ゲストとのLOVE LOVEなトーク#003


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森高千里

僕は,昔ようすごいことしてましたよね? 昔.
森高
ええ? どういう? 
光一
すごいことって何やねん? 
森高
どういうことですか? 
「ベストテン」とかで.
森高
どういうことですか? 
もう,これぐらいの短いスカートの時代ありましたよね? 
森高
ありましたね.
あれはだから,僕,お母さんの前で見れなかったんですよ.
森高
恥ずかしくて? 
光一
うそぉ!? 
いや,僕はあの,光ゲンジとかを見てたからね,やっぱりテレビよう見てたんですよ.そしたら森高さんが出てくる時に,「あ,この人パンツのお姉ちゃんや」って頭のなかであったから,僕はもう,ちょっとトイレ行くんですよ,  僕.
光一
あ,でも,うちのお母んも言うとったなぁ.でも,そこまですごいもんじゃないでしょ,だって.
いや,小学校でしょ.小学校にしたらもう,いけないことやもんね.
光一
あれは何年ぐらい前ですかね? 
森高
何年ぐらい前だろう? 
僕のなかでは,もうなんか見るっていうことが「あ,僕,犯罪?」っていう.そういう気分やった.
光一
可愛いらしかったんやん,自分も.
うん.もう絶対に見られへんかった.だから,「マイッチングマチコ先生」は見れへんかったね.
光一
あれはな.あれはキツかった.
あれはもう本当にね.「ルパン」ギリギリやもん,俺.峰不二子がちょっとなんか「うっふ〜ん」ってやったら,もうなんかあかんなぁっていう.
光一
ああ,あと,よく変身シーンとかあってさ.
「キューティーハニー」.
光一
「キューティーハニー」.裸にやるやん.
あれ,絶対見られへんね.漫画の話してるわけじゃない.
光一
そんなのはどうだっていいんですよ.あれ,何年ぐらい前ですかね? 
森高
あれは6年ぐらい前じゃないですかね? 5,6年前だと思います.
5,6年前ですか.
森高
うん.
光一
5,6年前? 5,6年前言うたら,俺たちが? 
小学校.
光一
11,12ぐらいの時ですね.
やっぱ小学校でしょう.
光一
小学生ですね.
森高
あ,小学生.そうですか,はい.
光一
まあ,ところであの,森高さんにとってLOVE LOVEな歌,曲.これをまあ,いちばん聞きたいことですけど.
森高
はい.あの,高校の時にバンドを組んでやってたREBECCAの曲とかは.
光一
REBECCAって懐かしいですね.
森高
うん.
光一
あれは何年ぐらい前やろ? 
森高
もうだから,私が……10年ぐらい前ですね.
光一
10年ぐらい前.まだ僕ら.
7歳や.一桁やな.
森高
あ,そうですか.
光一
ええ.
まだ小学校や.
森高
そうですね.知ってますよね? REBECCAはね.
光一
知ってます.なんかすごい覚えてます.REBECCAの曲.
森高
はい.
光一
それはまたなんで? 
森高
あの,うん,初めてコピーした曲がREBECCAの曲で.で,それは「LOVE IS CASH」っていう曲なんですけど.
光一
あ,昔バンドやってらしたんですか.
森高
そうです.その時にドラムを叩いてたんですけど.
光一
あ,ヴォーカルじゃなくて.
森高
うん,ヴォーカルじゃなくてドラムを.
なんでそれはドラムにいったんですか? お金持ちだったからですか?
森高
違います.
光一
そうやんなぁ? あの,ドラムとヴォーカルはお金持ちがいくって.
森高
いや,私の家にはドラムセットはなかったんで,貧乏でした.
光一
あ,そうなんですか.
それはやっぱ,とり合いで喧嘩とかになったりするんですか? 
光一
じゃなくって,たまたま私はピアノをずっと習ってたんで,キーボードの予定だったんですけど.
ああ,キーボードいいじゃないですか.
森高
どうして?
光一
キーボードはねぇ.
キーボードはええとこやけどね.
森高
そうですかね.
光一
あの,ね,先週も言いましたけども,LOVE LOVEオールスターズのキーボードの方リーダーですから.
森高
あ,はい.でも,なんか女子高だったんで,ドラムをやる子がいなくって.とりあえず私が小学校の時にちょっと打楽器というか.
