clamp talk : 高橋真梨子
kahala and Mariko Takahashi
華原:
あの、3日前、小室さんと一緒にカラオケに行ったんですよ。その時に小室さんが「五番街のマリア」を。
高橋:
小室さんご存じでしたね。
華原:
はい。歌ってくれたんです、小室さんが。
高橋:
あ、そうなんですか。
華原:
それで、「こういう歌を歌ってる方なんですよ」っていうふうに教えてくれて。あと、小室さんがよく聴いてた曲が「ジョニーへの伝言」。
高橋:
え? そうなんですか。
華原:
はい。
高橋:
なんかすごい嬉しくなっちゃって、今、信じられないなって思ったんですけど。あの、私もじつはね、いちばん最初の曲、朋美さんのいちばん最初の曲、ずいぶん長い英語の曲だったんで、私、忘れちゃったんですけど。あの、なんか、こういう頭して、キラキラ付けたお化粧して。
華原:
パンダですね。
高橋:
パンダっていうの?
華原:
はい。なんか街歩いてて、パンダってよく言われたんです。
高橋:
あ、そうなんですか。で、顔とかこういう感じで踊ってて、その時、偶然見たんですね。で、私、すごいショックだったんですけど。なんでかっていうと、すごく歌がウマいなと思ったんです、その時。
華原:
ありがとうございます。
高橋:
それで幾つかな? って思ったら、多分18、9?
華原:
あの時ですか? 二十歳です。
高橋:
もう二十歳になってた?
華原:
はい。二十歳か21。
高橋:
デビュー、いちばん最初の曲でしょ?
華原:
はい。デビューシングル「Keep yourself alive」。
高橋:
ですね。で、気を付けてオリコンとか見てたんですけど、あんまりすごくダァーッとは売れなかったですよね、あの曲って。
華原:
はい、そうですね。
高橋:
私もずっと気にしてて、「なんで売れないのかな?」って。あんなウマい子がなんで売れないのかな? ってずっと気にしてて。いつもテレビとか出てるのを一生懸命探して、名前知ってたから「華原朋美さんって言うんだ」って探して、なるべく見よう見ようと思ってたけど、なかなかあんまり出てこなくて。で、その頃すごくファンで、あなたの。
華原:
ありがとうございます。そんなこと言われちゃうと自信持っちゃいますよ。
高橋:
持って、持って、持って。
華原:
自信持てるですね。
高橋:
自信持っていいと思う。あのね、なぜかっていうと、すごいしっかりしてるなと思ったんです。ビブラートとか、そういうのがやっぱりある程度年齢がいくと、ある程度わかってウマくなるんですけど、みんな。若い時ってまだがむしゃらなんで、よく把握できないと思うんですよね、歌ってて。だから、私もそうだったんですけど。で、やっぱりあなたの歌を聴いて、すごくしっかりした音程で歌ってて、すごくしっかり声が出てて、しっかりビブラートを付けて。「この子は絶対にこの先楽しみだな」って思ってたんですよ。それで、「サインしてもらっちゃおう」なんて本当に思ってたんですけど。なんかそうしてる間にすごく売れちゃったでしょ。本当にバァーッて出せばどんどん売れてってしまったから、私はこっそり陰で応援してよう、なんて思ってたんですけどね。今回、会えて良かったなと思います。
華原:
ありがとうございます。
高橋:
暑いですか?
華原:
いや、なんかすごい褒められてます、私。
高橋:
いや、褒めてるもん、だって。
華原:
なんか褒められてます。
高橋:
本当に褒めてるし、本当のことしか私、言わないから。
華原:
あ、そうなんですか。
高橋:
絶対それは私、嘘は言わないから。本当だから、どんどん自信持って自分のペースを守って自然体で歌って欲しいなってやっぱり思います。
華原:
今、私自身、12月の24日にリリースする2ndアルバムのレコーディング中なんですけど。自分の自然体の声っていうのが、今なかなか出なくってすごく悩んでるんですよ。
高橋:
どうして? なんか、壁にぶつかっちゃってるの?
