#005
HomePageだけの特別編集版 小泉今日子編
- 小泉
- ぜんぜんもう.30歳ですからね.
- 光一
- え? 30?
- 小泉
- 30歳なんですよ.
- 剛
- 若いですね.
- 小泉
- 若く見えますか?
- 剛
- 見えます見えます.
- 小泉
- ありがとうございます.
- 剛
- キョンキョンはあれですか? 箱乗りして旗振ったりしてたんですか?
- 小泉
- いや,やんないですけど.
- 光一
- え? そんな過去があったんですか.
- 小泉
- そうですね.ちょうど私が中学生の頃って,そういうのが流行ってたっていうか.だから,キャラクターグッズとかでも,なんか.
- 剛
- 拓郎さん,参加して下さいよ.
- 吉田
- ええ,もう,カズキでしょ?
- 光一
- おお! いいっスねぇ.
- 剛
- 覚えてますね.
- 吉田
- 湘南でしょ.
- 剛
- やっぱり拓郎さんも「ホットロード」読みましょうよ.
- 吉田
- そうですね,絶対.
- 光一
- 続きをはい.
- 小泉
- あの,キャラクターグッズとかでも,なんかナメ猫とかね.ああいう,ちょっとツッパリ系のそういうのが流行ってたりして.それが一番カッコいいと思ってたから.もうけっこうそれが,今の子がジーパンをズリ下ろして履くような感じでそういうことしてた.
- 光一
- あれ,俺はちょっとダメなんですけどね.
- 剛
- よくあの,尻尾つけてますよね,みんな.
- 小泉
- 今の子でしょ?
- 剛
- 田舎行くと.だから,ヤンキーとか尻尾つけてません?
- 小泉
- 尻尾?
- 剛
- キーホルダーでな,キツネみたいな尻尾あるやん.
- 小泉
- ああ,ああ.ズボンにつけて?
- 剛
- ボンタンのベルトとかに.
- 小泉
- え? それ,昔の人? 今の人?
- 剛
- いや,今はどうか知りませんけど,俺が中学校通ってた時は,カバンに尻尾とか,カバンにナントカって名前書いたりとかね.
- 小泉
- なんて書いてたの?
- 剛
- 俺は書いてないですよ.俺はドラえもん付けてた.こういう頭してたけどドラえもん.
- 光一
- 彼はドラえもん好きなんですよ.
- 剛
- 今もドラえもんブラ下げて学校行ってますからね.
- 光一
- 拓郎さんの学生時代は? キョンキョンはそういうこともあったと.
- 吉田
- いや,同じようなもんですよ.
- 剛
- 拓郎さんはヤンキーでした? ポジション的に.
- 吉田
- ヤンキーってなに?
- 剛
- あの,まあ,喧嘩っ早く喧嘩したり.
- 吉田
- ああ,クラスのなかで外れてるほうの? それはもう,圧倒的に悪かった.
- 剛
- 悪かったんですか.俺は中間だったんですよ.なんか暗いグループと,明るい普通のグループと,ヤンキーグループと,三つぐらいに別れる,俺は真ん中にいたんですけど.
- 吉田
- じゃあ,都合によって?
- 剛
- そうですね.
- 光一
- 俺もそうです.
- 剛
- 都合によって? うーん? まあ,みんな助けてくれたね,いろいろと.ありがとうな,みんな.
- 光一
- その学生時代の話を,ちょっといろいろ聞きたいですね.
- 剛
- そうですね.
- 小泉
- そうですか?
- 光一
- なんかエピソードありません?
- 小泉
- エピソード?
- 剛
- なんかないんですか? 昔,瓶で頭割って血ぃ出たとか.
- 小泉
- そんなことないけど.でも女の子と喧嘩とかして,怪我して病院とか行ったことありますよ.
- 剛
- え!? キョンキョンもキレるんですか?
- 小泉
- なんかね,ふっかけられて.
- 光一
- ふっかけられた?
- 小泉
- うん.最初はなんか「べつにこんな喧嘩してもしょうがないし」とか思ってたんだけど,なんかしつこいから「これはやんなきゃ終わんないかもしんない」って思って.だから,「えーい!!」って感じだったんだけど,弱いんですよ,私.身体がちっちゃいし.それで,結局なんか突き指かなんかしちゃって.
