clamp talk : 加藤紀子
Kahala and Noriko Katoh
華原:
可愛いですね。
加藤:
本当? でも、朋ちゃんも。
華原:
ありがとうございます。今日はアルバムの発売ですね、明けて。
加藤:
そうです。
華原:
今日は2月4日ですけども,明けてもう今日発売日なので。
加藤:
はい。5日の日に。
華原:
題名は?
加藤:
「souvenir(スーヴェニール)」。
華原:
おみやげ。
加藤:
そう、フランス語でおみやげ。そういう意味です。
華原:
アルバムの写真がいっぱい。
加藤:
そう、ショッピングバッグを持って。
華原:
バッグをもって、すごい。あれはおみやげを詰める意味ですか?
加藤:
まあ、写真はわりとそういう感じで。曲はいろんな人と作ったので、ファンの人への「こんな楽しいものができたので、見て下さい。聴いてください」っていうおみやげの意味で。
華原:
あ、そういう意味があるんですね。
加藤:
そうなんですよ。
華原:
1月の15日には10枚目のシングル「ふゆがきた」をリリースして。
加藤:
はい「ふゆがきた」。
華原:
そして今日は、3枚目ですか?
加藤:
そうなんですけども。
華原:
3枚目のアルバムね。今日発売なんですけども
加藤:
そうなんです。
華原:
すごいいっぱいCD出してるんですよね。
加藤:
そう。あんまり人は気付いてないんだけど。
華原:
いえ、そんなことないです。
加藤:
うん。なんとか10枚出しましたね、シングルは。
華原:
そうですね。作曲は吉田拓郎さん。
加藤:
はい「ふゆがきた」は、拓郎さんが書いてくれて。
華原:
すごい雰囲気がいい感じですね。♪ふーゆーがーきた〜。
加藤:
ああ、嬉しい! 覚えてくれたんですね。
華原:
はい。すごいけっこう耳に入る、入り込む曲だと思います。
加藤:
本当? うれしい!! そう、拓郎さんが作ってくれて。デモテープをギター1本でスルッと歌ってくれて。それで1番だけだったんだけど、それだけでももう耳に残って。レコーディングした時、はじめちょっと難しかったのね。
華原:
はい。
加藤:
だけど、歌っていくうちに染み付いてくるっていうか、どんどん入ったりしてくるこっとてありませんか?
華原:
はい、あります。
加藤:
もう、そんな感じで。楽しく歌えたっていう感じ。
華原:
プロモーションビデオも見せていただいたんですけれども、あの「NOVA」の人。
加藤:
そう。
華原:
いますよね。
加藤:
そうです、そうです。いる。
華原:
私、「なんか見たことある人だなぁ」って。
加藤:
そうなの。「NOVA」の人が出てくれてて。で、監督が「NOVA」とか撮ってるヤマウチさんっていう方なんですよ。で、その多分ルートでお手伝いをして下さったんだと思うんですけど。私よりも多々目立つことがあって、「きゃぁ、素敵」とか思うんですけどね。
華原:
そうなんですか?
加藤:
うん、そうなんですよ。
華原:
いろんな人を誘うとか?
加藤:
そう。みんなついてくると、いつしか幸せになっているっていうね。
華原:
あ、そういう幸せな。
加藤:
そうなんです。
華原:
あの、吉田拓郎さんってどんな方なんですか?
加藤:
私ね、実際にまだお会いしたことがなくって。
華原:
あ、そうなんですか?
加藤:
そう。で、電話で話しまして。そしたら普通の。
華原:
普通の?
加藤:
普通の人だった。普通のっていうか。「LOVE LOVE」とかで見ている拓郎さんでした。
華原:
「LOVE LOVE あいしてる」ですか?
加藤:
うん、はい。なんか「あ、好きなように歌ってください」とか言って。頑固っぽく言うのかなあって思ってたんですけど、そんなこともなく。
華原:
そんなこともなく。
加藤:
うん。普通にお話をして。
華原:
普通にお話をして、それで曲が。
加藤:
曲が出来ました。
華原:
で、今日発売の、2月5日発売のアルバムには、11曲中9曲詞を書いていらっしゃるということで、すごいなって思ったんですけど。
加藤:
そうですか?
