TK MUSIC CLAMP
TKMC
NON EDIT TALK : 小室哲哉★篠原涼子
小室:
こんばんは、小室哲哉です。えぇとですね、8月26日、今度の土曜日なんですけれども、TK DANCE CAMPっていうのがありましてですね、5万人ぐらい来てくれるんじゃないかというビッグイベントがあるんですが。今、リハーサルとかいろいろバタバタやってます。先日、大阪も終わりまして、あとは東京の豊州というところでやるんですけど、まあ、ちょっと今、準備に終われてるんですが。今日はですね、そのDANCE CAMPに出演してくれる、いろいろな方をお招きしているんですが。えぇと、まず、メインゲストですかね? これは。
篠原:
あ、もう来てた。こんばんは。なんだ、気取ろうと思ったのに、せっかく。
小室:
ああ、振りがね。
篠原:
振りがね。「篠原涼子さんです」っていった時に、「あ、どうも」とかってやろうと思ったらダメでしたね。すいません。
小室:
あの、メインとしてはですね、多分、女の人は初めてかな? 初めてですね。
篠原:
あ、そうなんですか。
小室:
どーも、篠原涼子さんです。
篠原:
あ、ありがとうございます。どうも、こんばんは。
小室:
ごかつや、ご活躍中の。
篠原:
口が回ってないじゃん。そうですね。
小室:
回んないですよ、僕、プロじゃないですから。もうこれね、8月でしょ、今。
篠原:
もう、どんぐらいやってんの?
小室:
4、5、6、7。
篠原:
4カ月かそんくらいやってるんだ。
小室:
4カ月か5カ月近くやってるんだけど。
篠原:
そっか。
小室:
この素人っぽさがね、ウケてるんですね。ウケてねえかな? わかんないけど。
篠原:
自分でいっちゃダメだよ。
小室:
なかなかあの、少しはウマくなってきてるけどね。
篠原:
そうね。だいぶ慣れてきたね。
小室:
まあ、ちょっと涼子に会うと、なんか元に戻っちゃうね。
篠原:
なんで? ボロが?
小室:
慣れてきた?
篠原:
いいんじゃない?
小室:
さて。
篠原:
はい。さて、はい。本題に入ります?
小室:
えぇと、本題もね、なにもないの、べつにこれは。今日、一応、DANCE CAMPの話しとかもしたいんで、えぇと、打ち合わせでも兼ねてやりましょうか?
篠原:
そうですね。これもあまり、まだ話しをしてないんで。
小室:
えぇと、一応、『愛しさと切なさ』は、もうやっぱりガァーッと。
篠原:
そうですね。やっぱりガァーッとカッコよく。
小室:
やっていただいてですね。それから、今度の『レディジェネレーション』もDANCE CAMPっていう名前ですから、もうダンサブルにやってもらいたいですが。
篠原:
そうですか、やりますか、はい。
小室:
あれは踊りはあるんですか?
篠原:
踊りは振り付けのダンサーの女の子が二人。
小室:
あ、そうなんだ。
篠原:
うん。付けてもらって。で、踊りは一応あるんだけれども、私はほとんどあんまり踊りがなくて、後ろの子がもうすごくバァーッて踊る。
小室:
踊ってて。
篠原:
私がなんか。
小室:
あ、そうなんだ。
篠原:
女っぽい感じになりますね。
小室:
なんでダンスしなくなっちゃったの? そんな。あんなにクルクル回ってたじゃない。
篠原:
違うの。
小室:
回ってたよね?
篠原:
だって、高く作るじゃん、キー、いつも。
小室:
あ、それで? それでじゃないの?