華原:
ぶつかってます。
高橋:
今?
華原:
はい。
高橋:
じゃあ、それを本当に相談するとかいう人もいなくて、自分でなんとかしなくちゃいけないって今思ってるわけですか?
華原:
はい、そうですね。
高橋:
で、どうしてる? 悩んで歌えないとか、そういうことじゃなくて、「どうしたらいいんだろう?」って、けっこう時間がかかっちゃうっていう感じ?
華原:
時間がとにかくないから、時間がかけられないっていうのは、もう自分でわかってるんですけど。
高橋:
で、焦って、「あ。もう、これでいいか」って思っちゃうっていう感じ? それも嫌でしょ。
華原:
それも絶対に納得いかないですけど。
高橋:
いかないでしょ。作ってしまうっていうこと? 自然体が出来なくて。
華原:
そういうことですかね? なんか最近のアーティストの方って、同じ声っていうか、似てる声が多くないですか?
高橋:
多い。
華原:
多いですよね。こういうことは、あんまり言っちゃいけないのかもしれないですけど。
高橋:
言っていいんですよ、でも。あなたは本当に正直だと思う、私は。みんななんかね、個性というものを、やっぱり出せないって変ですけど、どうしても似通ってしまうっていうのは、しょうがないと思うんです。今のね、この音楽シーンっていうのは、みんなそうだと思うし。男性もそうかもしれない、女性に限らずね。でも、何かを持ってなきゃいけないっていうふうに考えちゃうと、すごく壁にぶち当たるんですよ、本当に。私もそれは経験したことなんで。
華原:
経験ですよね。すごい大変ですよね、こういう気持ちっていうのは。
高橋:
うん、すごく大変。それを乗り越えなくちゃいけないんだけども、長くやるっていうことは、すごく大変なことで。自然体だからこそ長くやっていけるっていうことがあるんですよ、本当に。だから、朋美さんは、今それをすごく把握しようか、しまいかっていう瀬戸際だと思うんですよね。
華原:
はい、もうなんか、私が言いたいことを言ってくれますね、すごい。
高橋:
今、私が?
華原:
私がどういうふうにして伝えようかっていうことを、そのまま言ってくれるから。
高橋:
先輩だもん、だって。変な先輩かもしれないけど。
華原:
なんか、お話が出来るっていうから、すごい楽しみにしてたんですよ。
高橋:
あ、そうなんですか。
華原:
どういう。
高橋:
人かな? って?
華原:
ええ。だって、すごく高橋さんの曲を聴いてて、聴いてて自分で歌おうと思ってみると、聴いてる時は、もうすごく染みて。自分がその気分になれるっていうふうに思うんですよ。だけど、いざ高橋さんの歌を歌ってみようと思うと絶対に歌えないですよね。難しいというか。
高橋:
難しくなっちゃうのかもしれないですけどね。
華原:
やっぱり個性っていうんですか? そういうのは本当に大先輩に向かってそういうことを言うのは、なんか失礼ですけど、すごい高い位置にいらっしゃる方なので。
高橋:
そんなことないです。本当にぜんぜんそんなことないですよ。私はなんて言うかな? 普通の芸能人じゃないから。私、普通の人なんですね。それで、普通の人なんで、今日のテレビ局の人もすごく困ったかもしれないけど、テレビ嫌いで。それで芸能人のお友達もそんなにいないし。だからなんて言うかな? 恥ずかしいっていうか。だから、やっぱりこの芸能界に向いてないかもしれないのね。だけども、私は入ってしまったの。だから、入ってしまったからには、とにかくみんなに歌を聴いてもらおうってやっぱり思うんだけど、その「聴いてもらおう、聴いてもらおう」って思ったら失敗するってことがわかって。けっこういつも、無理しないのね。
華原:
無理をしない。
高橋:
無理しない。だから、聴いてもらえなくなったら、聴いてもらえなくなったから、しょうがないからもういいって思ってるんだけど、無理しないでとにかく歌ってるって。そうするとね、お客様は、知らない間にわかってくれちゃうんですよ。わかってくれちゃうの。だから、無理すると、どんどんどんどん、「おいでおいで」ってなっちゃうと、お客様のほうが引いてしまうのね。だから、「おいでおいで」ってその時も必要なんですけど、いつもいつもそうしてると、次のステップが今度はそれ以上。で、また次のステップはまたそれ以上ってなると、もうどんどんどんどん、どうしていいかわかんなくなってしまうんじゃないかなって思って、私はそれをしなかったの、最初からね。で、すごく苦しかったけど楽しかったし、「もう明日、歌えなくなってもしょうがない。お客さんがこなくなってもしょうがないや。明日辞めちゃってもいいや」っていう気持ちでいたの。それが今のこの私。26年間歌ってるこの私に。
華原:
26年間ですよね。
高橋:
もっと長いんですよ、本当は。
華原:
もっと長いんですか?
