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NON EDIT TALK : 小室哲哉★マーク・パンサー


小室:
はい、MARK PANTHERです。

マーク:
MARK PANTHERです。『Very very Nice Song』です。

小室:
『Very very Nice Song』を、今、聴いていただいたんですね。

マーク:
あ、今。

小室:
ライヴは、っていうか、こういうのはあんまりやったことないんじゃない? 

マーク:
初めてですね、ええ。

小室:
あ、初めてか。そうだね。

マーク:
こういうふうに歌うのは、きっと。あとはTJMで歌ってるぐらいですか。

小室:
ぐらいだもんね。芸歴長いけれど。

マーク:
芸歴長いですね。芸歴、2歳からやってますから、23年ですね。

小室:
23年。え? でも、26になるの? もう今年。

マーク:
5ですね。5になったばっかりですね、2月で。

小室:
あ、そうか、そうか。大人になったね、本当にね。

マーク:
23年でやっと。

小室:
えぇと、マークの場合はさ、あらゆるいろんな顔があるから、なんか見たことあるんだよね、みんな。

マーク:
そうですね。

小室:
見たことあるんだけど、わかんないっていうか。

マーク:
わかんないでしょうね。

小室:
わかってる人もいるし、でも、しっかりとつながってないかもしれないね。

マーク:
この歳が、すごく不思議なんじゃないですか? よくお手紙もらうんですけど、「家族中でマークの歳を当てっこしてるんですけど、30歳なんですか? 私が中学校の時に、マークさんは雑誌に出てたので」って。

小室:
出てたね。

マーク:
その時、僕も中学生だったし。まあ、同じ年なんですね、きっとその人と。

小室:
「メン-ノン」の時? それ。

マーク:
「メン-ノン」が7年ですから。「メン-ノン」は高校ぐらいですね。

小室:
ちなみに「メン-ノン」の前って、どういうのに出てたの? 

マーク:
「チェックメイト」とか、「ブーン」の創刊の表紙とか、「ファインボーイズ」とか。

小室:
「ファインボーイズ」か。ぜったいどっかで見てたよね。

マーク:
どっかで出てましたね。

小室:
どっかで見てるし、ここ最近になったらコマーシャルもあるじゃない。

マーク:
多いですね。ありがとうございます。

小室:
僕っていうか、まあ、僕絡みもあるけどさ、去年とかはほら、違うじゃない。

マーク:
そうですね。

小室:
いろんなね。

マーク:
去年、コーラやりまして。

小室:
あれでみんな印象強いしね。

マーク:
なんかお得な。「お得だよ」っていうのが。

小室:
そうだね 。いつもお買い得な宣伝をしてるよね。

マーク:
そんな宣伝ばっかりですね。今回もそうでしたもんね。Pizza-laも。

小室:
お買い得系なんだね。

マーク:
お得だよ。

小室:
そうだね 。安売りじゃなくてよなったね。

マーク:
よかったですね。まだアメリカンっぽいですからね。ピザ、コーラ。

小室:
そうだね 。だから、顔はみんな知ってるし。

マーク:
知ってますね。

小室:
あと、H Jungleでも、じつは出てるというね。

マーク:
出てましたね。H Jungleとあと、『シーザスカイ』でも出てましたね。

小室:
そうだね 。ライヴUFOはもちろん出てたしね。

マーク:
ライヴUFOも出てました。

小室:
あとね、なんか出てたような気がするんだけど。でも、とりあえずそのぐらいだったかな? けっこうH Jungleは、なんか印象あるんじゃないの? 

マーク:
H Jungleは…。

小室:
そうだそうだ、H Jungleはゴメン。もちろん出てて、マークがラップをやってるじゃない。で、僕、このあいだカラオケでさ、『Wow War Tonight』のオケを聴いたんだけどさ、マークの言ってるとこが、嘘なんだよ。

マーク:
え? なんて言ってるんですか? 

小室:
「プーカ、プーカ」とかですね、「ィエケ、ィエケ」とかなんか。

マーク:
「ボヤケ、ボヤケ」とか? 