華原:
はい。詞を書くことは得意なことですか?
加藤:
ううん。もうね、絶対できないと思っていて。で、デビューした時も「きっとそういうことはきっとしないだろうなぁ」と思って。で、20歳ぐらいの時にマネージャーさんから「書いてみれば?」って言われて書いて、やっと1曲できたんですよ。でも何ヶ月経っても1曲の詞を書くのに1ヶ月半ぐらいかかる時とかあって、「やっぱり向いてないんだな」って思ったんですけど。今回のアルバムは、寝ころんで書いたんですよ、自分んちに。
華原:
寝ころんでですか。
加藤:
朋ちゃんどうやって書くの? 詞は。
華原:
私ですか? 私は絵日記みたいなもんですから。ぜんぜん詞を書くっていう意識はなくて。
加藤:
なくて。
華原:
あの、私の場合。こうですか。
加藤:
机にこう向かって?
華原:
勉強するみたいに机に向かっちゃうんですよ。だけど書けなくて、「うーん」ってふんぞり返って考えてる時に思いつくことを並べていくって感じです。でも、寝ころんでは書けません。
加藤:
ううん、横向きじゃなくて、うつ伏せに寝ころんだの。
華原:
あ、うつ伏せですね。すいませんでした。
加藤:
そう。それで床に寝ころんで曲を聴きながら、それで湧いたイメーでパズルみたいにして言葉を埋めていって。
華原:
パズル。すごいいい言葉ですね。パズルみたいにっていうの。
加藤:
本当?
華原:
はい。
加藤:
今回なんか。本当に隅から攻めていく。で、真ん中にはまった時に「わーい!! できたぁ!」っていう感じになって。で、気が付くとそれだけ書けてたっていう感じになりましたね。
華原:
すごいですね。
加藤:
うーん?
華原:
あの、音楽活動では、エレクトーンとか、ピアニカとか、そういう楽器が出来るっていう話をきいたんですけど。
加藤:
はい。
華原:
すごいですね。エレクトーンっていうのは、いつ頃から?
加藤:
えっとね、3歳ぐらいの時から。親戚んちにあったやつをもらって弾き始めたと思うんですけど、それからずっと高校生の2年生までやって。あと、それに合わせて将来ピアノの先生とか幼稚園の先生になるために。
華原:
幼稚園の先生ですか?
加藤:
うん、なれたら。
華原:
ああ、なんか想像しちゃう。
加藤:
あ、本当? そう。なれたらいいなと思ってピアノも習い始めて。で、ライヴの時にピアニカ吹いたりとかやったりしてるんですけどね。
華原:
そうですか。ライヴの活動とかもたくさんしてますよね。
加藤:
うん、ライヴが一番歌うということの中では好きな。
華原:
けっこう人前とかで歌ったりとかするのは好きなほうですか?
加藤:
うーん? この仕事になってから好きになったけど。でもテレビとかだと、直接ファンの人達とか会えないじゃないですか。だからね、ちゃんと会って、その一つの空間を一緒に味わえるっていうことがとっても最近楽しくって。一緒のその時間だけ空気吸えるじゃないですか。
華原:
アーティストですね。
加藤:
本当?
華原:
すごいですね。
加藤:
いやいや。
華原:
私は、まだそういう「一つの空気で」とか、そういうこと言えないんです。
加藤:
なんて言うんですか? 朋ちゃんの場合。
華原:
えーと、「いっぱいの人がいて、その中で自分は一人で歌ってまーす」とか、なんかそういう感じですけどね。みんなに聴いてもらいたくて、歌しか歌えないとかなんか、そういう幼稚なことですか。
加藤:
でもね、朋ちゃんが歌っているのを一度、歌のお仕事でご一緒させてもらった時に見たんですよ。
華原:
はい。
加藤:
その時、朋ちゃんは体調すごくが悪くって。風邪をひいてたのかな? なのに、すごく一生懸命それを気持ちよく歌ってる姿を見て、「あ、でもそれがプロ」っていうか。苦しいって顔するのは誰でも出来るじゃないですか。
華原:
ただ嫌だっただけじゃないですか? それは。違うかな。
加藤:
誰が? 朋ちゃんが? でも、すごく気持ちよさそうに歌ってて。で、その後の歌の順番だったから「頑張ろう」って。
華原:
あ、それは「ミュージックステーション」ですよね?