篠原:
違う違う。あの、キーが高いから、動きすぎると出なくなっちゃうっていうのもあるんだけど、あと。
小室:
じゃあなに、東京パフォーマンスドールの時は、歌ってなかったの? あれ。
篠原:
違う。歌ってて、ダンサーっていうか、なんかダンサーっぽくしないで、後ろの女の子に踊りをほとんど任せて、で、歌は歌を、ちゃんとこうやってやりたいなっていうことで、少し合わせるとこ、サビのとこだけを一緒に合わせて踊るみたいな。
小室:
あ、なるほどね。そうかそうか。じゃあ、そんなにクルクル回ったりはしないよね。
篠原:
うん。クルクルは回らない。
小室:
どうしてもね、パードルっていうとね。
篠原:
パードルきてましたよね。
小室:
回ってる印象が。よく見にいってましたけど。
篠原:
3回ぐらい来てました?
小室:
3回ぐらいはいったと思いますね。よくでもないですね、3回じゃ。
篠原:
ぜんぜんよくじゃなかった。
小室:
何百回ってやってたんでしょ? だって。
篠原:
そうそう、そう。200回ぐらいやってた、夏は。
小室:
そのうちの3回は少ないですね。
篠原:
でも、来てくれてましたね。
小室:
まあでもそうだね、ほら、ああいうなんていうの? みんな集団で踊るヤツだったからさ。そんなにね。
篠原:
あの時、私がどこにいるとかって、ぜんぜん気付かなかった?
小室:
気付かないっちゅうか、いや、わかるよ、それは。みんな個性的じゃない、前にいるのは。それから涼子たちは、なんかこう、扱い良かったじゃない。
篠原:
うん。一番最初からいたからね。初期からだったから。
小室:
ソロパートがあるじゃない。いろんなパートがあったから、もうね。僕、最後に見たの武道館だと思うけど。
篠原:
あ、武道館。
小室:
うん。だと思ったけどね。もう、あの頃から市井がラップみたいのソロでやってたりとかさ。
篠原:
そうそう、そう。だんだんね、やってきて。
小室:
で、涼子はちょっと大人っぽい感じの。
篠原:
けっこうそう。大人の女っていう役だったんだ、あの中では。
小室:
そういう感じはしたね。やってたから、あの頃はわかるよ、そりゃ。みんなそれぞれ。あのルイードで見た頃はわかんなかったけどね、さすがに。
篠原:
そう、ルイードはね。本当にいっぱいいるから。
小室:
本当にわからなかった。
篠原:
ねえ。あれはちょっとわかんないでしょうね。
小室:
まああれ、あの、どうですか? 8月のもう…。
篠原:
なに? なに?
小室:
8マツに、もう8月の末じゃない。
篠原:
8マツ?
小室:
もう今。8月じゃない。
篠原:
おかしいよ、相変わらず。
小室:
8マツ。
篠原:
8マツね。
小室:
8月の末でしょ。
篠原:
8末ね。
小室:
95年の8月じゃない、もう。
篠原:
8末ね、略して8末。
小室:
で、『愛しさ』が出てからもう、1年過ぎちゃったじゃない、とっくに。
篠原:
そうですよ。
小室:
どうですか? この一年は。
篠原:
この一年もう、いろんなことがありましたね。本当に。あの、とりあえず歌を歌ってる女の子っていうことが気付かれて、気付いていただいたことが、すごくうれしかった。
小室:
なんか、相変わらずでもなんか、余計に『ごっつ』とか、エスカレートしてる印象があるんだけど、俺。そんなことない?
篠原:
見た? なんかすごいこと最近してて。
小室:
バラエティ色も更にパワーアップしてる気もするけどね。
篠原:
うん。パワーアップしてる。
小室:
まあ、それはでも、こっちで歌があるからね。
篠原:
そうそう、そう。
小室:
っていうのがあるかもしれないけどね。
篠原:
楽しみながら。
小室:
スゴいよね、迫力ありますよね。
篠原:
もう、いろんなことがありますよね。キスをしたり。あの『ごっつええ感じ』の中のショートコントの中で。
小室:
それはね、見てなかったんだけど。
篠原:
そう、あの、いきなりブチューって蔵野さんにね、されちゃったり、罰ゲームでね。そういうのとか、あと、なんか過激なことをたくさんやったりなんかして。
小室:
なんか、浜ちゃんと二人の見たよ。
篠原:
あぁー、やだもう! 絶対見なくていいのに、あれ。もう信じらんない! 見ないで!