小室:
なんか「ヤァー」とか、適当になってるの。

マーク:
呼んでくれればよかったのに。

小室:
ここでちょっと、なんて言ってるか言ってよ。

マーク:
あれはですね、「ウィッケ、ウィッケ」と。

小室:
「ウェキィ」? 

マーク:
「ウィッケ」っていうのが、まあ、掛け声ですね、きっとジャマイカ人の。楽しい時の「ウイッケ、ウィッケ」っていう掛け声で。そしてその後に「ブャカ、ブャカ」っていってるんですね。

小室:
だから最初は「ウィッキェ、ウィッキェ」でいいんだよね。

マーク:
「ウィッケ、ウィッケ、ジャングル、イズ、マッシヴ」。

小室:
マッシヴ。

マーク:
ジャングル、イズ、マッシヴ。「ウィッケ、ウィッケ、ジャングル、イズ、マッシヴ」「ブャカ、ブャカ、ワッチ、ミー、ナウ」

小室:
「ワッチ、ミー、ナウ」だよ。あれ、わかんないでしょうね、みんなね。「ワッチ、ミー、ナウ!」って言ってんのが、あれが片仮名じゃん。

マーク:
「ワチャ、ナントカ」って書いてあるわけですよね。

小室:
「ワッチ、ミー、ナウ」っていってるんだよね。

マーク:
「ワッチ、ミー、ナウ」っていってるんですよ。

小室:
ああいうところはほら、作詞とかじゃないんで、任せるじゃない、マークとかに。

マーク:
そうですね。

小室:
「なんか言ってよ」って感じだから。

マーク:
あの時も、僕が小室さんスタジオにいて、呼ばれて、「ここ!」「やって!」っていう感じだったんですよね。

小室:
そうだね 。突然の起用だよね。

マーク:
突然で。

小室:
そうそう、そう。だから、『Wow War Tonight』でも、あそこけっこう大事じゃない。

マーク:
そうですね。ジャングルにその頃、すごいハマってて。ジャングルのビデオもよく見てて、ジャングルのCDもよく聴いてて。なんかジャングルだったんで、すんなり出てきましたけどね。

小室:
あれも、このMARK PANTHERだったということだし。一応、いろんなところに点在してるマークを、今、ちょっと、まとめてるんだけどね。

マーク:
まとまってきました? 

小室:
まとまったかな? これで少しは。

マーク:
わかっていただけましたでしょうか? いろんなとこ本当、出てますね、最近。

小室:
で、えぇと、一つ言えるのが、意外と僕と近い距離にいるというね。

マーク:
近いですね。3年前ぐらいですよね? 小室さんに会ったのが。

小室:
そうだね 。

マーク:
ちょうどなんかのイベントで。

小室:
イベントで。豊橋かな? 

マーク:
ええ、豊橋です。

小室:
豊橋のディスコですね。

マーク:
ええ、コウちゃんと。

小室:
豊橋のディスコなんですけど、豊橋ってわからないかな? 名古屋の近くですね。

マーク:
僕、日帰りだったんですよ、あ? 日帰りじゃない、泊まったんですよ、僕。朝一で帰って。 コウちゃんと一緒にいて、「MCやってくれ」って言われて。その時、僕、レゲエにハマってたんで、「ラスタ、ファラーイ」とかって入れたら、小室さんが「これはレゲエじゃないんだから」っていってたら、今、ジャングルやってるんですよね。

小室:
俺も適当だよね、すごいもう。

マーク:
すべてはこう、つながってるなぁと。

小室:
あ、あの頃レゲエにハマってたの? 