- 剛
- 突き指?
- 光一
- 突き指?
- 小泉
- なんかね,よけようとしてパッと払ったら,指にガンッて当たって.血は流してないですよ.
- 光一
- 俺,昔,ギャグで,給食で食ったニンジンが下に落ちてたんですよ.それを仲の良い友達の筆箱の上にそのニンジンを置いたんですよ.
- 剛
- おまえ,ちょっと待て.ニンジン落ちてるやん.普通,ゴミ箱にポイや.しかも,なんで仲の良い友達の筆箱の上に置くわけ? 「ベータカロチン摂って」っていう,そういうことですか?
- 光一
- ちょっとおちょくってやろうかなっていう.そしたら,メチャクチャカッときたらしくて.それで昼休みの後半ですよ.俺が手を洗ってたんですよ.そしたら後ろから傘でバンッ殴られましたけどね.
- 剛
- あのね,その子,今,見てる? その子ね,ニンジンぐらいで怒ったらあかん.
- 光一
- いや,俺もね,そんぐらいで,あんなにメチャ怒られてな「うわぁ,恐ぁ」思いましたけどね.
- 剛
- あのね,小学校の時っていうのはね,みんなだいたい喧嘩はね,ほんましょーもないことです.椅子座ろう思うたらガーッ引いてドテーッ「なんや!! おらぁ!!」.
- 光一
- ありますよね.
- 剛
- だいたい中学いったら「おまえ生意気や」ってなってくるんですよね.
- 光一
- 拓郎さん,そういう喧嘩の話は?
- 吉田
- いや,僕,小学校の頃はよく女の子に泣かされて.
- 光一
- え? 女の子に泣かされた?
- 吉田
- 小学校の頃ってさ,女の子のが大きくない?
- 光一
- あ,そうですよね.
- 剛
- あのね,女の子ってドッヂボールの球メチャクチャ速い奴とかね.
- 光一
- いますいます.
- 剛
- いますよね.
- 吉田
- うん,いる.
- 剛
- 本当,男より速いっていう.
- 光一
- 小学校までは女性のほうが成長が速いですから.
- 吉田
- 強い.力も強いと思うな.けっこうぶっ飛ばされてて,いつも.
- 剛
- あ,そうなんですか?
- 吉田
- 貧血気味だからさ,ほら.
- 剛
- そうですね,拓郎さんはね.
- 光一
- 今は大丈夫ですか?
- 吉田
- だいぶ慣れてきたもんで.
- 光一
- そのね,話は変わりますけど,中学・高校生の頃,どんな人でした?
- 吉田
- どんな人っていうのはいいよね.
- 小泉
- でも,なんかけっこう,やっぱりだからいたずらに悪いことばっかりしてましたよ.
- 剛
- キョンキョンは中高生は悪いことしてたんですか?
- 小泉
- うん,それが楽しかった.なんか明日とか関係ないっていう感じで.
- 剛
- ああ,そういう時期ありますよね.
- 小泉
- なんか無茶っていうほど無茶してないけど.
- 光一
- 原チャリパクったり?
- 小泉
- いや,パクんないけど,お姉ちゃんのとかで出かけたりして.
- 光一
- 無免で?
- 小泉
- そうですね.
- 剛
- キョンキョン無免や!?
- 光一
- まあ,過去の話ですからね.
- 小泉
- 無免とか.そう,あの,中学生の男の子が運転する車で海まで行っちゃったりとか.
- 光一
- 中学生? ええ?
- 剛
- ああ,こわ!
- 小泉
- そう.今思えばすごい恐いですよ.
- 光一
- メチャクチャ恐いですよ.
- 剛
- 危ないですよ.
- 光一
- え? それはオートマですか?
- 小泉
- いや,知らない.何だったかわかんない.
- 剛
- マニュアルかな?
- 光一
- その頃はオートマは?
- 小泉
- いちおうあったと思うけどね.
- 剛
- オートマやないと難しいやないですか,坂道で.
- 光一
- それは恐いですわ.