光一
あ,打楽器? 
森高
小太鼓を叩いたことがあったから.
光一
小太鼓ね.俺らもう,タンバリンとかトライアングルとかやってましたけどね.
森高
まあ,その手の具合なんですけど.それでやってたんで,とりあえずやってみるっていうことで,やり始めたら面白くて.
光一
あ,もう女ばっかり? 
森高
そうです,そうです.同級生で.
光一
でも,ドラムやる女の人ってそういないですよね.
森高
うん,いなかったですね.探し回ったんですけど.
光一
そうですか.拓郎さんは女のドラムっていうのはどうですか? 
吉田
いや,もうほら,その時高校生でしょ.
森高
はい.
吉田
いや,可愛かっただろうね.
光一
どんな高校生でした? 
森高
ええ? どんな高校生? うん,まあだから,けっこうバンドを一生懸命練習して,放課後とかは.
光一
今みたいにスカートが短かったり? 長い時代ですか? 
森高
いや,まあ,長くはないけど,今の東京の高校生みたいに短くはないですね.そこそこ膝ちょっと上ぐらい.
光一
ああ,そうですか.あの,ルーズソックスとか? 
森高
あ,ルーズソックスはなかったです,私たちの時は.
光一
どんなソックス? ハイソックスですか? 
森高
いやいやいや.
ドーナツソックスっていうんですよ.
森高
え? ドーナツソックスって? 
あの,小学校の時によく丸めて.
光一
クルクルクルクルクルクル.
森高
ああ,ああ.はいはい,はいはい.
ありましたよね.
光一
ありましたね.
森高
私たちの時は三つ折りですね.
光一
可愛らしいじゃないですか.
3回折るんでよね? 
森高
1,2,3.うん,かな? 
光一
じゃあ,短い感じで.
ああ,そんなんあったね.
森高
うん,そんな感じでした.
光一
そうなんや.まあ服装はそんな感じか.他は? 他に関しては? 
森高
他に関しては,よく食べてました.メチャクチャ.
光一
今も食べます? 
森高
今も. (泉谷しげる乱入)
泉谷
こら,ちょっと待て.今,ツーショットダイヤルやってんだから.
ちょっ,ちょっ.
泉谷
「なるほど,じゃあ,ハチ公で会おうか,な,よし」ツーショットダイヤルやってるから.
どないしたんですか? 
泉谷
いや,援助交際.え? なに?
光一
この場面はあれですよ,先週で泉谷さん終わってるんですよ.
そうですよ.なに2週続けて出てるんですか.
泉谷
先週おまえ,俺はずっと泊まり込んでんだから,先週からおまえ.だから,森高さんが太鼓叩いてくれただろ.おまえ,帰れるか.
光一
あ,お返しをしに来たんですか? 
泉谷
当り前だよ,おまえ.森高と俺はどんな仲だと思ってんだ,おまえ.
光一
え? どんな仲です? 
どんな仲なんです? 
泉谷
Q2ダイヤルで知り合ったんだから.ね.
光一
ちょっと待って下さいよ.
泉谷
もう服だって自然に合っちゃうんだ,ほら.
森高
本当ですよね.
光一
色がね.
泉谷
あのね,森高千里はすごい.この泉谷と森高,もう合わないだろ? 普通.
光一
そうですね.
泉谷
これが16? 17か? 
森高
17ですね,はい.
泉谷
17.さっき馬の話してただろ? 
してましたね.
泉谷
あのね,「あいつに恋してる」ってしょーもない映画があったんだけど,あの,彼女メインなんだけど.あの,ぜんぜん当たんなかったな,あれな.
森高
私が主演じゃないですよ.
泉谷
誰だっけ? 
森高
風見慎吾さん.
泉谷
知らねぇな,んな奴なぁ.
光一
いやいやいや.
泉谷
いや,俺がその青森でさ,馬を連れてって「どうだこうだ」ってやってて.ポカリスウェットガールだったんだよな? 
森高
そうです,はい.
泉谷
「お,可愛いネェちゃんだなぁ」と思ってさ.一人ポツンといるんだ,これが.普通,俺が話かけると後ずさりするじゃん,ネェちゃん普通.「恐いな,このオッサン」みたいな.
光一
ああ,そんで引っ掛けたわけですね.
