濱田岳さんインタビュー/宇野大介役

『HERO』への出演を知られた時のご感想は?
「まず、ひとりのファンとして“あのドラマをもう一度やるんだ”と、喜びを感じました。前回の『HERO』連続ドラマの時、僕は12歳です。その時は、社会現象にまでなっていたので“すごいな”と思っていて…でも、僕も9歳から今の仕事をしているので、“こういうドラマに出てみたい”という思いもあったので、出演させていただくことになったことに驚きもありました。ファンとしては嬉しくて、役者としてはピリッと身が引き締まった感じです」
収録に入られて、いかがでしたか?
「最初は、ファンとして見ていた現場に入るとこで“ああ、城西支部だ!”と感動しました。そして、何と言っても僕が演じる宇野は、前回からの名物キャラクター、末次さん(小日向文世)とコンビを組めることがとっても嬉しくて…。若手俳優として、小日向さんとコンビの芝居が出来るのはとっても名誉なことだと思います。また、名物マスター(田中要次)が登場するバーのシーンでも“あっ、あるよの人だ!”って(笑)。収録が始まったころは、“お客さん気分”でした。でも、本当に日本のドラマ界、映画界でも屈指の芸達者なみなさんの中に混ぜていただくことは、勉強になりますし、役者としてとても幸せな毎日を過ごしています」
濱田さんは城西支部のメンバーでは、一番の若手ですから…。
「そうですね。実年齢は一番年下になります。そんな僕が、ご一緒させていただくんですから…極端な話、“そこにいられるだけ”で幸せだと思っています。なおかつ、みなさん優しくて、良い方ばかりで…仲間というか、会話にも自然に混ぜていただけるので、とても楽しい現場です」
宇野は、どのようなキャラクターと捉えていらっしゃいますか?
「 “東大卒ブランド”を背負ったプライドを持つエリートですね。そこが少し鼻につく感じ、と言うか(笑)。そんな宇野は、ベテラン事務官の末次さんとケンカばかりしていて…。年齢差のある2人のいがみ合いは、ご覧になっているみなさんに『トムとジェリー』のように、微笑ましく感じていただければいいな、と思っています。すごく仲が悪そうに見えるけど、宇野にしてみれば若さゆえの甘え。それを全て承知の余裕で、末次さんが反論しながらも“はい、はい”と、いなしてくれるような…。決してガチな男同士の争いにはならないですね。やはり末次さんを演じられている小日向さんの素敵な部分が、この雰囲気を出してくださっているんだと思います。僕はのびのびと演じさせていただいています」
宇野は、麻木(北川景子)に秘かな想いも寄せているようです。
「なんかヘタクソな恋ですよね(笑)。きっと宇野は勉強ばかりしてきたので、そういう方面は苦手なんだと思いますけど…。末次さんとのいがみ合い同様、麻木さんへの想いも一歩間違えると“気持ち悪い男”になりかねないので、気をつけて演じるようにしています(笑)」
現場の雰囲気は、いかがですか?
「前回出演されていたみなさんが、口をそろえて“前もこんな雰囲気だったよね”と、おっしゃっています。僕は前回を知らないんですけど、とっても良い雰囲気ですよ。みなさん仲が良くて、本当に本番直前まで楽しく会話をしています。そして、その流れで本番に入るのは、『HERO』の現場にしかないと思います。僕は、その雰囲気について行ってる感じです(笑)」
収録の合間は、みなさん一緒にいらっしゃいますね。
「そうなんですよ。木村(拓哉)さんも、ずっと前室(スタジオ前控え室)にいらっしゃって、誰ひとり自分の部屋に戻らないんです。あれだけのすごいメンバーのみなさんが、ずっと前室にたまっているという光景は、とても珍しいですね。たまに、スタジオにお弁当の差し入れとかもいただくんですけど、そんな時も、みんな一緒に食べているんですよ。全てが『HERO』の現場ならでは、のことだと思います」
そんな現場で、濱田さんが楽しみにされていることは?
「とにかく、いられるだけで楽しいんですけど…。あっ、収録では毎日、みんなで大笑いするシチュエーションが発生するんです。それを楽しみにしています。ですから、僕の出番がない日にも、そんな大笑いが起こっていると思うと悔しくて(笑)。もちろん、仕事なんですけど、どこか学校に通っていたころの感覚に似ています」
濱田さんの『HERO』は?
「子供のころは『ウルトラマン』です。大きくなったら、ウルトラマンになると思っていましたから(笑)。今は…そうですね、ひねりはないかも知れませんけど久利生検事のような人かな? 世間的なスポットライトは浴びないかもしれませんけど、こんな人がヒーローと呼ばれるべきだと思います。社会人として生きていると、大きな流れに飲まれがちですけど、違うことは違うとちゃんと言えるのは、人間として素晴らしいと思います」
『HERO』の見どころは?
「僕は演者なのでストーリーを知っているんですが、1時間半の第1回放送を全然長く感じませんでした。手前味噌かもしれませんが、前作ファンの視点からも、とても面白かったと思います。“初代”と名のつく作品が面白いのは当たり前で、比べられてしまうのも仕方ありません。ですから、比べられたみなさんをガッカリさせないことは大事だと思います。そして、今回からご覧になるみなさんにも、初代メンバーと同じぐらい愛されたいですね。これを僕が言うのは、おこがましいかもしれませんが…。」
本当に放送が“あっと言う間”と感じられる作品ですね。
「はい。それには、これも前作同様、久利生検事が1話ごとに事件をスッキリと解決する気持ち良さもあると思います。毎回のゲストも豪華な方々ですし…。ストーリーのメインではない“遊びどころ”がたくさんあるのも魅力のひとつですね。キャラクター的に僕が好きなのは、川尻部長(松重豊)。面白すぎますよ(笑)。小杉さん(勝矢)と井戸さん(正名僕蔵)のちっちゃなイザコザとかも好きです(笑)。そんなところも注目してご覧いただければ、さらに楽しくご覧いただけるんじゃないでしょうか」

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