加藤:
そうです。それを見て、なんだか歌手を見たというか、そんな気持ちになりました。
華原:
ありがとうございます。
加藤:
普段は何して遊ぶの?
華原:
普段ですか? 一人でウロウロしてるんです。
加藤:
本当? ね、朋ちゃんに素朴な質問していい?
華原:
はい。
加藤:
デニーズに行ったりする?
華原:
行きますよ。デニーズのナタデココって、古いですけど、もうすごい好きですよ。
加藤:
好き? デニーズって楽しくない?
華原:
楽しいです!!
加藤:
ね。
華原:
あの、私の実家の目の前、目の前っていうか、歩いて1分35秒くらい歩いたところにデニーズがあるんですよ。そこによく行くんですよ。行ってたんですよね、実家に住んでる時は。夜中の3時とか。
加藤:
開いてるからね。
華原:
はい。
加藤:
なんか、メニュー見る時すごくワクワクしない?
華原:
します。
加藤:
ね。
華原:
あのデニーズの絵、知ってます?
加藤:
うん知ってる。
華原:
あれ、けっこうかわいいんですよね。
加藤:
江口寿史さんでしたっけ? って人が描いてる。
華原:
そう、はい。
加藤:
私の実家は鈴鹿なんですけど、三重県の。
華原:
はい。サーキットですか。
加藤:
そう、デニーズが無くって。名古屋に高校生ぐらいの時行った時、初めてデニーズを見たんですよ。
華原:
はい。
加藤:
で、「あ、こういうレストランがあるんだ」って思って。東京に来たらいっぱいあって、24時間開いてるんでしょ。
華原:
うん。
加藤:
すごい嬉しくって。で、行ったら入ったとこにおみやげいっぱい売ってて。
華原:
そうですよね。あれ、けっこういいんですよね。
加藤:
なんか、ちょっとだけ欲しくなる。
華原:
欲しい。
加藤:
そう、だからデニーズってワクワクするの私だけかなって思って。
華原:
いや、私も好きですよ。
加藤:
本当?
華原:
いつかどこかでデニーズで会ったら。
加藤:
じゃあ、ナタデココでも。
華原:
ナタデココでも。
加藤:
ね、一緒に。
華原:
旅行とか好きですか?
加藤:
うん、好き。
華原:
旅行好きなんですか。
加藤:
お休みとかドーンともらって、お正月とか、行ける時に。
華原:
一気に仕事をして、一気に休みをもらって、そしてまた仕事をするという。
加藤:
うん、そうなの。そうなんです。
華原:
そういう感じなんですね。
加藤:
うん。そうそう、そう。
華原:
あの、最近もお兄さんと一緒に出かけたという話を聞いたんですけれども。
加藤:
はい。うち、4つ離れた兄がいて。
華原:
4つですか。
加藤:
年上なんですけども。たまたま2日間お休みになって。
華原:
2日間。それがドーンとのお休みですか?
加藤:
そう。えぇとね、秋口のちょっとした休み。
華原:
じゃあ、私は楽なほうなんですね。
加藤:
何で?
華原:
いや私はけっこう、あの。
加藤:
まったりと?
華原:
何か休みというと。
加藤:
でも、朋ちゃんも働くって時は働くでしょ?
華原:
働くというか、やる気がある時はやりたいと思います。
加藤:
いいなぁ。羨ましい。
華原:
はい。
加藤:
それで。わりといっぱいお仕事入ってて、2日間お休みになったので、京都にすごく行きたくて。一人で行くのもなんかなぁと思って兄を誘ったら、たまたま空いてて。「じゃあ一緒に行きましょう」って言って行ったんだけど。小学校の修学旅行以来、ちゃんと仏像とかを見て。
華原:
仏像ですか。金閣寺とか見ました?
