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Interview07 インタビュー07

明石辰也役 寺島進さん2010.09.15 up

オールアップ、おめでとうございます。厳しい暑さの中の撮影でしたが、
この現場はいかがでしたか?

ホントに大人の現場というか…。みなさん口をそろえて言っていましたけど、チームワークが凄く良いし。なかなかないですよ、こういう現場。誰ひとり、愚痴を言わないし、怒鳴ったりもしない。(監督の)河毛さんを中心に、チームが出来上がっているんでしょうね。そういうところで仕事ができる、というのは役者冥利に尽きます。

今回の明石辰也というキャラクターを演じてみていかがでしたか?
ある意味、ゆるキャラですが、父親らしくピシッと決める場面もあり、
とても魅力的だったと思うのですが…。

要はバランスなんだよね。セリフにもあったように、オリンピックを目指す母親がいて、それに答えようとしている子どもたちにとっての、ちょっとした逃げ道というか…。体育館の裏かなんかで、ちょっとタバコでも吸いながら「無防備で話したいんだけど…」みたいな(笑)。子どもたちにとってそういう存在になれればいいな、というキャラクターだったと思うんです。

とても、チャーミングな男性でしたよね。

見てくれている方が、辰也のシーンでちょっと肩の力が抜けてくれればいいかな、と思っていました。

ビーチャイの3人――松坂桃李さん、矢野聖人さん、武井咲さんら
若いキャストとの共演に関しては?

やっぱり、成長するのが早いですよ。俺なんか、もう成長止まっちゃってるからね(笑)。その進化というか…目の輝きとかひたむきな姿に、心を打たれますよ。「美しいなぁ」って思いました。それで、廉役をやった矢野くんなんか、ある種ちょっと不器用な部分もあったりして、自分と似てるな、と(笑)。辰也と廉はちょっとキャラがかぶっている、っていうセリフがありましたけど、矢野くんと寺島も、そんな不器用な雰囲気を醸し出していたので、共感しましたね(笑)。矢野くんは、これが初めてのドラマだよね? 可愛かったね、アイツ(笑)。お茶の間の人にも、そういう成長ぶりを感じてもらえたら嬉しいですね。

悠里役の天海祐希さんとこの現場で共演されてみて、印象に残っていることは?

本当に頼もしい座長ですね。共演者だけじゃなく、スタッフやエキストラさんとかにも細やかな気配りをされていて…。とても心がある人なんだな、って思いました。それから、とてもひと晩じゃ覚えられないような長い長いセリフが、1話から最終回までずっとあったでしょ。有森裕子さんじゃないけど、「自分のこと自分でほめていいんじゃない?」って思うくらい頑張られて…。間違いなく大変だったと思いますけど、それにも関わらず、現場では大変の「た」の字も感じさせないくらい気を遣って、盛り上げ隊長になっていて。サスガだと思います。軸がブレないところは、同じ俳優業をやっている人間からしても、とても刺激になりました。

1話の冒頭からあのセリフ量ですからね。

ねえ? 俺だったら、死んじゃうよ(笑)。

野島伸司さんが悠里に言わせていた教育論、子育て論に関して、
寺島さんご自身がどのように感じていたのか、とても興味があるのですが…。

いや、「野島さん、何でこんなことまで知ってるの!?」って思いました。独身でしょ?自分も子どもを持って、いろんな育児本とかも読んだんですけど、それはそれでいいとして、野島さんの本は、もっと身近で、葛藤している部分とかハートの部分があって、母親以外にも勉強になるいい教育の本だな、と思いました。子育てにはマニュアルはないし、そりゃあ多少の反感を覚える人もいるだろうけど、個人的にはとても勉強になりました。

ドラマは残すところ最終回だけになりました。
期待してくれている視聴者のみなさんに向けて、
こういう部分を是非見てほしい、というポイントをお願いします。

何でしょうかね?最後までいろんなことが起きるけど…。やっぱり、子どもたちの表情、じゃないですかね? 子どもたちの表情と、母親が…早乙女悠里が角ばった箱だとしたら、それが少し、いい意味で丸みを帯びたような変化というか、進化というか…。大人って、子どもに教わることってあると思うんです。そういう意味でも、子どもたちの表情と、母親の表情の、いい意味での変化を感じてくれたら嬉しいですね。

早乙女家勢ぞろいシーン、とても素敵でした。

あそこの入り方、難しかった!いままでで一番難しかったね。やり過ぎてもいけないし…。その微妙な間がね。前後のバランスとかも大事だし。どう見えるか、というのはつないでみないとわからないので、最終回は自分でも楽しみにしています(笑)。

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