CLAMP TALK : YUKI (trf)


TK in Talking with YUKI.

tk:
ユウキもこのあいだの、とにかく東京ドームはもう、素晴らしかったと思うん ですけど。

YUKI:
あ、ありがとうございます。

tk:
まあ、最高だったんですけどね。まあ、それはお話ししましたけど、いろん な顔を持ってるからね。

YUKI:
私ですか? 

tk:
ええ。もうね、みなさんは知らない顔も持ってますからね。すごくね、アニ メが好きなんだよね。

YUKI:
うーん。あの、見たりするっていうか、声優のお仕事とかしたいっていう か。声を使う仕事をしたい。

tk:
こうやって喋ってる時とかも、「そうかもね」って思うよね。声の感じから するとね。

YUKI:
だから、わりと低いんですけど、ちょっと。

tk:
低いのかな? 

YUKI:
ガラってんですかね? 

tk:
うん。ガラって声だよね。サリーちゃんに出てくるヨシコちゃんみたいな声 の時もあるもんね。

YUKI:
そうですね。

tk:
ドラえもんの真似とかウマいんじゃない? 

YUKI:
いや、そんなのいいじゃないですか。ちょっと出来ないですね、ラジオじ ゃないと。

tk:
ラジオじゃ出来るんですよね。

YUKI:
ラジオの時はね、けっこうできちゃうんですけどね。

tk:
やつぱ、顔があるとね。

YUKI:
いや、小室さんにいらっしゃってもらった時は、さすがにちょっとおとな しくなっちゃいましたけど。

tk:
うん。ラジオはね、けっこういろんなことできるからね。でも声は、声だけ っちゅうわけじゃないけど、声だけじゃなくてそういったなんていうの? す ごい子供っぽいとこも、すごいあるよね。あのね、初期の頃、僕は知らなかっ たんですけど、スタッフと喋ってたこととか教えてもらってたりした時って。

YUKI:
えっ? スタッフの人が? 

tk:
スタッフの人とユウキの喋ってる会話の内容をね、僕、教えてもらったこと あって。

YUKI:
あ、そうですか。えっ? なんていったんですか? 恥ずかしいなぁ、な ん か。

tk:
「こういう人なんだ」とか思ってて。

YUKI:
放送では言えないようなことですか? 

tk:
いや、そんなことじゃないけど。駄洒落とか好きじゃん、すごい。

YUKI:
うん。基本的には。

tk:
小咄とか好きなんだよね。

YUKI:
好きですよ。だから、つまんない話しで笑ってます。最近はね、やっぱり  ね、あの、コウちゃんとかサムさんとかが話してるのを、聞いてて笑う方が  多いですけどね。

tk:
あ、本当。

YUKI:
でも、つまんない時はけっこう無視しちゃってますけど。

tk:
またこの後、サムやコウちゃんとお話しするけど、基本的に二人べつに面白 くないもんね。

YUKI:
いや、なんか、つまんないのが面白かったりするじゃないですか。

tk:
つまんないのが面白いところをね、そういうところ、僕たちもそうだけどね 。僕もそうなの。僕もね、決して面白いこと言える方のタイプの人間じゃない のね。あんまりウケない方なの、どっちかっていうと。それをもう、まあ、仕 方ないから、つまんないことをいって、どれだけたのしんでもらえるかってい うね、そんなことばっかやってるから。ユウキもその仲間に入るといいかもし んないね。

YUKI:
そうですね。わりとなんかあの、つまんないっていうか、古典的なものが すごい好きで。だからドリフとか、もう大好きですね。さっきあの、スタジ オここに来る前に、加藤茶がいたんですよ。でもあの、加藤茶はやっぱ、呼 び捨てになっちゃうんですよね。「加藤茶さん」じゃなくて。なんか、わか りますよね? 

tk:
わかるわかる、わかる。そういうところはぜんぜんやっぱり、音楽の雑誌と かさ、取材とかじゃ、見せられないとこだし。

YUKI:
そうですね。

tk:
歌の中の世界の主人公としてはさ、僕は、もっとなんか、ぜんぜん違う主人 公歌つてもらってるじゃない。そんな「私だって、ギャグも好きなの」とかっ ていう詞は書けないからね。そういう曲もあってもいいかもしんないけどね。 でも、もっとぜんぜんちがう女の人を描いてるじゃない。だからなかなか出せ ないし、出す必要もないかもしんないしね。でも、けっこうユウキなんかの、 そういう可愛い面もすごいあるっていうのをね、わかってもらいたいなぁとい う気もしますけどね。

YUKI:
なんかね、テレビとかでお話ししたりするのって、あんまりなんていうか 、 苦手なんですよ。

tk:
まあ、大体みんなね。

YUKI:
みんなそうですかね? 

tk:
みんな。「僕、好きなんですよ」っていうの、つんくぐらいですよ、これで 来たの。

YUKI:
ああ、そうですよね。

tk:
一言リクエストコーナー。

YUKI:
一言リクエストですか? うーん? 来年はじゃあ、レコーディングする 前に練習する時間をください。

tk:
そうですよね。

YUKI:
ストレートすぎましたか? 

tk:
いや、それはもちろん。

YUKI:
それは絶対。切らないでください。

tk:
「切らないでください」とかいってますね。闘いがね、ありますよね、そこ らへんね。まあ、本当にそれはでも、申し訳ないなぁと思いますよ。

YUKI:
でもね、あの、すごいね、いいふうに考えると、それだけすごい本当に一 発 勝負っていうのがあって、逆にすごい煽られてる感じがして、楽しかった り もするんですけどね。

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