加藤:
金閣寺ね、ちょっと遠かったからやめたんですけど。清水寺とか三十三間堂とか行って。
華原:
ぜーんぜんわかんないです。
加藤:
行ったことある?
華原:
私ですか?
加藤:
うん。
華原:
高校生の時に修学旅行。
加藤:
が、京都だったんですか?
華原:
京都なんですよ。今の高校生とかは海外旅行とかですよね。
加藤:
そうなんですよね。いいよねぇ。
華原:
ダサいんですよ。
加藤:
高校生で京都って珍しくない?
華原:
珍しいですか? あれ? 中学の時かな? 遠い昔の話なんで。はい。
加藤:
で、行って仏像とか見た時、その時って「何だこれ?」ってしか思わないじゃない。こういう顔恐くって。だけど、今見るとすごいエネルギー持ってて、なんか「よしっ!」って気持ちになるかもと思って、お兄ちゃんと二人で見て。
華原:
そうですか。お兄ちゃんと仲いいですか?
加藤:
けっこう仲良し。
華原:
私もお兄ちゃん二人いるんですよ。一番上のお兄ちゃんと、すごい仲良いです。
加藤:
いくつ離れてる?
華原:
3つですね。3つ離れてて。
加藤:
離れてて。遊びに行って。
華原:
なんかお兄ちゃんに会うと「うわぁ」って。
加藤:
泣いちゃうの?
華原:
泣くんですよ、いきなり。
加藤:
お兄ちゃんびっくりしない?
華原:
でも、小さい頃からいつもそうだったんで。
加藤:
うん、うん。なんか安心するんだ。
華原:
そう、なんかお兄ちゃんに会うと。想いがこう、「ウーッ」と出てきて。
加藤:
「ウーッ」と出てきちゃうんだ。いいね。
華原:
旅行なんかしてる場合じゃないですね。私の場合、泣きっぱなしだから。
加藤:
泣きっぱなしなんだ。
華原:
泣きっぱなしで、ずっと喋りっぱなしで。
加藤:
いいね。
華原:
「こういうことがあってこうなんだけど、私はどうしたらいいんだろう?」とか。
加藤:
あ、ちゃんと相談とか。
華原:
お兄ちゃんも、「俺がおまえのマネージャーだったらなぁ」とかなんか、偉そうなこと言っちゃって、でも。
加藤:
優しいね。
華原:
そう、優しいんですけど。うち4人兄弟なんですけど、何人兄弟ですか?
加藤:
うち二人なんですよ。
華原:
2人ですか。
加藤:
で、お兄ちゃんが逆に何か相談してくる。
華原:
相談してくる?
加藤:
「失恋したんだけどさぁ」とか。
華原:
失恋ですか。
加藤:
うん。「しょうがないよ」って終わるんだけど。
華原:
「しょうがないよ」って?
加藤:
だいたいそんな会話ですね、いつも。
華原:
そうですか。そんな仲良しのお兄さんがいていいですね。
加藤:
うん。でも、大きくなってからうちは仲良くなったので。
華原:
あ、それはそうですよね。
加藤:
うん。小っちゃい時って、もうすごいケンカばっかりするでしょう。「俺のジュース飲んだだろう」とか、どうでもいいようなことで。ようやくね、そうなんですよ。
華原:
他に行きたいところってありますか?
加藤:
うんとね、どこ行きたいかなぁ? やっぱりね、パリがすごく大好きなんですよ。
華原:
あ、やっぱり海外のほうが。
加藤:
うん。だからパリは1ヶ月とかでも住んでみたいし、時間があったら。
華原:
1ヶ月住むんですか!?
加藤:
うん。フランス語とかぜんぜんわかんないんだけど。
華原:
そうですか。
加藤:
ぜんぜんわかんないんだけど、いろんなこと知ってみたいとか。あとは海のほうに行って遊んでいたいとか。
華原:
遊びたい?
