#001
HomePageだけの特別編集版 つんく・安室奈美恵編
- 光一
- さぁ,今日から始まりました「LOVE LOVE あいしてる」.ね,「LOVE LOVE あいしてる」ですけども.拓郎さん,お久し振りでございます.
- 剛
- お久しゅう.
- 吉田
- お久し振りでした.
- 光一
- ちゃんとマイクを通してお喋り下さいませ.
- 吉田
- あ,すいません.僕,よくテレビわからないんです.
- 光一
- そうですか.
- 吉田
- いつも家にいますから.
- 光一
- まあ,拓郎さんはなんか,あのね,僕らと2週間ぐらい前ですかね? 会ったのは.
- 吉田
- そうですね.初めてお会いして,もう感激してました.
- 剛
- そうですか,ありがとうございます.
- 吉田
- 生きていてよかったなぁって.
- 光一
- ありがとうございます.
- 吉田
- もう,今,胸が震えて.
- 光一
- なんか,拓郎さんはね,なんか聞くところによると,気が小さいらしい.
- 吉田
- ええ,もうダメです.
- 光一
- もう,今も貧血で倒れそうですけど.
- 吉田
- 今,サングラスで目を隠してますけど,目が点ですよ,今もう.
- 光一
- あ,目,出すともうヤバい?
- 剛
- ゴマぐらいな?
- 吉田
- 悲しいですけど,もう倒れそうなんですよ,本当に.
- 光一
- 今日は後ろにもお客さん入ってますからね.
- 吉田
- ええ.あの,もうね,君たちが若いもんだから,辛くて辛くてね.
- 剛
- そうですか?
- 吉田
- このところあれですね,レギュラーがたくさん増えたりして忙しいそうですが.
- 剛
- ええ,そうなんですよ.
- 吉田
- 先週なんか,噂によるとさだまさしに会ったそうですね.
- 剛
- ええ.
- 吉田
- どんな奴でした? さだまさしって.
- 剛
- ええ,あの,まさし君に会ったわけですけども.
- 光一
- 「まさし君」て,違う人みたいやん!
- 吉田
- どんな印象でした?
- 剛
- あの,どうですかね? あの,みかんね,皮ごと食うんですよ.
- 吉田
- さだ?
- 光一
- ええ.みかん皮ごと食うてましたわ.
- 吉田
- さだは嫌いなの,僕.
- 光一
- あ,嫌いなんですか?
- 剛
- そんな発言を.
- 光一
- そんな発言を第一回から.
- 剛
- オープニングから聞かされると.
- 吉田
- この番組では「好きだ」とか「嫌い」をハッキリさせていきたい.
- 光一
- そうですね.「LOVE LOVE あいしてる」ですからね.
- 剛
- そうですね.
- 光一
- 愛がテーマですから.
- 剛
- 愛がテーマですよ.
- 光一
- ああ,なるほどね.ええ,本当にもう.
- 吉田
- 僕,あとね,篠原っての,あんまり好きじゃなんだよ.
- 篠原
- なんで!? なんで!? いやぁ,淋しいわ! 拓郎さん,はい!
- 剛
- 君ね,あの,クネクネし過ぎ.
- 吉田
- そうそう,そう.
- 篠原
- なんでです? そんなことないですよ!
- 剛
- やっぱりあの,直立不動しようや.
- 篠原
- はい.仲良くしましょうね!!
- 吉田
- 仲良くやるしかないね.
- 篠原
- はい.嬉しい.
- 吉田
- 長い付き合いになるんだよな.
- 剛
- ちょっとトークが難しいですけど.
- 吉田
- さあ,そういうわけでやろうか.
- 光一
- さっそく歌に.
- 剛
- やりましょうか.
- 光一
- オープニングの歌にいきたいと思います.
- 剛
- オリジナルですからね.
- 光一
- はい.
- ♪オープニングへ〜
- 【ゲストとのトーク】
- 光一
- さぁ,改めまして紹介します.今日のゲストはつんくさんと安室奈美恵さんです.
- つんく
- どーも.
- 安室
- よろしくお願いします.
- 光一
- まあ,この番組はですね,先ほども言いましたけども,「LOVE LOVE あいしてる」.これはもう愛をテーマにトークをしていくわけですけども.
- 剛
- あ,そうなんですか?
- 光一
- おまえ,おまえいちおう司会やからね.
- 剛
- ああ,はいはい.
- 光一
- あの,つんくさんのなんか愛しているものと言えば? LOVE LOVEなものと言えば?
