COME BACK CLAMP TALK : 安室奈美恵



tk with talking AMURO

tk:
あの、このあいだから僕、話しにくいですかね?僕。ほとんど会話がないで すね。

安室:
ぜんぜんそんなことないです、はい。

tk:
このあいだ社長さんからチラッと聞きましたけど、もっとパァッと明るいんで すよね?普段は。

安室:
私ですか?そんなことなくて、おとなしいです、すごく。

tk:
あの、そういうふうに言われてたんで、「ああ、じゃあ、僕が喋りにくいんだ ろうな」と思ってたんですけど。

安室:
いえ、そんなことはないです。

tk:
ちょっと、それだけ素朴に聞きたかったんですけど、沖縄からね、東京に出て きて、14で出てきたっていうことは、なんていうのかな?ほとんどオリン ピックの選手みたいなもんですかね?水泳の選手とかね、なんかで合宿みた いな感じで、もう「日本のために頑張ってくるから、しばらく地元は離れて、 一人で頑張るよ」っていう感じなのかな?20歳とか18とかぐらいからだと、 なんか「そろそろ一人で自立して、一人暮しとかもしてみたいし」とか「おウ チからちょっと離れてみたい」とか、そういう気持ちもあると思うんですけ ど。多分14だったら、そういう感じじゃないと思うんですよ。

安室:
そうですよね。

tk:
どっちかっていうともう、そういう、さっきのスポーツ選手みたいな感じで。 「頑張らなきゃ」っていう感じな気がしてるんだけどね。

安室:
でも、東京に出てきた時は、何にも考えてなかったかもしれない。

tk:
あ、そういうのは?単純に寂しくない?だって、お友達とか、ぜんぜんいな いわけでしょ?

安室:
だから、一人で出てくる分には、すごく寂しかったと思うんですけど、でも、 グループで出てきたから、ぜんぜんそういうのは。

tk:
あ、そうか、そうか。あのスーパーモンキーズの4人の人は、みんな沖縄の人 なの?

安室:
はい。沖縄の。

tk:
あ、そうか、そうか。じゃあ、5人でドカッと出てきたんだね。

安室:
はい。

tk:
じゃあ、まさに合宿状態だね。

安室:
そうですね。

tk:
じゃあですね、第二の素朴な疑問ですけどね、14で出てきて、もう18だか ら、4年近くなりますよね?どうです?今年じゃないですか。やっぱり『Try Me』 で、いきなりドッと。いわゆるメジャーってヤツですよね、になって きたと思うんだけど。それまでって、「あ、これは今は修行の時期だから。ト レーニングの時期だから」っていう感じだったのかな?なんか「大丈夫かな? 」っていう感じとかなかった?

安室:
あ、ありました。いろいろ。

tk:
でも、「大体18ぐらいになれば、きっと売れんだろうな」とか思わなかった?

安室:
あ、そうですね。14ではね、ちょっとキツいですよね。

tk:
まあ、そうだよね、ちょっとね。14歳でユーロビートって言われても、ちょっ とね。

安室:
ちょっとね。「えっ?」って。

tk:
あ、そうだね。

安室:
あ、でも、東京に出てきたら、もう、すぐ有名人になれるんだ、と思ってたか ら。

tk:
あ、出てきて。

安室:
そう、すぐ曲を出せば。だから、すごいショックでしたけど、最初は。

tk:
あ、出してから、これといって変化もないですよね、じゃあね。でも、コマー シャルとかやってたよね?

安室:
そうですね。

tk:
でも、わかんなかったかな?そんなにね。

安室:
だから沖縄って、ぜんぜん情報量が少ないから、だからメジャーな人の番組し か映らないんですよ。だから、「あ、東京にいけば、この人たちと一緒に番組 に出れるんだな」っていう、それで来ちゃったから、ぜんぜんショックが大き かったから。

tk:
そうだね、広いからね。僕も沖縄でやっぱり「あ、小室哲哉だ!」って言われ るようになったら本物だ、と思ってましたよ。やっぱり最初にいった頃とか、 誰も知らなかったですね。TMネットワークなんて、わかんなかったですから。

安室:
そんなぁ。

tk:
本当に。それぐらいだし、やっぱり選ばれた人ですよね、沖縄での有名人てい うか、スターの人ってね。じゃあ、もしかしてアレですか?沖縄ではけっこ う人気があったとか?もうすでに。

安室:
え?誰ですか?

tk:
安室さんとかも。

安室:
あ、ぜんぜんです。

tk:
それはないんだ?

安室:
だって、今でも、私が出る番組、『ポンキッキーズ』しか流れない。だから、 沖縄の人って、「あ、奈美恵はこういうことやってんだ」ってしか、ぜんぜん 思われてない。
大変ですよね、でも。やっぱり曲作りって。

tk:
あの、でも、もうイメージがすごくハッキリとしてるから、楽です。「なんで もいいから、わかんないけどお願いします」っていう、浜田さんみたいのが一 番難しいんですけど。こう、意外としっかりとダンスとか、何、って言ってく れる人たちの方がね、楽なんですよね。あの、なんとなく作ってください、っ ていうよりは。本当に楽なんで。

安室:
え?でも、ぜんぜん曲が思い浮かばなかったりとかしないんですか?

tk:
曲ですか?今はね、なんとかね、なりますけどね。

安室:
なんとか…。

tk:
あの、音が鳴れば。なんか弾きますか?楽器って。なにもやらないですか?

安室:
はい。

tk:
なんか、DJやるとか、やってるという話しを聞きますけど。

安室:
あ、ナンチャッテDJやってま〜す。ちゃんと名刺まであるんです。

tk:
あ、そうなんだ。え?どっかで回してんですか?夜。そういうわけじゃない んですね。

安室:
あ、でも今度やるのかな?自分のコンサートとかで。

tk:
あの、そうですね、なんか、すごい難しいですね。やっぱりこれは、年齢差で すかね?あの、どっちですか?バブルガムの、いつもレギュラーで一緒に やってる方は。

安室:
あ、トムさん。

tk:
トムさんの方ですか。トムさんとかは、もうペラペラ話します?

安室:
トムさんとは。

tk:
なにごとも、なにげなく話してますか?

安室:
うん、なにげなく。

tk:
さすが、慣れてますねトムさんとかね。僕、ちょっと緊張してます。

安室:
どうしてですか?

tk:
話題をどこに共通なものを見つけていいか、難しいですね。

安室:
ああ、難しいですね、それ。ああ、なんだろう?

tk:
べつにね、あの、ディスコクィーンだったっていうわけじゃないですもんね。 14歳じゃね。

安室:
でも私ね、ディスコとか、あんまりいったことない。あ、あまりっていうか、 ぜんぜん行ったことないですよ。

tk:
あ、ちょっとはあったりしてるんでしょ?

安室:
うん、たまに。時々。

tk:
スーパーモンキーズの方も、このあいだね、お会いしましたけど、みなさん同 じ年ですか?

安室:
えぇと、同じ年がいたり、年上がいたり。

tk:
みんな若いですよね、なんか。

安室:
はい。上が19かな?

tk:
すごく…中学生ぐらいの人もいたなぁ。

安室:
そうです。私たち、ピチピチギャルですよ。

tk:
若いですよね。

安室:
うん、若い。

tk:
まあ、年相応ということなんでしょうけどね。

安室:
うん。

tk:
きっと、東京のその人たちが、少し老けてるんでしょうね、じゃあね。

安室:
うん。ちょっと大人っぽい。大人っぽすぎますよ。大体ねぇ、やっぱり。

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