『ウブ ゲ』でしたっけ?一回も見たことなかったんですよ。

今田:
一回も見てないですか?え?スタッフが「小室さんも見てます」言う てたんも嘘やったんですね。

tk:
嘘ですね。

今田:
汚いなぁ、芸能界。でも、やっぱり小室さんのところに行ったら変わりま すよね。見た感じも。

tk:
あ、ダウンタウンとデュラン・デュランはちょっと似てますね。

今田:
ああ、似てますね。浜田さんもだいぶ変わりましたよ。H Jungle with tなんて。昔、車乗せてもろたらね、石原裕次郎さんとか、坂本 九さんのベスト聴いてましたもん。

tk:
浜田さんてはけっこう親父っぽいですよね。

今田:
ええ。親父よりも極道のノリといいますか。一時期いかついセンチュリー 乗ってましたしね。その中で石原裕次郎を聴いて、唸ってはりましたから ね。変わりましたよ。

tk:
今、お洒落ですよ。

今田:
ね。お洒落芸能人の上位でしょ。

tk:
もうトップでしょ。

今田:
大阪にいてはる時、タンクトップにジャケットはおってたこともあったん ですよ。東京の人は知らんと思いますけど。僕は十年ぐらい可愛がってもら ってるんで。

tk:
東野さんは、メチャクチャ音痴だから、やらないですかね。音楽は。

今田:
あ、でも、アメリカンロックは好きなんですよ。ローリングストーンズと か。

tk:
あ、僕、あの人の顔を見て、ロックは好きそうな顔だな、と思いましたよ。

今田:
そうです。洋楽の話は、ほとんど東野君と二人でやってますね。クイーン とかね。最近のはぜんぜん知らないですけど。ほとんど80年代。車の中で も昔のを集めたヤツあるじゃないですか。ビルボードの80年代の10曲と か。そういうのをずっと聴いてますよ。

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