岸 京一郎(39) … 長瀬智也

病理医。白衣は着ず、常にスーツ姿。周囲からは「強烈な変人だが、極めて優秀」と評されている。偏屈で口が非常に悪い。他の医者とたびたび衝突し、もめ事が絶えないが、何より優先するべきは患者の命、そして医療の正義である、という信念を持っている。同僚の宮崎や森井に無関心に見えるが、宮崎が感じている医者としてのプレッシャー、森井の胸に秘めた思いなどを理解している。

宮崎智尋(27) … 武井咲

新米病理医。患者の命を第一に考える岸の姿勢に、己の理想の医者像を重ね合わせ、内科から無理やり病理診断科に転科してきた。だが、岸はまともに宮崎に教えようとせず、病理医としての知識も経験も乏しく、時に重責に押しつぶされそうになることも。しかし、まっすぐな情熱と持ち前の行動力が、知らず知らずのうちに、宮崎を病理医として成長させていく。

森井久志(26) … 野村周平

臨床検査技師。岸の圧力に耐え、辞めずに残った病理診断科ただ一人の検査技師。岸が診断するデータはすべて森井が上げる。一見、クールだが患者のため徹夜をいとわず仕事に打ち込む熱い男。偏屈な岸の扱い方を熟知している。技師として充実した日々をすごしつつも、胸に秘めた技師になった理由と過去が、時に森井に医師へ冷めた眼を向けさせる。

細木まどか(39) … 小雪

外科医。タフさとしたたかさを併せ持つ優秀な医者。岸とは大学時代の同期で、岸に絶大な信頼を置き、頻繁に病理診断科を訪ねる。「すぐれた病院を探すなら、すぐれた病理医のいる病院を探すべき」と断言する。岸の過去を知る数少ない人間の一人で、たびたび岸に男女関係を匂わせるようなアプローチをし、宮崎をどきまぎさせることがある。

中熊 薫 … 北大路欣也

病理医。岸の元指導医かつ教授。初めて出会った宮崎をデートに誘う茶目っ気を見せながら、岸の前でも気兼ねなく傍若無人に振る舞い、医者とは思えないほど荒い口調ですごむことも。多方面に影響力を持ち、岸の人事権にも口を挟める。岸とは確固たる信頼関係で結ばれており、岸が相談をする唯一の人物でもある。