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FACTORY #0185 伊藤ふみお - Response
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2009.10.24
- 井手:
- 前回,出てくれた時はスカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)のゲスト.
- 由美:
- スカパラの時に出て,一曲だけだったんで.
- 井手:
- で,その前がまだKEMURIをやっているときに,2007年LIVE FACTORY以来.
- 伊藤:
- そうです,そうです.
- 井手:
- ってことは,伊藤ふみお初めて登場.しかも今日,思いっきり初ライブだと.
- 伊藤:
- 初めてなんですよ.約二年ぶりくらいの.
- 由美:
- わあぉ.
- 井手:
- ねぇ,それまで.
- 伊藤:
- 本当,わあぉって感じ.
- 井手:
- 今日,緊張してたって聞きましたけど.
- 伊藤:
- いやもう,心臓バクバクでしたね.なんか,なんかね,着慣れないじゃないですかスーツとか.
- 由美:
- 確かに見慣れない感じ.
- 伊藤:
- なんかネクタイとか締めた途端に,楽屋でなんか,「あっこれからライブなんだな」って思った瞬間にドキドキッ,ドキドキッと来て.あがっちゃって.
- 由美:
- 服もね,短パンのイメージが多かったんですけど違いますもんね.
- 井手:
- 僕なんかロン毛のイメージで固まってますからね,ふみおさんと言えば.
- 伊藤:
- そう,未だに言われる.でもロン毛を切ったのはね10年,たぶん10年までは行かないけれど,結構八年とか.結構,そういうイメージってあるんですよね,ずっとね.ずぅーっと言われると思うんだよね.60ぐらいになってからも.「髪切りましたね」とか.たぶんね.短パンも.
- 由美:
- 今日,ズボン長くないですか,とか.
- 井手:
- あと,いろいろ変わったことがあると思うんですけど.イメージは変わったし,あとステージアクションもKEMURIの時はこういう感じ(腕を上に突き出す)だったじゃないですか.あれ今日は,もう封印ですか?
- 伊藤:
- いや,そんなことはないですけどね.ちょっとあの.ちょっと,骨折しまして.
- 井手:
- あら!あらら.
- 由美:
- えぇー.
- 伊藤:
- そうなんです.
- 井手:
- じゃあ,今日はやらなかったっていうことで.
- 伊藤:
- 最初ね,跳んだんだけどね.これはまあ,ここだけの話なんですけど,跳んだときにズキンと来てね.今日はちょっと止めておこうかなって思って.すみません,久しぶりなのに.ちょっと転んじゃって.はい.
- 井手:
- いやぁ大事にしていただきたいと思います.
- 伊藤:
- はい,大事にします.
- 由美:
- でも,ソロっていうことで.まあ,活動を休止されてから,役者もやられたりしてるじゃないですか.で,音楽をっていうのは,もうずうっとやっぱり音楽はずうっと絶対やろうと思っていた?
- 伊藤:
- ううん,あんまり考えて無くて.そう,でもいろんな切っ掛けがあって,これはもうなんか歌わないとダメだなっていう.なんかアルバム作んなきゃ,作ろう!って思ったのが去年.
- 井手:
- それは何が切っ掛けだったんですか?
- 伊藤:
- なんかね,いろんな友達と話していたり,いろんな出会いや別れがあったりという中でなんだけど.ちょっとやんないとダメだなって.気合いが入ったわけですよ.
- 由美:
- ふうん,じゃふとしたっていうか,ずうっと絶対やろうといったものより,まずはいろんな事をやってみようっていうことからスタートしていったんですか?
- 伊藤:
- うん,そう.
- 井手:
- その出会いと別れっていうのはどういう?
- 伊藤:
- 出会いと別れっていうのはね,去年ね,いっしょに前の,ソロアルバムは2枚目なんですけどね,実は,今回.一番目のアルバムをいっしょに作ってくれた上田現ちゃんという人がいたんだけど,まあ,ちょっと亡くなっちゃって.それでその別れがあって.あのソロアルバムのツアーもね一回も出来なかったから,何にも出来ないままになんか本当に申し訳なかったなっていう思いがちょっとあって.これはやっぱりちょっと,なんかね,「いつか出来るだろう」じゃダメだと思って,自分で.それで「ヨシ,作るぞ」と.そう,それが切っ掛けなんです.
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