- つんく
- 最近LOVE LOVEなことはね,人の髪の毛のカット.
- 安室
- え?
-
- つんく
- 人の髪を切る.
- 光一
- あ,それはマイ櫛とマイ鋏ですか?
- つんく
- マイ鋏とマイブラシ.
- 光一
- これ,ちゃんと髪を切る鋏?
- つんく
- そうなんですよ.で,ある時,一人バツでね,髪の毛を切るって.
- 剛
- あ,罰ゲームとして誰かの髪を切る.
- つんく
- そうそう,そうそう.その時は,普通の折り紙を切るような鋏でしたから,200円ぐらいですか.
- 光一
- あ,髪を切る鋏じゃなくてね.
- つんく
- 鋏じゃなくて切ったら,まあ,10m離れてたら.
- 光一
- 「まあ,いいんちゃう?」って.
- つんく
- 「イケてるやん」っていうぐらいになったんですよ.これは,「もとかしたら俺って天才ちゃうか?」と.
- 光一
- あ,それだけで?
- つんく
- それ,200円の鋏でこんなやから,そら美容師さんが使うてるような高い鋏やったら,もっとウマく切れるやろ.
- 光一
- あ,なるほど.
- つんく
- 2万5千円です,一個.
- 光一
- 高いんですね.
- 剛
- 高いですねぇ.
- つんく
- 誰も切らせてくれないんですけど.
- 剛
- そらそうですよ.
- 安室
- ちょっと私,危ない?
- つんく
- そう,この中で一番.
- 剛
- 僕は,もう切るとこないですよ.
つんく
- いやいやいや,いや,ちょっときたね.
- 剛
- ちょっとね,あの,トップの部分がね.
- つんく
- とくにオープニングの紹介の時より伸びてきたなぁ,なんか.繋がり悪いんちゃうか? ちょっと切ったほうが.
- 剛
- あれ? おかしいなぁ.いいっスよ,じゃあ.このへん(トップのあたり).このへんあの,シャギー入れてもらえますかね?
- つんく
- こってますねぇ.
- 光一
- これでシャギーはないやろ.
- つんく
- パンチあてる?
- 剛
- いや,パンチあてたらちょっとヤクザになっちゃうんで.
- つんく
- あ,そうですか.切っていいの?
- 剛
- このトップの部分いいっスよ.
- つんく
- こっち(光一)は?
- 剛
- やっぱりあの,キャラ的に僕だと思うんで.ここはええっスよ.
- つんく
- マジでね,問題はないのよ,これ.
- 剛
- トップの部分はですね.
- つんく
- トップね.(切る)
- 光一
- 嘘ぉ!!
- 大丈夫か!?
- つんく
- 大丈夫よ,ぜんぜん.
- 剛
- アホ,おまなな,この髪形に形ないねんて.
- つんく
- イケてますよ,お客さん.チャリはこれ? お客さん.
- 剛
- あ,チャリはあきませんねぇ.これ切ると平衡感覚なくなっちゃうんですよ.
- つんく
- 触角や?
- 剛
- ええ,本当.
- つんく
- でも,だいたいイケてるんですよね.
- 吉田
- さあ,どんどん先行って下さい.青春の話どんどん聞かせてもらって.
- 光一
- それじゃあですね,つんくさんのLOVE LOVEな歌.
- つんく
- あ,歌ですか?
- 光一
- ええ.
- つんく
- 歌はですね,僕はあの,長淵剛さんの曲かなって思うんですけど.まあ,いろいろいっぱいもう曲のエピソードは尽きないんですけど,本当に.
- 剛
- つんくさんで長淵剛.なんか想像がなんか違いますね.
- つんく
- 違いますか?
- 光一
- なんか合うものがないですね.
- つんく
- ないですかね? まあ,僕はギターいろいろ弾いたんですけど,ビートルズとか.その中の一番やっぱり励んだ頃,高校2年生ぐらいまで,もうひたすら毎日昼休み,夏休みバイトやって昼休み家に帰ってきてたんですよ.家でやることって言ったら,1時間半とかの昼休みは,ひたすらアコースティックギターを弾くこと.やったのに,その時にまあ弾いてたのが剛さんの曲とか,チャゲアスとか.
- 光一
- ああ,チャゲアスとか.
- つんく
- あとはその,バンドで言うとチューリップとか甲斐バンドとか.
- 光一
- つんくさん,拓郎さんなんかは?
- つんく
- 拓郎さんになるとね,すごく僕らの二巻き以上上の世代になってしまう.