- 小泉
- そう.今思ったら「ひぃーっ!!」って思うぐらい恐いんだけど,その時はちょうどなんか授業中に,「なんかアイス食べたくなっちゃった」と思って.
- 光一
- 授業中に?
- 剛
- 授業中にアイスが食べたくなったんですね.
- 小泉
- それで抜け出してって,お店でアイス買ったらその子が通りかかったんですよ.で,「海行くけど行かない?」っていうから,そのまま「あ,行く行く」って乗っちゃったんですよね.
- 剛
- すごい世界やね.
- 吉田
- わりとデタラメな学生だったんですね.
- 小泉
- そうですね.
- 剛
- いや,でも,中学時代っていうのは本当,勉強しなかったですね,俺も.今もしてないですけど.
- 光一
- 俺は中2までいい子でした.
- 小泉
- あ,そう.
- 光一
- ええ,成績もとても良く.
- 剛
- 俺,小学校までなんですよ.小学校6年生まではすごく頭の良い奈良県民だったわけですよ.でも,中学入って英語が入ってきたでしょ.This is a pen.まではいったんですけど,Who isとかってあたりから「フーってなんや?」って.そのへんからちょっと.
- 小泉
- 嫌んなっちゃって?
- 剛
- 嫌んなっちゃって勉強しなくなったんですけどね.
- 光一
- そんな無茶なことしてたんですか?
- 小泉
- なんか学校にいることは好きだったんだけど,勉強するのは嫌いだったから.
- 光一
- そうですね.グレてる奴って学校には来るんですよね.
- 剛
- そう.あのね,ヤンキーっていうのは,なんか知らんけど,俺らが遅刻していってもいるよね.
- 光一
- そんなんやったらおまえ,来んなよっていうね.
- 小泉
- でも,行ってからサボったりするのが楽しい.
- 光一
- 反発することが楽しいんですね.
- 剛
- でも,俺なんか,かなりいい子のほうでしたね.メチャクチャ可愛いで,俺.プールサボったり,体育サボったり,授業中抜け出したり,帰ったり.
- 光一
- いやいや,それは充分悪いですよ.
- 小泉
- ねぇ,充分.
- 剛
- 悪くないよ.喧嘩もなんもしてないからね.
- 光一
- ああ,そうか.
- 剛
- 友達はよく鼻血流してたけどね.
- 光一
- 拓郎さんは,そういうサボったりっていうのは?
- 吉田
- おまえ…….
- 光一
- 今日は振りますよ.
- 剛
- 今日は拓ちゃんにどんどん.
- 吉田
- え?
- 光一
- いやいや,拓郎さんの中学時代とかは?
- 吉田
- 僕は中学とか高校とかもう,女の子のおしり追っかけてましたね.
- 光一
- へぇー.
- 剛
- ウーマンヒップ.
- 吉田
- そうですね.おっしゃる通りですね.
- 光一
- ウーマンヒップを追いかけてたと.
- 吉田
- とにかく女の人の後ろから着いて回ってましたね.
- 光一
- さぁ,ここでですね,この番組がいちばん金をかけております.
- 剛
- これはね,ちょっとね.
- 光一
- マイナーチェンジしましたからね.
- 剛
- タイプが変わりましてですね,名前も変わりました.
- 光一
- 重くなったな,これ.
- 剛
- ガチャガチャマシーン・アルファになりました.
- 光一
- アルファなんです.ここにいろいろな質問がLOVE LOVEオールスターズの皆さんからの質問がキョンキョンへ.
- 小泉
- へぇー.じゃあ回していいんですか?
- 光一
- どうぞ.はい,これはですね,ドラムの富田京子さんから.
- 剛
- ああ,これは聞きたいですね.
- 光一
- これ,いいですわ.
- 剛
- メチャクチャ聞きたいですわ.
- 光一
- 「旦那様のことをなんと呼んでますか? そして,なんて呼ばれてますか?」.いい質問ですわ,これは.
- 剛
- 旦那様はなんて呼んでるんですか?
- 小泉
- 私のことをですか?
- 剛
- 旦那様のことを.
- 小泉
- なんて呼ぶか? 「永瀬君」とか.
- 剛
- 君なんですか?
