あらすじ
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  13. #13
第13話 「回転木馬」

感謝祭の休日を前に、スターリング・クーパーもどこか落ち着かない中、
新しく営業責任者となったフィリップスは、 社員を前に、
新規の客を開拓しろと発破をかける。
その一方で、彼は、イーストマン・コダックの新製品、
スライドプロジェクターのプレゼンに頭を悩ませていた。
どうしても、コダック社の担当者を納得させられないのだ。

ドンの家では、ドンへの不信感が募ったベティが、
孤独と寂寥感に苛まれていた。
夫の浮気を知った友人のフランシーヌの打ち明け話、
ドンがウェイン医師から細かい診療経過報告を受けていること、
感謝祭にベティに実家へ一緒に行こうという誘いに
ドンが仕事を口実に乗ろうとしないこと、
全てがベティには負に働いていた。

一方でドンは、コダック社の仕事に家族写真を使うと云うアイデアを思いつき、
そのつながりから弟アダムが気になって、
アダムの滞在していた安ホテルに電話をかける。
そこでアダムが自殺していた事実を初めて知り、ショックを受ける。

ピートは、フィリップスの煽りに乗って、妻の父トムが役員を務めている会社、
クレアラシルを新たな顧客リストに加えることに成功、得意満面になるが、
ドンがそのCMのコピーをペギーに任せた上、
彼女を秘書からジュニア・コピーライターに抜擢したことで、一気に気分が落ち込む。

そのペギーは、激しい腹痛で会社を早退、
駆け込んだ病院で陣痛だと告げられ、唖然とする。
急激な肥満の原因が妊娠だとは、夢にも思っていなかったのだ。
そのまま緊急入院したペギーは、男の赤ちゃんを出産するが、
看護婦の差し出す赤ん坊を抱こうともしなかった。

コダック社の担当者を前にプレゼンに臨んだドンは、
自らの家族、ベティや子供達との思い出のアルバムでスライドショーを見せ、
スライドプロジェクターは、
人々を懐かしい日々に連れ戻すタイムマシン”回転木馬”だと表現して、
一同に大きな感動を与える。

仕事にも成功、自分自身も家族の良さに気付いたドンは、
高揚した気分で家路を急ぎ、
ベティに一緒に実家へ行こうと告げるべく玄関のドアを開けるが、
ベティも子供達も、既に実家へと旅立った後。
無人の屋内で、寂しくひとり、階段に腰を落とすドンであった。