小室:
いや、たまたまだけどね。
篠原:
もう! 掃除機、口に当てるやつ?
小室:
あの、テレビ見てるやつ。
篠原:
でしょ? で、ワァーとか笑ってるやつ? もう、せっかく音楽番組だからカッコよく決めようと思ったのに、ダメだな、もう。
小室:
ああいう、まあ、それはあれですね。メリハリっちゅうことで。
篠原:
メリハリをね、つけないといけないですね。
小室:
あ、大丈夫ですか?
篠原:
大丈夫ですか? カメラさん。
小室:
あの、じゃあ、音楽に戻しましょうかね。『レディジェネレーション』はどうですか?
篠原:
どうですか? いいですよ。『レディジェネレーション』は。
小室:
大人っぽい感じでね。
篠原:
うん、大人っぽい。
小室:
あの、もう、僕、この時点ですごい知ってるんですけど、御陰様でちゃんとね、グッとヒットしてますからね。
篠原:
すごく?
小室:
本当なんですよ。
篠原:
あの、歌いやすいですよねやっぱりね。
小室:
あ、本当?
篠原:
うん。歌いやすくて。
小室:
もう、歌い慣れたんじゃない? メロディライン、けっこう。
篠原:
そんな、慣れたことは多分ない。そんな慣れてはいないけど、でも、歌いやすい。
小室:
歌いやすい?
篠原:
ええ。
小室:
『もっともっと』は難しかったからね。
篠原:
『もっともっと』は難しかった。未だに難しいもん。たまになんかあの、たまに未だにっていうか、歌ったりなんかするんだけど、すごい難しい。
小室:
たまに歌ったりする?
篠原:
『愛しさと切なさと心強さと』と、あと『もっともっと』と『レディジェネレーション』を歌う時、『愛しさと切なさと心強さと』と、あと『レディジェネレーション』はすごく歌いやすいんだけど、『もっともっと』ってなんか、リズムのとり方が私、突っ込みやすいみたいで、だからね、けっこうそういうので難しいなぁって。
小室:
まあ、難しい曲だよね。でも、まあ、残る曲だと思うけどね。けっこう。
篠原:
もうちょっとあと、歳がもうちょっと大人になったらピッタリな曲になれたらいいなって。
小室:
でも、コンサートとかでさ、けっこうハイライトじゃない、あれ。
篠原:
うん、そうだね。
小室:
もう、いいとこじゃない。
篠原:
コンサートも近々やるからね。
小室:
近々だっけ?
篠原:
近々。
小室:
近々ですよね。コンサートは盛り上がりますね。
篠原:
わかんないよ。
小室:
わかんない? すごいシラけるかもしれない?
篠原:
シラけ鳥がいっぱい飛んじゃうかもしれない。
小室:
あんまりMCで変なこと言うとシラけちゃうかもしれないね。
篠原:
そうだね。喋らなければいいのかな? 私が喋るとダメなのかな?
小室:
それって、せっかく雰囲気で出来ててさ、せっかく楽曲の良さも加えて。
篠原:
カッコよく決めてるのに、いきなり台無しにしてるみたい。
小室:
演出もいいのに、「聴いてよ!」とかなんとか、言ったりしないでくださいね。
篠原:
頭キた! 帰るわ!
小室:
なんかこう、そういうの考えてある? ちゃんと。
篠原:
まだ考えてない、なんにも。だからね、大人っぽい、大人っぽく。22だしね。8月の13日で、もう22だから、あの、それなりにね、やっぱり内面もしっかりしたいなぁと。目標。
小室:
内面もしっかりして、やっぱりそういうトークにもね、出ないと。
篠原:
トークにもね、やっぱり出ないといけないね。
小室:
やっぱり、ゆっくり喋るといいんじゃないの?
