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FACTORY #0181 UNCHAIN - Response
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2009.05.09
- 由美:
- 前回,出ていただいたときに,日本語で歌詞書くのをやってみようって言われてて,今回あるじゃないですか.それはすごい大きな変化って言えば変化ですよね.
- 谷川:
- そうですね.かなり僕に,みんなにとってもですけれど,気持ち的にもすごい大きな変化があったなぁ,と思うんですけど,この一年で.
- 谷川:
- 日本語詞もぜんぜん素敵ですよね.
- カジ:
- すごい,良い曲で.日本語の載せ方もすごい上手だなぁって.ものすごい自然な,別に英語とも.すごい自然に聞こえたし.でも,かつ何か,何て言うんだろう,ともかくすごい良い曲だったなと思って.
- 谷川:
- 歌詞の載せ具合なんかはすごく英語に近づけようと思って頑張ったんですけど.やっぱ英語のなめらかさみたいなものがすごく好きで,だから英語でやってたんですけど.だから,やっぱ日本語になってもその部分は,ね,継続で今までのUNCHAINの良いところだと思うので.UNCHAIN変わっちゃったね,みたいに言われたくなくて.
- 由美:
- でも,そんなに英語です,日本語です,みたいなそういう動き方を見ていて全然.結構自然だった.でも,結構,苦労はされたんですか.
- 谷川:
- そうですね.まず,日本語で書くのが初めてだったので,まずですね,めっちゃ文章を短くしなくちゃいけない,というのに初めて気がついたんですね.結構,英語だと日本語で一文の結構長ったらしい文章を書いちゃっても,結構普通にメロディに当てはまったりするんですけど.ほんまに,何文字,10文字,20文字ぐらいでまとめないといけないので,そういうのがすごい大変でしたね.
- カジ:
- 日本語だとどうしても嵌めていくのが,メロディに嵌めていくのがものすごく大変ですよね.
- 由美:
- でも,なめらかさも要るし,結構悩みますよね.
- 谷川:
- そうですね.やっぱ言葉はいろんな言い回しが出来るじゃないですか.そこらへんも.まあ,日本人ですけれども逆にそれが難しかったりとかして.英語だと結構ストレートに”好きだ”と言ったりしかないんですけど,言い方が.日本語だといろんな言い方がね,ありますんで.はい.
- 由美:
- じゃあ,日本語詞を書いたやつっていうのはもともと曲があって,英語にしようかな,日本語にしようかなみたいなところで作ったのか,じゃあこれは日本語詞を書こう,この曲はっていうふうに作ったのか,どっち?
- 谷川:
- あの,僕たち,完全に歌詞が後派っていうか,曲が出来上がって歌詞を書くタイプなんで,曲の感じを聴いて日本語にしようか,英語にしようかって決めている感じですね.
- カジ:
- 印象としては日本語詞の曲が,結構,ソウルっぽい曲が多いっていう印象がすごくあって.その感じがすごく,こう何て言うんだろう,日本語詞と合わさってものすごくさわやかに響いたんですけど.別に曲の方が先にあったんですよね.
- 谷川:
- そうですね.でも,まあ日本語にこの曲なら合うんじゃないかっていうのは選んでます.
- 由美:
- 確かにそう.
- カジ:
- でも,あれですよね,大きな変化だし,こう壁を打ち破ったようなところが,ある意味ひとつの達成感みたいなのがあったんじゃないかと思うんですけど.
- 谷川:
- 気持ち的な面で,一つ超えたなって,それが今日のライブ,最近のライブに出てるんじゃないかと思うんですけど.
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