- 吉田
- 二巻きね.
- 剛
- どこを基準に巻いてるんですか?
- つんく
- だから,多分,剛さんとかが拓郎さんを聞いてたと思うんですね.
- 吉田
- そうですね.
- 光一
- じゃあ,僕らどうなっちゃうんでしょうね.
- つんく
- だから,その一巻きとか二巻き下になるんやろうね.
- 光一
- そうですよね.まあ,今日はあの,つんくさんにですね,その長淵剛さんの歌を歌っていただくわけですけども.
- つんく
- はいはい.
- 剛
- なんて歌を?
- つんく
- 「俺らの家まで」っていう.
- 剛
- 「俺らの家まで」.
- つんく
- デビュー曲なんですよ,多分.
- 吉田
- ああ,そうですか.
- 剛
- なんかアルバムの最初?
- つんく
- 一曲目なの.一番はじめのアルバムの一曲目に入ってるんですよ.
- 剛
- ですよね.
- つんく
- で,ずっと剛さんがライヴでもずっと歌ってはった曲で.盛り上がるんですけど.
- 剛
- なんか思い出みたいのあるんですか? その歌の.
- つんく
- 僕のその,ギターで人前で歌うきっかけっていうのが,まあ,幾つかあったんですけど.中学3年生の時初めて人前で,学園祭でギターで歌ったりとかしたことがあって.まあ,それっきりあんまりなかったんですけど.高校1年生の時にディスコパーティー.
- 光一
- ディスコパーティー? まだディスコ時代ですか?
- つんく
- ダンパ.そう.え? 今,ディスコって言わないの? 何て言うの?
- 光一
- 今,クラブとか.
- つんく
- クラブ言うたらおネェちゃんが水割り作ってくれる?
- 剛
- それはクラブですよ.
- 安室
- クラブ.
- つんく
- クラブ?
- 光一
- 違うらしいんですよ.
- つんく
- へぇー,違うねや?
- 剛
- いや,僕は遊ばへんからわからないんですよ.
- 光一
- いや,俺もこの前聞いたなんですけど.
- つんく
- まあ,僕はね,ディスコですわ.で,ディスコの貸し切りパーティーで,ちょうどこれぐらいの人数,300人ぐらいのお客さんで入れるようなところで.で,友達に誘われて「何かやってくれへんか?」て.何していいかわからないから.ダンスとかってのもそんなに.ディスコ行くこと自体初めてやから,雰囲気が,場がわからなくって「ギターで歌うわ」「ああ,ええよ」.行ったらみんなディスコに行くような人ばっかりで,俺,フォークギター持ってきて.
- 光一
- かなり違いますね.
- つんく
- ごっつモテへんねん,もうすでに.
- 剛
- ああ,もうね.
- つんく
- 「あっちゃー」っていう感じや.で,チークタイムがあって,その後「じゃあ,おまえ頼むで」って言われて「わかった」.みんな「何すんねん?」っていう感じやん,ディスコ来てるような奴がギター持ってきて.で,歌ったらけっこうそれがウケて,逆に.
- 光一
- あ,逆に.
- つんく
- 「機嫌直して」「剛ーっ!」っていう掛け声をみんながやってくれたのよ.
- 光一
- あ,掛け声が.
- つんく
- そう.「あ,みんな剛知ってんねや!」っていう.「あんたらディス来てるけど,みんな長淵聴いてんねや」って.
- 光一
- なるほど.
- つんく
- だから,そういう安心感が.
- 剛
- なんか今,僕を呼ばれてるような気がして.
- つんく
- そうそう,そうやね.
- 剛
- 早速歌のほうをよろしくお願いします.
- つんく
- はい,すいません.よろしくです.
- ♪音楽へ「俺らの家まで」〜
- 光一
- さぁ,またまた紹介しちゃいます.続いては女性ゲスト,安室奈美恵さんでございます.
- 安室
- よろしくお願いします.
- 剛
- よろしくお願いします.
- 光一
- まあなんか,こうして番組やってますとね,安室さんとか拓郎さんとか静かですけど.
- つんく
- アムラー.
- 光一
- 静かやもん.
- 剛
- 静かですね.拓郎さんはどないしたら喋るんでしょうか?
- 吉田
- いや,僕はいいですよ.放っといて下さい.僕は自由に生きてますから.
- 光一
- なんか今ね,つんくさんと歌ってる時はあんなにカッコええ.
- 安室
- うん,すごいカッコよかった.