篠原:
あ、ゆっくり喋る、じゃあ。
小室:
涼子は早いと「ギュュュッ」ってなっちゃうから。
篠原:
「早口言葉でなに言ってるかわかんない」ってゆく言われる。
小室:
言われるでしょ。
篠原:
それがいけないんだろうな。
小室:
だからコンサートとかでね、ちょっとなんか言ってみてよ。
篠原:
ゆっくり喋る、じゃあ。今日から、今から喋る、ゆっくり。じゃあ、大人っぽくする、わかった。テーマ、大人っぽく、はい。
小室:
そうね、かしこまった時はそうなってるよね。
篠原:
そうですか。
小室:
なんかこう、パッと「はい、OKです」とかいうと、早くなるよ、やっぱりね。
篠原:
せっかく気取ろうと思ったのに、ダメだもう。
小室:
ダメじゃないですけどね。
篠原:
どうでしょうね。
小室:
まあ、音楽番組ですけど、あと、トーク番組はたくさん出てると思いますからね。もう、山のように出てるでしょ?
篠原:
出てますね。
小室:
ね。あんま見てないんですけど。
篠原:
このセットって、カッコいいですよね。
小室:
豪華でしょ? なんか、あんまり話すことないな、音楽の話し。
篠原:
ね。どんどん話しが変わっていっちゃう。ごめんなさい。
小室:
音楽の話し、せっかくだからさ、なんかないかな?
篠原:
最近?
小室:
なんか移動中とかさ、お家とかでさ、聴いたり。
篠原:
聴いたりする曲? うーんとね、そうだな、なんだろうな? レゲエも好きだし。
小室:
あ、レゲエ好きだって言ってたね。
篠原:
あと…。
小室:
レゲエいいじゃない。
篠原:
うん。レゲエいいよね。レゲエは好きたしね、レゲエはたまによく聴くのと、あとはまあ普通。
小室:
レゲエは合ってるんじゃない? レゲエ聴くとさ、あの、ゆったりな感じになるんじゃない?
篠原:
そうそう。落ち着くんだよね。
小室:
落ち着くんだよ。あれ、あの雰囲気でいけばいいじゃない。
篠原:
レゲエで? ♪ン、チャッ、スッ、チャッ〜て?
小室:
こう、リラックスした感じで。
篠原:
リラックスした感じで喋るの? あ、じゃあ、トークの時にレゲエ流しておけば、その雰囲気で喋ってればね。…終わっちゃった。どうしよう? どうする? 番組が…。
小室:
番組? 番組は大丈夫。
篠原:
大丈夫か。
小室:
もう、ほとんどあなたのキャラクター知ってるスタッフだから。ウマい感じで。
篠原:
そうですね。
小室:
きっとね、いいところばっかつないでくれると思うのね。
篠原:
楽しみだな。
小室:
なんかないですかね? あと。
篠原:
なんかない? 最近、聴いてる曲は?
小室:
うーん。たくさん聴いてますね。
篠原:
私がなんで聞かなきゃいけないの?
小室:
だからそう、音楽の話し、聞いてよ、じゃあ。
篠原:
うん。音楽の話し。
小室:
質問してよ。
篠原:
なに聴いてるの?
小室:
なに聴いてるっていうはないけど。
篠原:
ないけど?
小室:
もう自分が作って、出来上がってるの聴いてる時間で終わっちゃうからね。
篠原:
そういう聴く暇っていうのは、なかなかなくなっちゃうの?
小室:
聴く暇はなかなかないね。なに聴いてるって言われても、そうですね…。
篠原:
レゲエ?
小室:
レゲエ? レゲエもうん、DJとかでね、やってる時に聴くぐらいですね。
篠原:
そうですね。…終わっちゃった。
小室:
なんかほかに音楽の質問ないですか?
