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2008 LIVE FACTORY 721 : ZAZEN BOYS - Special
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2008.07.21
- 由美:
- FACTORYには4度出てらっしゃいますけれど,FACTORYが今年10周年なんですよね.これ,正しく10周年なんですよね.
- 向井:
- 去年も10周年って言っていたような...
- 由美:
- それね,10周年ふうなんですよね.(スタッフ注:放送開始が1988年4月です)
- 谷中:
- 数え年か,満年齢かですかね.
- 由美:
- 今回は本当の10周年ということなんですけど,けっこう,FACTORYに出られてて想い出に残る,こういうのあったとかあります?
- 向井:
- やっぱり,あの,いろんなバラエティに富んだ対バン形式で番組を作ってくれるんで,すごく楽しいし.自分でそこで,FACTORYで演奏することで,自分たちのことを知らない人に聴いてもらえる状況があるっていうのは,それが10年間あるっていうのは,バンドとかやってる者にとってはすごくうれしい,ありがたい場所だな,と.
- 由美:
- 確かに,他じゃあまりないぐらい,こうバラエティに富んでますもんね,いつもね.
で,この夏,いろいろと忙しいと思うんですけど,明日もライブあるんですか,代官山で.
- 谷中:
- 明日はECDさんと.ECDさんとは交流あるんですか?
- 向井:
- 交流はね,ないんですけど,初めて.それも不思議な組み合わせで楽しいんじゃないかと思います.
- 谷中:
- 最高の組み合わせですね.
- 由美:
- これ(アルバムのパンフを示す)が9月のリリースですよね.
- 向井:
- 9月ですね,『ZAZEN BOYS IV』.
- 由美:
- 聞いたら「砂漠のどっか真ん中で」が分かるとはおっしゃるんですけど,こう,ヒントみたいなのはないんですか?
- 向井:
- ヒント!ヒントはねぇ,なんですか,こう,”心の裏っ側の気持ち”みたいのが音で,音楽で表現できてる.ちょっと抽象的なぼんやりした言い方になりますけども.心の裏側のほうが”ぽっ”と出てきてるようなものになってましてですね.それで,みんな共感ができるようなものにできたと思います.ぜひ聴いていただきたいと思いますね.
- 由美:
- これ,結構,曲作るのに苦労されたんですか?
- 向井:
- 今回,アメリカでレコーディング予定がありましたんで.いつもはわれわれのホームスタジオ,まつりスタジオで時間とか気にせずにやれるんですけど,今回は予定が決まってましたんで,全部作りこんで行ったんですよね.だからツアー,去年の年末とかにツアーをやったんですけど,ライブ終わってホテルの自部屋に戻って一人で曲を作ったり,歌詞を作ったりしてました.そこらへんが”一人暮らし”感がすごい出てる.
- 谷中:
- ”一人暮らし”感で「砂漠のどっか真ん中で」になっていると.
- 向井:
- ちょっと寂しいね.(笑)
でも,すごい力強いものになったと思うよ.
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