泉谷
引っ掛けたっておまえなぁ,キスした仲だぞ,おまえ.そりゃあね.(光一つねる)
光一
痛ぇ! 
泉谷
なんだ,おまえは!! 
暴力はいけませんよ,暴力は.
泉谷
暴力っておまえ,暴力団みたいな格好してんじゃねぇか.なんだ? この格好は,おまえ.ナニワ金融道じゃないんだから.
いや,ちょっと僕も鏡前に立った時,ちょっとヤーさん入ってるなと思いました.
泉谷
おまえ,これ,もう関西だなぁと思わない? ねぇ.今どきこの感じはすごいよ,これ.若いのに.それで会ったわけよ,17歳の時に.
光一
あ,17歳の時に.
今,綺麗に流れてったね,今ね.
光一
泉谷さんが17歳の時じゃないですよね? 
泉谷
馬鹿言ってんじゃないよ! おまえ.俺が17だったら森高だったらタニシだよ,まだ.馬鹿野郎.
タニシ? 
泉谷
タニシだよ,おまえ.
光一
お父さんの中にいたぐらいですかね.
泉谷
そうそう.で,会ったんだよ.で,今日はまあ大きくなったからずいぶんさ,痩せてるけど,当時はパンパンでさ.
光一
そうなんですか? 
泉谷
そう.ね? 
森高
そうですね,丸々と.
泉谷
可愛かったんだよ.
森高
今の話じゃないけど,一生懸命食べてて.
「可愛かった」って過去形なんですか? 
泉谷
過去ですよ.で,今は綺麗.
「可愛い」から「綺麗」.
泉谷
ものには言い方があんだろうが,この野郎! なに考えてんだ,この野郎.
光一
でも,昔思ってましたけど,すごい顔の整った方だなと思ってましたね.
泉谷
いや,綺麗でしたよ.
光一
泉谷さんじゃないですよ.
泉谷
俺,整ってたらおまえ,誰も呼ばねぇよ,馬鹿野郎おまえ.謙遜だよ,この野郎.
光一
ええ,思ってましたけどね.
携帯鳴ってますよ.
泉谷
あ,来た来た.失礼いたしやした.
光一
ブルってますよ.本番中に携帯は切っといて下さいよ.
泉谷
俺さ,携帯って似合わないと思わない? な,似合わないだろ? これ.こんなんこの野郎.
篠原
電話取り上げ! ジュースあげる.もしもーし.
泉谷
しのはらぁ(また飲み物吐き出す)!! 
篠原
やだー! あ!? またブルった.「ゆ・み・こ」キャー!! 
泉谷
すいませんどうも.
光一
もう.先週も吐いたじゃないですか.
泉谷
いやいや,なんか水浴びないとね,気分が出ねぇんだよ,申し訳ない.
吉田
水浴びないと気分って,馬鹿だなぁ,おまえは.
泉谷
おめぇが喋んねぇからだよぉ,馬鹿野郎! 
吉田
ああ,そうか.
光一
拓郎さんの分も喋ってるわけですね.
泉谷
そうだよ.
吉田
いや,初めて聞きましたよ,今.水浴びないと気分が出ないって人,見たことない,俺.すごいフレーズだね.
光一
水好きですか? 
泉谷
水好き.ウーロン茶が特に好きだね.
光一
あ,そうですか.
泉谷
いいからいこうよ.
光一
ああ,なるほど.「今,いちばん欲しいものは何ですか?」.
泉谷
うぇぃ.
光一
いやいや,泉谷さんに聞いてるんじゃないですから.
「うぇぃ」言われてもね.
泉谷
いやぁ,俺のとこきたかなと思って.
光一
いやいや.
泉谷
いや,欲しいものあるなと思って.
森高
いちばん欲しいもの? 
光一
ええ.
森高
いちばん欲しいもの最近買っちゃったんですよ.
何を買ったんですか? 
光一
それはテレビ的に言えますか? 
森高
言えますよ.
泉谷
なんだ? おまえ.その「テレビ的に言えますか」ってのは.
光一
いや,なんか言いたくないものとかあるじゃないですか.
泉谷
俺.さしずめね,スクーターが欲しい.もうスクーターっていうのが欲しい.どうでもよかったね.いこうか.
光一
スクーター欲しいんですか? 買えばいいじゃないですか.