高橋:
もっと長いんです。もっと東京にいた時期が長くて。高校に行きながらプロでやってたんですけど、それがシングル盤という形ではレコードが出なかったから。あとだから、シングル出したっていうことでは26年間。
華原:
アルバム22枚、シングル26枚ですね。
高橋:
私、わかんない。そう?
華原:
あれですよね、なんか、そういうふうに。
高橋:
そうらしいんですけど、自分ではあんまり意識しないで。本当に「いつでもやめていいや」っていう気持ちで。で、いつもお客様に感謝して。それで、いつも自分が歌えるということに感謝する。明日にだって声が出なくなることだってあるじゃない。それでも自分は恵まれてるから、ラッキーだって思って、いつも感謝して。で、ここまで長く続けられるのは何だろうな? ってやっぱり考えることありますよ、すごく。
華原:
ありますか。
高橋:
あります。私もだから、押せ押せ態度じゃないから、歌そのものがね。いつも引いてるから。引いても心の中は、すごく情熱があるわけ。
華原:
情熱をもって。
高橋:
情熱を持って、ちょっと冷めてる。
華原:
冷めてる?
高橋:
冷めてるって変だな。情熱すごくあるんだけど、冷めてる中の情熱っていうのかな? それってどういう説明していいかわからないけど、冷めてる中の情熱で歌ってるから。なんか、お客さんも最初わかんないかもしれないけど、ちょっとしばらく歌って、聴いてくれると、それがわかってくれてる人が増えたみたいで。それで長くやってられるのかなって。思ったんだけど。だから、絶対やれるから。自分の今の気持ちをね、悩んじゃって悩んじゃって、すごく悩んじゃったほうが素晴しいものが出来ると思うんで。
華原:
もう、すごい伸びてるんですよ、アルバムの発売日が。それは結局、私の悩んでいることとかいろいろいっぱい含まれてて、じつは。
高橋:
それが歌に入ってるかもしれないじゃない。その悩みが。それが例えばね、聴いてるお客さんが、それが素晴しいって、悩みが聞こえてきちゃうんですよ、お客様に。ちゃんと歌に。「この人は今、歌い方は、こういうふうに聞こえてくる。きっと苦しいんだな」とか、そういうのが歌そのものに節々じゃなくて語尾とかに表われるとゃうわけ。だから、それがまだ今はわからないかもしれないけど、長年ね、歌ってると、それが自分の財産になって。その時の語尾が苦しかったんだなっていうのが、絶対にわかる時がくるから。で、お客様もその時には、もうわかっちゃうから。「それが素晴しい」「いい」ってわかるようになって、絶対お客様はそうやって聴いてくれるから大丈夫です、絶対に。
華原:
絶対に大丈夫ですか。
高橋:
絶対に大丈夫です。そんなにだから、自信持ちすぎるのもいけないけれども、悩み過ぎてもいけないと思うし。ただ、やっぱりそれをよく知ってる人、先輩じゃなくてもいいから、よく知ってる、歌の状態を長いこと経験してる人に、やっぱり詰まったら、壁が出来たら、聞くべきだなと私は思う。一人で考えないで。「こういう時は、どうしたらいいのかな?」とか、本当にざっくばらんに「こういうふになっちゃうんだけど、どうしたらいいの? でも、この歌は嫌いだから歌いたくないんだけど」みたいなこととか。ないかもしれないけど、そういうことは。でも、ちょっと入りにくいとか、この歌に没頭しにくいとかあるじゃない、いろいろ。それをやっぱりボロッと言える人が。だから、それは旦那さんでもないし、私の今の主人でもないし、お友達でも数限られてるかもしれないけどね。その人を見つけたら、パッと相談するべきだなと思う。一人で考えるちゃうと、どんどん。
華原:
今、相談しちゃったです。
高橋:
うん、しちゃって。どんどんしちっゃていいと思うし。ほら、そういう機会ってないじゃない。
華原:
ないですね。
高橋:
滅多に会えないし、忙しいだろうしね。だから、悩んでるなぁっていう時が時々、歌聴いてても、テレビ見ててもわかる時があるの、私。だからそういう時にでも、影ながらね、応援してるよって。いつも見たり聴いたりしながら、影ながらそうやって祈ってるから、私。
華原:
ありがとうございます。なんか嬉しくなっちゃった、すごく。
高橋:
それでね、もしこれから先、いいアルバムが出来たらいいじゃない。些細なことかもしれないけど、そういうことで自分のね、考えてることがもしちょっとでも悪いほうじゃなくて、いいふうに脱皮できたらいいかなって、私、今ふと思ったんだけど。
華原:
すごいですね。そういうことを、いろんな壁を乗り越えてきてますよね。
高橋:
来てる。すごく。
華原:
やっぱり「あ、こういうふうになってきた」とかなったら、「あ、これはもう、こういうふうに乗り越えるんだから、もう大丈夫だ」っていうふうに思える。
高橋:
思えるようになるし。苦しい時もあるけど、その後は、苦しく感じない、ぜんぜん。後で考えたら。やっぱり夢のように過ぎてる。
華原:
夢のように過ぎてる。
高橋:
うん。
華原:
下らない、小さいことだったりするんですよね、それは。
高橋:
でもね、その時は、下らなくないんですよ。ぜんぜん下らなくないの。だから、内容はね、細かいことはわからないけど、聞いてみると大変だったり。それってね、わかる人いるかもしれないし。もしか私だったら、わかるかもしれないけど。そういう感じのような気がする。
華原:
あの、スタッフの方から、いろいろ高橋真梨子さんについていろいろお話を聞いたんですけど、すごく音にこだわりを持っているって。それはもちろんCDとか聴けば、それはわかるところは少しはあるんですよ、こんな私でも。
高橋:
何をおっしっゃて。
華原:
少しはわかるところがあるんですけど。歌う時に、すごく音にこだわりあって、必ずいろいろ自分で操作したりとかするって聴いたんですけど。音のこだわりっていうのについて。
高橋:
そうですね、さっきも私、言いましたけど、神経質なとこがあって。自分の好きな音とかあるじゃないですか、モニターとかで。いくら聞こえても自分の好きな音じゃないと納得しない、みたいなところがあって。コンサートとかでも、それになるまですごく時間をかけて、自分の好きな音にしちゃいます。それと、レコーディングは、なんとか自分の納得いくまでやるんですけど、あんまり自分で入り込んでしまうと、いいとこがなくなっちゃうんですよね。自分はこれは好きだけど、人がこれがいいって、例えばプロデューサーとか周りの人が「これがいい」っていうと、そっちのが正しい場合かがすごくあるんですよ。だから、私が「いや、これ嫌い。なんか音程が悪いし、これがいいんだけどな」って言っても、自分の好きなスッキリした声があったり、好きなバックの音とかがあって「これがいい」って言っても、それは自分だけの気持ちで。本当は、「一般ユーザーの人たちっていうのは、やっぱりこっちを選ぶだろう」っていうところがわからない時があるんですよ。それを素直に聞く。がむしゃらに「いや、私はこっちがいいからこっちにして」っていうふうにはしない。だから、そこがすごくいろんな人が間違えていく路線になっていく一つの原因でもあるんですけど。ある程度、音楽っていうものを重ねていくとね、自信が付いてしまうんで、自分の我を通したがるんですよ、みんな。
華原:
なんか私、小室さん見ててそういうふうに思う時あります。
高橋:
そうですか?