- 小泉
- 君なんです.最初に君で呼んじゃったから,そのまんま「永瀬君」て.
- 光一
- 「あなた」とか?
- 小泉
- 言わないよ! 今どき言いますかね?
- 剛
- 「マー君」とか.
- 小泉
- 「マー君」とかね,あんまりそういうの恥ずかしくってできないですよ.
- 光一
- 恥ずかしいですか?
- 小泉
- うん,恥ずかしいですね,なんか.名前で呼ぶのとかもちょっと恥ずかしい.
- 光一
- あ,そんなもんですか?
- 小泉
- ですね.私は恥ずかしい.
- 光一
- 拓郎さんはどうですか?
- 吉田
- え? なにを?
- 光一
- なんて呼んでますか?
- 吉田
- 誰を?
- 小泉
- 奥様を.
- 吉田
- 奥さんを? 馬鹿なこと聞くなよ.
- 剛
- なに照れてるんですか?
- 光一
- なんて呼ばれてます? そっちのが聞きたいかな,俺は.「拓ちゃん」とか.
- 吉田
- いやいや,だからそれは「ねぇ」とか.
- 光一
- なんかよそよそしいですね.
- 吉田
- いやいや,本当ですよ.そんなことで嘘言ってもしょうがない.
- 光一
- じゃあ,小泉さんはなんて呼ばれてますか?
- 小泉
- そうですね,なんかその呼ぶ用事によって多分違うでしょうけど,呼び捨てにされる時もありますし.
- 光一
- 「今日子」.
- 小泉
- そうですね.あと,「永瀬さん」とか.「永瀬君」て私が呼ぶじゃないですか,だから「永瀬さん」とかね.あと,ふざけてる時は,なんか例えば「キョンキョンはさ」とかって急に.「なに言ってんの?」みたいな感じ.
- 光一
- なに言ってんの? ですか.俺たちは「剛」「光一」やもんな.
- 剛
- そうやな.
- 光一
- さあ,次いきましょう.
- 小泉
- はい.
- 光一
- ベースの吉田健さんからですけども,これは…….
- 剛
- 困った質問ですね.
- 光一
- 「選挙には行きましたか?」.
- 小泉
- そう,結局ね,行かないで,なんか選挙の番組とか見てああだこうだ言ってて.で,言ってるそばから「あ,行かないのに言っちゃいけない」って思って気が付いてじーっと見てました.
- 光一
- 僕らまだ選挙権ないですからね.
- 剛
- ないですからね.
- 光一
- 拓郎さんは?
- 吉田
- 僕も彼女と同じです.ワーワーワーワー言ってるわりに行ってないっていう.
- 小泉
- そうそう.
- 剛
- けっこうでも,時間ないですもんね.
- 小泉
- いや,あったんだけどね.
- 吉田
- 僕もあったんです.
- 光一
- じゃあ,国民として行って下さいよ.
- 小泉
- 大人としてね.
- 光一
- ええ.
- 小泉
- そうですね.
- 光一
- 僕ら行きたくても行けないですから.
- 小泉
- そうですね.
- 光一
- じゃあ,次いきましょうか.
- 小泉
- はい.
- 光一
- はい,ギターの高中正義さんからです.「年下の夫ってどんな感じなのですか?」.こういうのはもうね,聞きたい質問ですから.
- 小泉
- でもね,あの,一つ学年が下なんですけど,生まれた年は一緒なんですよね.昭和41年生まれ.
- 光一
- 俺たちみたいなもんですね.
- 小泉
- あ,そうなんですか? どっちが上なの?
- 光一
- 僕が上です.
- 小泉
- あ,そうかそうか.そういう感じなので,あの,いい時は同い年で,いい時は年下っていうふうに.
- 光一
- あ,いろいろ出来るんですよね.
- 小泉
- でも,あんまりだから喧嘩とかがないですね.
- 光一
- あ,ないですか.
- 小泉
- うん.なんか最初っからフィフティーフィフティーっていう感じがあるから.だから,あんまりどっちかが強いとかどっちかが弱いとかなくて,なんとなく.
- 光一
- まあ,全てがウマくいっとんねん.
- 剛
- いいねぇ.俺なんかもう,今,進級できるかが問題やねん.
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