- つんく
- 楽しそうでした.僕,自分のことで精一杯やったんですけど.
- 光一
- でもあの,つんくさん,歌ってカッコええのはいいんですけど,靴半分脱ぎながら歌うのはやめて下さい.
- つんく
- っちゅうかね,でかいのよ,なんと.
- 吉田
- 大きいですよね.
- つんく
- ブカブカ.
- 剛
- パカパカシューズなんですね.
- 吉田
- いや,大きいよね,それ.
- つんく
- そうなんですよ,はい.
- 光一
- なかなかカッコよかったですけど.
- 剛
- あ,これはね,あの,うちの番組のですね,お金をかなりかけて.…だからおまえ,さっき説明で抜けるって言うたやろ!
- 光一
- ちょっと待って.こんな下持たなあかんの?
- 剛
- 説明を聞けや! おい.
- 光一
- ここでええですか?
- 剛
- えぇと,ガチャガチャマシーンです.
- 安室
- ガチャガチャマシーン.
- 光一
- マシーンでございます.これね,懐かしいと思いますけども.この中にいろんなカプセルが入ってますけどね.
- 剛
- 質問がですね,いろいろ入ってるわけなんです.
- 光一
- これを安室さんにやっていただこうと.
- 剛
- ええ,やっていただいて.
- 光一
- これ,べつに上から取れるんですけど,
- 剛
- まあ,いちおうガチャガチャマシーンなんでね.
- 光一
- いちおうガチャガチャマシーンなんで.
- 剛
- あの,ガチャガチャやっぱり音鳴らさんことにはいけないんで.
- 光一
- そうそう.ハンドルをね,いちおう回していただきたいなと.
- 剛
- これ,お金いらないんで大丈夫ですよ.
- 安室
- あ,回すだけでいいんですか?
- 光一
- はい.ガチャガチャー.
- 剛
- 今,逆に回そうとしましたね? こっちですからね.
- 光一
- 大丈夫ですから.
- 剛
- ほら,きた.
- 安室
- 出てきた.
- 光一
- はい,きました.ああ,楽しいなぁ.
- 安室
- なんかKinki Kidsの皆さんて面白いですね.
- つんく
- ね.
- 光一
- そうですか?
- 剛
- そんな改めて言われても.
- 光一
- ただ馬鹿なだけですよ.
- 剛
- 馬鹿なだけなんで.
- 光一
- さあ,質問でございます.
- 剛
- 質問でございます.
- 光一
- 「長いですか? 短いですか?」.
- 安室
- は?
- 剛
- 「は?」って言われても,あの,いちおう答えていただかないと.
- 光一
- 「長いですか? 短いですか?」.
- 剛
- 安室さんのなかで長いものはなんですか?
- 光一
- なんでもいいんですよ.「私は長いです」.
- 剛
- なんて言えばいいの?
- つんく
- いつものやついつものやつ.
- 安室
- え? いつものやつ?
- 剛
- いつものやつです.
- 安室
- あ,短い.
- 剛
- 短い?
- 安室
- うん.
- 剛
- じゃあ,何が短いんですか?
- 安室
- お風呂の時間.
- 光一
- あ,お風呂の時間が短い.
- 剛
- お風呂は手早に?
- 安室
- 手早に.
- 光一
- あ,そうですか.
- 剛
- だいたいどれぐらいですか? 時間にすると.
- 安室
- 30分ぐらい.
- 光一
- 30分,普通ですよ.
- 剛
- 普通ですよ.
- 安室
- だって,長いか短いかでしょ?
- 剛
- まあ,あの,安室さんのなかでは短いんですよ.
- 光一
- 30分は短い?
- 安室
- ええ,多分.
- 光一
- あ,そうですか.まぁ,いっか?
- 剛
- 気は?
- 気は短いほうですか?
- 安室
- あ,短いです.ぜんぜん短い.
- 光一
- 喧嘩っ早い?
- 安室
- うん,ダメ.
- 剛
- でも,気長そうですね.
- 安室
- あ,ぜんぜん.
- 剛
- 喋らないじゃないですか.
- 安室
- あ,すいません.
- 剛
- いや,謝られても.
- 光一
- なんかビビってます?
- 安室
- あ,いえ.ぜんぜん.
- 光一
- じゃあ,もう一個いっときましょうか? 「寝てますか? 起きてますか?」.
- 安室
- 寝てます.
- 光一
- あ,今,寝てらっしゃるんですか?
- 安室
- いいえ.今? 今起きてる.