華原:
はい。
高橋:
で、その我を通して「いい」って思っちゃうと、自分だけが良くなってしまって、本当のファンの人たちが、「なんか違うみたい」ってなっちゃうと離れていっちゃうんですよね。で、それが気付かないでいるんですよ。だから、それが自分で「なんでかな? こっちのほうがいいのにな」って思っても、他の人の一般の人の言ってるのを聞いてそれを出す。で、それが嫌いでも嫌でも、それが正しい場合がたくさんあるんですよ。で、そういう時の音のこだわりっていうのは、やっぱり自分ですごく考えたりもするし、時間もかかる。だから、結局は神経質でこだわってるから、それを決断するのにすごく時間がかかって。「わかった。私はこっちがいいけどこれにする」って言って、言うことを聞いたりするのが自分の音のこだわりかなって。今、朋美ちゃんの質問の答えになってないかもしれないけど、多分そういうことかなって私は思うんですよね。
華原:
すごいですね。レコーディングとかって、私は朝の7時とか、それぐらいまて歌ってたりとかして、もう眠いのを通り過ぎてフラフラになっている状態で歌ってるのが良かったりして。
高橋:
なるほどね。緊張をして、「ウマく歌おう」っていう気持ちがなくなっちゃう。だから、緊張してる時の歌い方とか、あと「ウマく歌おう」っていう時の歌い方と、あと「どうでもいいや」っていう歌い方と。でも、「どうでもいいや」っていう歌い方のなかには、気持ちがすごくあるわけ。すごくあって、まだいっぱい種類はあるけどね、歌の内容って。でも、その数え切れない種類のなかで、それを自然体にしていくっていうことは、すごく難しいことだけど、あなたならできるから。それを本当に頭のどっかに入れといて。私も若い時、本当に23ぐらいの時かな? 本当に「夜中に歌わなくてもいいのに」って人に言われてもやっぱり「今歌いたいから歌うんだ」っていうふうになってね。それが良かったりするっていうのは、当たってると思う、絶対に。でも、あんまりそれを続けたらいけない。やっぱりね、コンディションのいい時に。残るんだから。
華原:
一生残るものですよね。
高橋:
そう。残るんだから、やっぱりそういう曲は何曲かに、何年からいっぺんとか、あなたたちの場合は早いかもしれないよね、ローテーションがすごく。だから、いっぺんそういう時期がくるかもしれないけど、なるべくそういう辛い状態で歌うっていうのを続けないほうが、私はいいかなと思う。幸せな状態もいけないけど。
華原:
幸せなのも。
高橋:
歌が浮いちゃうもんね、どうしてもね。だから、お客様って、自分を伝えるんじゃなくって、お客様、あんなにたくさんいるわけでしょ。自分の人生を歌うんじゃなくて、生活を歌うんじゃなくて、伝達役にならなくちゃいけないのね。だから、それをなんかどっかに持ってれば、絶対にいい歌が歌えるかなって。私がこんなこと言うとすごく生意気だけど。
華原:
いえ、そんなことなですよ。
高橋:
やっぱり長く歌やってるから、何となくね、そういうふうに感じるのかなっていうことぐらいしか私は言ってあげられないかもしれないけど。でも、絶対にしっかり歌をしてる人っていうのは、数少ないかもしれないのね。さっき朋美ちゃん言ってたけど、本当に同じような人が多いじゃないですかって言ったのはね、やっぱりね、声が似てきちゃってるのは、すごくこれからみんな歌の世界に生きていくのに大変なことじゃないかなって思う。
(C) FujiTelevision Network,Inc. All rights reserved.