篠原:
うーん。そうだな? なんか。
小室:
突拍子もない質問でもいいですけどね。
篠原:
私って、音楽性ありますか?
小室:
音楽性? 音楽性? あると思いますよ。もちろんそれは。だからさっき、ノリが突っ込むのどうのこうの言ってたじゃない。
篠原:
そうそう、早いんですよね。
小室:
それがわかる自体、音楽性があるから。ない人わかんないから。
篠原:
あ、本当?
小室:
だから、自分のノリはこういう感じだな、とかっていうのが音楽によってわかったりするっていうのもね、やっぱり自分のノリが、難しくいえばグルーヴがわかるっていうかさ、ノリがわかるっていうかね。そういうのを自分で持ってる人だからね。あ、なに? アルバムが出んじゃん。
篠原:
そう。
小室:
そういえば。
篠原:
アルバムが8月21日に。
小室:
あ、出ます、じゃなくて出たんでしょ?
篠原:
あ、間違えた。そうだそうだ、間違えちゃった。
小室:
もう。間違えていいです。関係ないんで、そこらへん。出たんだね。
篠原:
そう、出たんです。ねぇ、出たんですけど、これもね、小室さんに。
小室:
けっこう、ここ1年のあれだね、まとめだよね。
篠原:
そうです。ソロになって、だから、東京パフォーマンスドール卒業してから初めてのね、アルバムだから。
小室:
ずっとやってきたことのまとめになるよね。ある意味では、みんなは知らないけれど、まあ、僕たちなんかから見ればベスト的な感じだよね。
篠原:
そうですね。
小室:
あれも入ってんじゃないの? 最初に、ゲームのでさ、やったりとか。
篠原:
ああ、ゲームのね。
小室:
その前の『サンクチュアリ』だっけ?
篠原:
『サンクチュアリ』も入ってるし。
小室:
入ってるよね。あれなんて2年前になりますよね。
篠原:
そう、あの、パフォーマンスドールに入ってる時に、あのパフォーマンスドールの人の穴井夕子ちゃんっていうメンバーの女の子と一緒に歌ってたやつが。
小室:
そうですよね。
篠原:
それが一人なんですね、今回アルバムに入ってるのは。
小室:
まあ、確かにあの曲とかで、作って自分でミックスしたりしてね、で、穴井とかの声と涼子の声とかも、あの頃から知ったからね、ちゃんとね。
篠原:
そうですね。だから、今回だから、詞とか、初めて書いて。
小室:
そうだよね。あの、本にも書いてあったけれども、なんていうのかな? やっぱり書いてるといいよね、こういう形になるといいでしょ?
篠原:
そう。書いて形になってみると、歌う時ってすごくなんか、歌い方が変わるっていうかなんか、感情が、自分で書いたものだと。
小室:
ああ、やっぱそういうのある?
篠原:
うん。あるんだなっていうふうにね、初めてわかったから。
小室:
あ、なるほどね。
篠原:
だから、初めてわかったから、なんかそうやってこれからも、そういうふうに詞とか書いてみたいなって楽しみが増えたりなんかして。
小室:
そう、あのね、だから僕たちも詞、書く時とかは、その歌ってくれる人とかで、まあ、多分、同じふうに思ってるよね。だから、その書いた人にとってはさ、一言の単語がさ、なんでもいいんだけどさ、えぇと、「真夜中のドライブ」っていう言葉かあったとするじゃない。で、「真夜中のドライブ」って書く時に、いろんな経験とかさ、いろんなこと思って書くじゃん。
篠原:
うんうん、浮かんでね。
小室:
でも、ポッて「はい」って渡されて、言われたら。
篠原:
相手の人はね。
小室:
うん。違う取り方もするし。
篠原:
広いですよね。
小室:
まあ、「真夜中に運転かよ」だけかもしれないし。だから、そこらへんのなんか、深さみたいのは、きっと書いたりしてて。それでしかも自分で歌ったりしてたら、そのもっとね、歌心みたいなね、出てくるかもしれないね。
篠原:
うん、そうだね。だからもっと深い、深みのある詞をね、書いてみたいんだけど。そういう言葉とかあんまり知らないし。わかんないからさ。
小室:
深みのある言葉?