- 光一
- あの,まあやっぱりね,今忙しいでしょうから,けっこう睡眠時間なんかは?
- 安室
- ありますよ,たくさん.
- 光一
- あ,ありますか?
- 剛
- え? そうなんですか?
- 安室
- うん,ちゃんと6時間とか7時間.
- 光一
- まあ6時間,6時間,俺にとっては少ないんですけどね.
- 剛
- 10時間寝れたら最高ね.
- 光一
- 最高.
- つんく
- 毎日?
- 剛
- ええ.
- 光一
- つんくさんは?
- つんく
- 僕もそうね.寝たいほうね.寝るの好きね.8時間は寝たい.
- 光一
- あ,8時間ベストですよね.
- つんく
- 最低8時間.それ切るとちょっとたまってくるね,なんか.
- 光一
- あ,そうですよね.
- 剛
- たまに寝言いう時ありません? あの,現実に戻ってても寝言いうんですよ.夢の続きで,起きたことに自分が気付かずに.
- つんく
- あるある,あるある.
- 剛
- 脳ミソだけ目が覚めてるのに,「お母ん」.「俺,今,『お母ん』て言ってる?」っていう.
- つんく
- あるある,あるある,
- 光一
- あるある.
- つんく
- やっぱりずっと緊張してるやん.仕事してるやん,こんなふうに.で,なんか,いつも時間に追いたてられてるような気がして寝てて,ちょっとガサッて物音が鳴ったら「すぐ行きます!!」って.「どこ行くねん!?」て.
- 光一
- ありますわ.
- つんく
- 「すぐ行きます」って言うた時あったわ,俺.
- 剛
- それ,恥ずかしいっスね.
- つんく
- 独りやったからよかったけど,恥ずかしかったよな.
- 光一
- 安室さん,寝言なんかは?
- 安室
- あります.しょっちゅうありますよ.
- 光一
- しょっちゅう?
- 安室
- うん.自分の寝言で起きたこともあるし.
- つんく
- え? なにある?
- 安室
- え? なんかわかんないけど.
- 剛
- 「Body feels!!」とか言うんですかね?
- つんく
- いや,歌は歌えへんやろ.
- 安室
- でもね,私あの,前,東京と沖縄行ったり来たりしてた時に,みんなと一緒に暮らしてた時に,なんか寝相がすごかったらしいんですよ.で,私が一番はじっこに寝て,で,箪笥とかがあったんですよ.で,私がいきなりパッて起き出して,箪笥をガタガタガタッてやったらしいんですよ.で,メンバーみんなびっくりして,「どうしたの? どうしたの?」とかって言ったら,パタッて寝ちゃったらしいんですよ.
- つんく
- それが原因で別れたんやな.
- 安室
- そうかもしれない.
- 光一
- ええ,まあ,これからは離れましてですね,なんか安室さんが今LOVE LOVEなものは?
- 安室
- LOVE LOVEなものですか? ないんですよね.
- 光一
- ないんですか? じゃああの,LOVE LOVEな歌.
- 安室
- 歌? 歌はね,好きな歌でいいんですよね?
- 光一
- ええ,もうLOVE LOVEの.
- 安室
- あのね,SHOW-YAの皆さんの「限界ラヴァーズ」っていう曲があるんですけど.
- 光一
- SHOW-YAさん.
- 安室
- うん.
- 光一
- これまた接点がないですね,つんくさん.
- 剛
- 意外ですね.
- つんく
- でも,女性シンガーという意味では.
- 光一
- ああ,パワフルですもんね.
- 安室
- うん.
- つんく
- 当時,当時っていったら変ですけど,まあ,バンドブームの頃があったじゃないですか.あの頃からするとまあね,なんかカッコいい女性シンガー.
- 安室
- カッコいい.すごいカッコいいですよね.私ね,ハスキーボイスに憧れてたんですよ.で,あの,沖縄のタレント養成所に通ってる時に,すごくハスキーボイスに憧れて,自分のキーよりもすごいメチャクチャ高い歌を歌って,わざと喉を潰して,枯らしてハスキーボイスにしてたんですよ.で,それを何回も何回も繰り返してって,「やったー! ハスキーボイスになった」って喜んでたら,声が今度出なくなって.
- つんく
- ああ,ほんまに潰してもうたんや.
- 安室
- うん.で,病院に通って,なんか「ポリープできる手前まで来てるから,病院通いなさい」とかいって.でも,すごくハスキーボイスに憧れてて.今でも憧れてるんですけど.
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