加藤:
うん。
華原:
でも、言葉通じないところに一人で行くんですよね?
加藤:
うん。
華原:
それは恐くないですか?
加藤:
あのね、1回そのパリへ一人で行った時に、「もう2度と行くもんか」って思ったんだけど、けっこう平気だった。
華原:
そうですか。私は行けないです。
加藤:
本当? 英語とか話せる?
華原:
っていうか、日本語がまず喋れないんで英語も無理です。
加藤:
でもね、平気だよ、きっと。
華原:
大丈夫かな?
加藤:
けっこうね、日本語通じるよ。
華原:
通じますか?
加藤:
こう「嫌!」とか言ったら、「あ、嫌なんだ」とか。わりとね、それで通じるんだよ。
華原:
「嫌!」と言う時は、どういう時あるんですか?
加藤:
あのね、お正月にメキシコに行ったんですよ。
華原:
はい。あ、いろんな国に本当に行ってますね。
加藤:
そう、頑張ってお休み貰って。そしたら、ちょっとしたものをね、倍以上の値段で売ってきたんですよ。嫌じゃない?
華原:
嫌です。
加藤:
そして「それは違う。嫌だ」とかって言って、「でも、それはこの値段なんだ」って。
華原:
それは日本語で?
加藤:
ううん。向こうが英語とスペイン語。メキシコってスペイン語を話すので。
華原:
あ、そうなんですか?
加藤:
うん。で、言ってて、「じゃあ、2つ買ったらその値段で買いましょう」って買ったのね。そしたら「じゃあ、僕にチップをくれ」とか言ってね。なんかどんどんお金を取っていこうとしたので「嫌!」って言ったら引き下がった。
華原:
引き下がった? 「嫌!」って?
加藤:
うん。けっこうだからね、平気だった。朋ちゃんとかは、どこに行きたいんですか?
華原:
私ですか? 私は今、行きたいところは、そうですね、うーん? 今、日本って寒いじゃないですか。だから、どうしても暖かい国に行きたいんで。
加藤:
ああ、いいですねぇ。
華原:
でも、暑いと鼻血を出す癖があるから。
加藤:
適度に暖かいところ?
華原:
適度に。普通にいれる場所がいいですね。でも、そういう国はありますか?
加藤:
あるかな? あるよ、きっとたくさん。
華原:
ありますよね。
加藤:
うん。
華原:
特に今、行きたい国っていうのはないんですけど。このあいだ、家族で家族旅行で箱根に行ったんですよ。箱根の温泉に。
加藤:
うん。
華原:
そこで温泉に入ったんですけど、貧血で倒れたんですよ。
加藤:
のぼせちゃったってこと?
華原:
はい。なんかもう貧血で。
加藤:
ふぅーって?
華原:
駄目なんですよね、だから。温泉も駄目だし。
加藤:
暑いところも駄目だし。
華原:
駄目なんですよ。
加藤:
どうしよう?
華原:
どうしようもないですよね。そんな話されてもね。
加藤:
いいえ。
華原:
そうなんですよ。
加藤:
けっこうね、いっぱい行けるとでも楽しいけどね。
華原:
けっこう、うん。そうですか。海外好きで。
加藤:
うん。なんか自分へのご褒美みたいな感じで。1年働いて。だから、メキシコ行った時も、何にもしなかったの。なんか、みんな海に入ってスキューバをするとかっていう人が多かったんだけど、女の子二人で水着でビーチで本を読んだりとか。
華原:
水着でビーチで本を読む。それはすごいですね。本を読むって、何を読むんですか? 小説ですか?
加藤:
なんか、日本からいろいろ持っていって。そこだけもうなんか、浸るって感じ。「私って、なんかすごくない? このリラックスムード」っていうのをやりたくって。だから、本当にもうずっとそういう生活をして、のんびりしてましたね。
華原:
のんびり。でも、仕事なんかはきちんとやられる方ですよね。
加藤:
うん。やっぱりとても大好きなんで。
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