篠原:
言葉知らない。だからね、単純になっちゃうの、いつも。ストレートにそのまんまガァーッと出ちゃったりとかね。
小室:
まあ、でもね、今はストレートなパンチも大事だからね。それはそれで。
篠原:
…一生懸命フォローしてる。
小室:
フォローしてるわけじゃないよ。そのストレートにっていうか、「ああ、わかるわかる」っていうふうに、思って聴く人もいるからさ。そういう言葉も必要だしね。
篠原:
そうですね。
小室:
ワープロでも買えば?
篠原:
ワープロ出来ないもん。だって難しい、こうやって。
小室:
それは最初は出来ないよ、みんな。
篠原:
高いでしょ?
小室:
ワープロ? あの、うん。まあ、あの、コンピューターみたいのでもいいと思うけどさ。
篠原:
コンピューターだって高いよ。
小室:
うん。もっと高いかな?
篠原:
買ってくれるんならいいけど。
小室:
そんなの買ってもらいなさいよ、アンクルFに。きっと買ってくれると思うよ。
篠原:
買ってくれるかな?
小室:
丸山さんに頼みなさい。
篠原:
わかった。
小室:
あの、違うの。その難しいのじゃなくて、ほら、出てくるじゃん。難しい言葉が、ああいうのってさ。ポンッて押すとさ。字のさ、漢字で見るとさ、すごく「あ、奇麗な言葉だな」とかあるじゃない。ああいうの出てくるからさ。
篠原:
あ、本当?
小室:
自分で書いてばっかりだと。
篠原:
あ、すごいいいんだね。
小室:
いいよいいよ。
篠原:
私みたいなのが使うとちょうどいいかも。
小室:
なんか、「たそがれ」っいう言葉はわかるじゃん。
篠原:
うん。「たそがれ」でしょ。「たそがれちゃってる」の。
小室:
「たそがれてる」でいいのかな? うん。そうだね。そういうのあるじゃない。で、あれ、ワープロでポンッてやるとさ、漢字で出てくるじゃない。そうすると、漢字出見るとまた、ぜんぜん違うじゃない。イメージがね。そういう使い方とかするといいと思うけどね。まあ、忙しいと思うけど、そういうのやるといいんじゃないですか。
篠原:
そうですね。
小室:
いいと思いますよ。やってくださいよ。
篠原:
やります。わかりました。やってやるよ。
小室:
や、やってみろよ。
篠原:
わかったよ。
小室:
やる時はやってくださいよ、それは。
篠原:
そうですね。今だからね。せっかくだからやっとこうかな?
小室:
まあ、その、せっかくだからかわかんないですけど。
篠原:
せっかくだからじゃないけど、なんか。やっとこっかな〜? って感じ。
小室:
まあでも、そうそう、21、22っていう時に、書き留めとくものっていうのはね、また後で見たら違うし。
篠原:
わならないしね。
小室:
そこらへんは、いや、貴重な体験してると思うから。
篠原:
たまに書いてるよ。
小室:
書いてる?
篠原:
たまに。
小室:
溜めた方がいいよ、それは。で、だって、普通のね、例えばOLの人たちとかと較べたらさ、特殊な職業なわけじゃない。ね? 日々もう毎日、慌ただしく動いてるわけだし、それは貴重な体験だと思うからね。やっぱ、それを書いておくと。
篠原:
書き溜めといて、後で見てね。
小室:
それはいいと思うよね。まあ、それができたら今度はね、あの、写真集にもありましたけど、お風呂場ででもですね、鼻唄でも唄いながら、今度はメロディだよね。
篠原:
メロディだね。
小室:
それを考えてね。
篠原:
ねぇ。曲のメロディって、すごい難しそうだけど。
小室:
メロディ? メロディっていうか作曲っていうこと?