泉谷
免許ないんだよ.
光一
え? 車とか持ってないんですか? 
泉谷
もう取らしてくんないんだよ,誰も.
光一
あ,そうですか.
50の原チャリ乗ればどうですか? 
泉谷
「おまえ危ない」っつってさ,「存在が危ない」っつってね,誰も取らしてくんないのよ.
光一
ああ,なるほどね.
泉谷
だから,車は持ってんだよ.
光一
あ,車乗れるんやったら.
車あんのやったら原チャリ乗れますやん.
光一
スクーター乗れるじゃないですか.
泉谷
だから,アメリカ行ったら,って俺の話じゃなねぇだろ! この野郎!! 
光一
そうですね.何を買ってしまったんですか? 
森高
あのね,シンセドラムをドラムセットで.家になかったんで.
すごいな,お金持ちですよ,お金持ち.
森高
いやいや.
泉谷
シンセドラム?
森高
一生懸命働いて.
昔,バンドでドラムポジションだったんですって.
泉谷
そう,ドラムがなかなかウマいんだよね,この人.
だからお金持ちでしょうね.
光一
ということになるわけですか? 
泉谷
あ,先週の話ね.なんか2,3時間前に喋ったような気がすんだけど.
気のせいじゃないですか? 
泉谷
気のせいかな? 
光一
気のせいです.
泉谷
ああ,そうか.そうそう,だからドラムっていうのは俺たちの間では金持ちだからな.ベースがいちばん貧乏人という,そういう図式だからな.じゃあ,シンセドラム叩いてんの? 
森高
うん,そうですね.
光一
シンセドラムと普通のドラムはどう違うんですか? 
森高
あの,パッドっていうか,ちっちゃいんですね,シンセドラム.叩くところが.だから,ちょっと.だけど,家の中ではヘッドホン聞きながら.だから,夜中でも叩けるしっていう.
光一
あ,ヘッドホンで出来るんですか.
森高
そう.生のドラムだと,家で叩いたら多分「出ていけー!!」って言われちゃうから,それは出来ないんで.
あ,そうなんですか.いいですね.
泉谷
森高千里って夜中ドラム叩いてんだ.
ね.夜中なにしてるんですか? 
泉谷
夜中はすごいよ,俺は.もう×××××ガンガンですね.
ダメですよ.
光一
もう,それは先週で終わったんです.
泉谷
そう,1時間ぐらい前に喋ったな.
やめたんですよね,それは.
泉谷
やめたんだね.
光一
じゃあ,今欲しいものはないですか? 
森高
うん.もう買っちゃったのであんまりないですね.
泉谷
あ,今欲しいものはないですか? 
森高
今,うん.
光一
だから,今聞いたじゃないですか.
泉谷
いいじゃん.時間もたせようと思ってよ.俺,司会に雇ってよ.ダメ? 
光一
いいですよ.じゃあ,来たい時に来て下さい.
来たい時来て下さい.
泉谷
ああ,そうか.拓郎喋んないからな.
光一
ノーギャラで.
泉谷
ちょっと光ちゃん,今なんつった? ノーギャラ? 
光一
多分,今日もノーギャラだと思います.
泉谷
え? これノーギャラかよ!? おい! 
光一
だって,急に乱入してきたんですもん.
泉谷
乱入ったって打ち合わせしてるじゃねぇか.どこが乱入だよ!? おまえ.
光一
打ち合わせしてたんですか? 
泉谷
打ち合わせしてんじゃねぇか.「そろそろ泉谷さんお願いします」って,どこが乱入だ!? 馬鹿野郎!! この野郎! 
光一
僕ら知らないですよ.
泉谷
ふざけんな! この野郎,おまえ!! 打ち合わせのある乱入がどこにあんだ!? この野郎!! カットすんなよ,ここ!! この野郎!! 
まあ,次回はノーブラで来ていただいて.
光一
あ,ブラジャーしてんねんや?
してねしてる.
泉谷
いや,俺,けっこうハト胸なんだよ.さわってごらん,ちょっとハト胸なんだよ,ほら.
(さわる)
泉谷
クルッポッ.な?
光一
それ,オヤジギャグですよ,思いっ切り! 
泉谷
失礼しました.
光一
拓郎さん,じゃあ,最後しめていただけます? 
吉田
どうもありがとうございました.



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