マーク:
僕、けっこうレゲエ好きだったんですよ。

小室:
あ、そうなんだ。ぜんぜん覚えてない。

マーク:
で、小室さんてどういう人なのかな? ってずっと思ってたら、小室さんの車に乗っけたもらった時に、きっとすごくコンピューターっぽい音を聴いてるのかな? と思ったら、エアロスミスの『Living on the Edge』かなんか流して。「ああ、あのビデオ、カッコいいんですよね」とかいう話ししてて。

小室:
そう、なんでも聴いてたからね。今も、やっと今年になってレゲエとか聴いてるけどね。

マーク:
そうですよね。今、本当にドップリレゲエ。

小室:
ドップリですね。そう、それが3年前で、やっと今年は95年か。95年に音楽としてマークは花開いたわけですね。

マーク:
そうですね。初めてこういうふうに曲作ってもらって、こういう場所で歌えて。で、ライヴUFOでも、17回、ずっとこの歌と、もう一曲『No No Computer』歌って、気持ちいいなぁと。

小室:
時代がちょうどなんか、こういうマークの雰囲気ってさ、やっぱりすごく色があるじゃない。はっきりした色があるから、どこにハマればいいかっていうのがね、今まで時代的にも、僕も考えてたと思うしね。どこらへんだったらピタッとハマるかっていうね。

マーク:
それが3年でやっと。

小室:
3年かかりましたね、やっぱりね。3年、ずっと考え続けたわけじゃないけどね。頭の片隅にあって。きっと、それでどっかで考えようとしてたんだと思うんだけどね。

マーク:
そうですね。ずっと。

小室:
よかったよね。考えがまとまって。

マーク:
まとまって、すごいうれしいですよ。これからがちょっと楽しみですね。

小室:
これが8年ぐらい経ってもね。

マーク:
8年経っても頑張りますよ、僕。

小室:
あの、まとまんなかったら、困ったじゃない。

マーク:
そうですね。3年目でやっと。

小室:
まとまってよかったと思いますよ。3年だったらまあ、早い方だよね。

マーク:
そうですね。 

小室:
だって、マークもちゃんと、その間にいろいろなね、仕事してたりしてるんだもんね。

マーク:
そうですね。3年前がちょうど二十歳ですからね。あ、違いますね、22ですね。

小室:
今、MTVとか? 

マーク:
MTV、喋りずっとやって。

小室:
けっこうマークのことを、仕事の内容を説明したら、一時間ぐらいかかっちゃうね。

マーク:
何でも屋さんでしたね。

小室:
なんでもやってるね。なんかショウのMCとかもやってなかった? 

マーク:
やってますね。司会とかもやってますよ。

小室:
やっいるんでしょ? スキー場かなんか行かなかった? このあいだ。

マーク:
スキー場の司会は寒かったですね。すごく。

小室:
スキー場の司会って、なにやるんだかかわかんないんだけど。「何番さん滑ります」とかいうやつ? 

マーク:
それだけです。「何番さん、飛んだぁ! 落ちたぁ!」そういうような感じです。

小室:
大会だね? それね。

マーク:
ええ。

小室:
大会の司会とかでしょ? 

マーク:
で、すごいスノーボードの仕事が多いんですよ。CMもそうですし、スノーボードファッションも多いんですけど、スノーボード出来ないんですよ。

小室:
今、やる暇ないもんね、絶対ね。

マーク:
ないですね。

小室:
そういうイメージがあると。まあ、イメージですよね。そうですか。まあ、これからは基本的にはね、まあ、僕もプロデュースしてるんで、当然なんですけども、音楽中心になると。

マーク:
音楽中心になります。

小室:
っていうことになるんで、ちょっとあの、そういうなんていうか、司会とかの仕事の方の人はですね、このテレビ見てたら、もう無理だなと思ってもらわないと困るよね。

マーク:
そうですね。ちょっとお休みっていうかフェイドアウトしていって。

小室:
明日、司会の依頼が来ちやったら、ちょっと寂しいよね。

マーク:
そうですね。いや、もうフェイドアウトします。

小室:
音楽中心にね。

マーク:
もう、これからは音楽中心に。

小室:
そうなって来ますんでね。そこんとこ、よろしくお願いします。

マーク:
お願いします。

小室:
というわけで、いいですね? 

マーク:
いいですね。ありがとうございます。

小室:
MARK PANTHERでした。


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