篠原:
作曲。
小室:
作曲のが簡単だと思うけどね。
篠原:
曲があって、詞を付ける方が簡単?
小室:
うん。と、思うけど。詞だけはね、入り込んでっちゃうから、どんどん。
篠原:
そう、今回だから、あのアルバムの詞を初めて書いたやつ、それ「詞、書いてみようかな?」って思った時に、あの「曲がないと書けないな」っていうふうにね、なんか思った。
小室:
曲にね、詞をハメるのもすごく難しいんだけどね。ほら、だって、4とか5とか、よくやってるでしょ? ここにいくつ入れようってんで。
篠原:
文字ね、ずっとね。
小室:
そうそう、そう。それが数字のパズルみたいなものだからさ。あれは難しいんだけどね、すごくね。
篠原:
入れたい言葉が入れられなかったりとか。
小室:
そうそう。入れたい言葉があるんだけどさ、3文字しか入らなかったら困るじゃない。涼子みたいな喋り方してればさ、簡単に入ることもあるんだけど。なんか、短い言葉じゃん、全部。だから、そういうのもいいんだけどね。そういう曲だったりしてもいいんじゃないの? まあ、すぐっちゅうわけじゃないからね。
篠原:
ね。
小室:
また今度のアルバムとかに向けてでもね。
篠原:
うん。
小室:
やればいいと思うからね。
篠原:
そうですね。やりたいなと。
小室:
まあね、あの、DANCE CAMPはですね、5万人ぐらいの人はね。
篠原:
5万人も入るの?
小室:
いる予定なんですよ。来てくれれば。
篠原:
5人だったりして。チョローッて。
小室:
あと4万9千9百何十人はどこいっちゃうのよ? その。すごい広いとこだよ。
篠原:
5万人も入ったらすごい。え? そんなに広いところ?
小室:
うん。外だよ。
篠原:
えぇーっ! うっそー! どうしょう? え? 知らなかった。
小室:
外で。
篠原:
やーだ、緊張してこんなになっちゃう。
小室:
いや、ぜんぜんしないと思うよ、きっと。
篠原:
する。するよ。
小室:
しないでしょ。『もっともっと』は省いてあるから。やらないから。
篠原:
なんで?
小室:
え? やってる?
篠原:
やってる?
小室:
いや、やるか? って聞いてるの。歌うの? 歌う?
篠原:
ダメ?
小室:
「ダメ?」じゃないよ。本当? いや、大丈夫なら。
篠原:
え? 歌ってほしい?
小室:
歌ってほしいかな? まあ。聴きたい人はいると思うけど。
篠原:
歌ってほしいけど、でも。
小室:
あのね、ちなみにね、あれのドラム、レコーディングでやってるミナト君とかっていうのは、生でやってくれる人だから、きっとカッコいいとは思うんだけどね。
篠原:
でもなぁ。緊張するからなぁ。
小室:
今なら間に合うよ。ぜんぜん。23、24、25…ぜんぜん間に合うよ。
篠原:
うっそー。どうしようかな?
小室:
どうだろうね。今のところ『愛しさと切なさと心強さと』『レディジェネレーション』、2曲だけど。ぜんぜん出来ると思うね。
篠原:
歌いたいけど、自信がない。
小室:
まあ、気持ちいいだろうね。きっとこう、まあ、予定だけど5万人の前で歌ったらね。
篠原:
ね。なかなかないからね。絶対ないから。
小室:
じゃあ、やってみれば?
篠原:
歌っとくもん勝ちだよね。
小室:
歌っとくもん勝ち。そうだね。
篠原:
でも…。
小室:
いいんじゃないの? じゃあ、入れましょうか? そしたらね。
篠原:
本当? えぇー。やっぱりいいよ。普通の通りでいい。最初のまんまでいい。
小室:
予定通りでいいの?
