火箱直美役 松井玲奈さんインタビュー

『フラジャイル』への出演を知られた時は、いかがでしたか?

「全国放送の連続ドラマには、初めて出演させていただくことになりました。今までもいろいろなドラマや映像に出演させていただいたのですが、ご覧になれない方も多かったんです。今回はそういった方々にも見ていただくことが出来るのが、すごく嬉しかったです。また、今までに経験したことのない現場を体験できることも楽しみになりました」

火箱を演じるために髪を切られた理由は?

「切ったのは昨年12月の最初の頃だったと思います。ドラマの衣裳合わせに行った時に、原作の火箱のように髪を切って欲しいとスタッフの方から言われました。私自身、髪を切ることに抵抗はありませんでした。新しい役だし、新しい自分にもなれるような気がしたので、それが楽しみな気持ちでカットしたんです。切った後は、周囲の方から“印象がガラッと変わったね”と、おっしゃっていただけたので、すごく良かったです」

火箱を演じる上で、考えられたことはございますか?

「火箱は、芯の通った娘だと思いました。自分の信念を曲げずに、仕事も全力でやり抜きたいという娘です。そのために、客観的には小悪魔と思われてしまうこともあるんですけど、私は仕事に対して真面目だと思うんです。小悪魔と言うと、悪い女性のような印象を持たれそうですが、そこ以外にもイメージを膨らませて演じています」

マンガ原作のキャラクターを演じることについては?

「私自身、マンガが大好きです。ですので、ドラマ化やアニメ化される時に、キャストは誰がやるんだろう? と言う、楽しみや不安に思う原作ファンのみなさんの気持ちは良くわかります。だからこそ、自分がいただいた役は大切にしたいですし、そのためには原作を何回も読んで理解を深めようと思いました。そして、みなさんには“火箱は松井玲奈が演じて良かった”と感じていただけたら一番良いですね。そうなれるように取り組んでいきます」

ドラマ『フラジャイル』の1~2話をご覧になっていかがでしたか?

「私は3話からの出演で、まだ病理学科チームの撮影には参加していないので(インタビュー時点)、みなさんこういう場所で、こういう感じで撮影しているんだなって思いました。1話前の放送直前スペシャルから見ていたんですよ。その番組ではメイキングのシーンもたくさんあったので、早くみなさんとご一緒したいな…と。長瀬(智也)さんが演じる岸先生も、“あっ、こういう岸先生になるんだ”って、ますます、みなさんと会いたい気持ちで見ていました」

実際に収録に参加されてみて、いかがでしたか?

「朝早いですけど(笑)、和気あいあいとした素敵な現場でした。私は今のところ、みんなでご飯を食べるシーンが多いからかな? 撮影用に出していただいたお料理を、みんなで“美味しいね”って言いながら食べたりしているからかもしれませんね(笑)」

撮影で食べた料理で美味しかったのは?

「みなさん、ゆり根が好きみたいで(笑)。私も、その時に初めて食べたんですけど、美味しかったです」

共演者のみなさんの印象は?

「まだ、長瀬さんとはご一緒出来ていません(インタビュー時点)。武井(咲)さん、野村(周平)さんとはご一緒しています。お2人とは年齢もすごく近いんです。私は、どちらかと言うとインドア派なんですけど、休憩時間にお話を伺っていると、みなさんはアウトドアでアクティブだと思いました(笑)。お芝居も勉強させていただけるので、みなさんからたくさん吸収して、もっともっと自分自身も向上しなくてはいけませんし、それが少しでも作品のためになれば…と、思います。たくさんの刺激をいただける現場です」

共演はまだだそうですが、長瀬さんの印象は?

「私は、ワイルドな印象が強い方です。原作の岸先生は寡黙なイメージですが、長瀬さんが演じると、その一面を保ちつつも、人が寄って行きたくなるようなオーラを感じます。そんな岸先生は、やはりドラマならでは…ですね。いち視聴者として楽しんで見せていただいています」

火箱は等身大の女性ですが、松井さんは今後どのような役を演じてみたいですか?

「きっと、見て下さっているみなさんの心に引っ掛かりやすいのは、エキセントリックなふり幅の大きい役だと思います。ですけど、私自身がこれから、いろいろな作品に出会いたいと思っているので、等身大の役は重要だと感じています。そんなタイミングで火箱という役に巡り合えたことは大きいことだと思うので、大事に演じていきたいです」

最後に視聴者のみなさんにメッセージをお願いいたします。

「『フラジャイル』は、1人の患者さんの病気にアプローチしていく、今までの医療系ドラマとは違うタイプの作品だと思います。ですので、病気について難しく考えなくても、見ているうちにわかって行きます。ちょっとコメディーな部分もあって、誰でも楽しめる作品だと思いますので、これからもずっとご覧いただけたら嬉しいです」

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