篠原:
うん。
小室:
まあ、なんか気が変わったら、あとでいってください。
篠原:
あ、そうね。はい。
小室:
今ちょっと、ただまあ、見てて。こう、涼子見てて、やっぱり歌ったらカッコいいかもしんないよ。
篠原:
本当?
小室:
あの、えぇとね、夜だと思うの、もう。
篠原:
あぁー、いいなぁ、じゃあ。ライトがピカァーってなって。
小室:
そうそう。夕方。
篠原:
なぁに? なんで「クスッ」と笑うの?
小室:
夕方から夜になって、変わる頃には。
篠原:
ビアガーデンみたい。
小室:
ビアガーデン? っぽいかもしれない。
篠原:
ビアガーデンて、夕方から夜にかけてやるといいですよね。
小室:
そうだよね。で、花火も上がるしも。
篠原:
あ、本当?
小室:
「上がるしも」だって。上がるよ。この人と喋ってるとね、言葉が変になってきちゃうんですよ。さっきもこれじゃないですか。一個前のゲストの方との次これですからね。
篠原:
そうですね。なんかいきなり「ウ〜ル〜エ〜」とかいってましたよね。
小室:
それなに?
篠原:
英語。
小室:
あ、英語?
篠原:
なにいってるのかわかんなくて、ぜんぜん。あれ、字幕スーパーとか出ないのかな?
小室:
出ないんじゃない?
篠原:
出ないんだ。あれわかんない。ずっと英語で喋ってるから。
小室:
本当?
篠原:
「ウ〜ル〜エ〜」「エ」とかって。バイバイしかわからなかった。
小室:
日本語も喋ってたよ、たくさん。
篠原:
本当? 日本語も通じなかったのかな?
小室:
あの、そう。花火も上がるし、そういういろいろあるから。
篠原:
豪華に華やかに。
小室:
だから、やっいもいいかもしれないね。じゃあ、ちょっと考えますよ、それ、本当に。
篠原:
じゃあ、歌ってあげる。
小室:
歌ってよ、じゃあ。
篠原:
歌ってあげてもいいよ。
小室:
歌ってあげてもいいよ?
篠原:
しょうがないから。
小室:
歌ってもいいからしょうがない?
篠原:
しょうがないから。
小室:
歌うか、じゃあ。
篠原:
歌ってやってもいいよ。
小室:
じゃあ、ちょっと考えておきますね、それはね。まあ、これはいいんじゃないですか? 楽しみですね。
篠原:
そうですね。
小室:
じゃあ、26日、歌ったかどうかね、みなさん。
篠原:
歌ったかどうか。
小室:
そのへん確認しに。じゃあですね、これ多分、10分ぐらいなんで。
篠原:
あ、そうなんだ。そんなに縮んじゃう。
小室:
縮んじゃうんでね。いいとことりますから。
篠原:
はい。
小室:
なんかありませんか? 音楽番組の最後に一言。
篠原:
最後に一言? うんと、よろしくお願いします。ね。
小室:
はい。
篠原:
なに言えばいいかわかんない。こうやってカメラ向けられると。照れちゃって。
小室:
本当? いつもちゃんと言ってんじゃない。
篠原:
そうか、じゃあね、アルバムとコンサート、それからまあ。
小室:
東京だから、これ。コンサートとかね。
篠原:
えぇとですね、9月8日にやりますので、中野サンプラザで。ぜひ見に来てください。すごくいいですから、きっと。
小室:
ありがとうございます。じゃあ、土曜日に。
篠原:
土曜日に。あ、土曜日か。
小室:
土曜日です。
篠原:
はい。
小室:
よろしくお願いします。
篠原:
よろしくお願いします。
小室:
どうもありがとうございます。
篠原:
ありがとうございました。
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