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FACTORY #0179 bonobos - Response
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2009.03.14
- 由美:
- (前にFACTORYに出演されてから)1年9ヶ月の間に自主レーベルを立ち上げられたと.
- 蔡:
- そうです.
- 由美:
- それはこう,オレンジ....
- 蔡:
- そんなに難しいですかね.
- 由美:
- これ("TRAXXX"),トラックスでいいんですか?
- 辻:
- トラックスクス.
- 由美:
- オレンジ・ライン・トラックスクス(OTANGE LINE TRAXXX).やっぱりこう,レーベルを立ち上げるって大変なものなんですか?
- 蔡:
- いや,今のところ,特にレーベルを立ち上げたからって,レーベルの運営とか仕事ってないですね.とりあえず看板を出したっていう.あとはピーヴァイン(P-Vine)の方に送り返しています(笑)
- 由美:
- でも,逆に自分でレーベルを立ち上げたから,結構,自分の自由にいろいろ出来たりとか,そういうのはあるんですか?
- 蔡:
- それはありますね.レコーディングの手配から,エンジニアは誰がいいとか,スタジオは何がいいとか,ゲスト・ミュージシャンは誰がいいとか.もう,全部,自分らで好きなものを.
- LOW IQ 01:
- 結構,その変な話をすれば,裏方の作業にまで携わるというか,細かいところにちゃんと付いて.
- 蔡:
- そうなんですよ.なんかね,分業して,すごいスタッフがいてて,ちゃんとみんなで分業していいこともあるし.ちょっと俺も口出したいなというところに,そういう場合だと,こうねタッチできなかったりする.そんなところにまでコントロールできるんでいいですよ.
- 由美:
- すっごい忙しいときとか,絶対に大変でしょうね?無理無理無理無理,ってなりますよね.
- 蔡:
- そうですね.はい,なんかこのあいだね,メールが来たと思って,メールを見ようと思ったら,メールが4件ぐらい来てて,着信が3件とか,留守電が2件入ってて.はぁ〜もうっ,みたいな.
- 由美:
- 内容はそういう仕事の.
- 蔡:
- はい.もうゆっくり見ましたよ.
- LOW IQ 01:
- 分かりやすく言うとテンパったということですか?
- 蔡:
- はい.もう無理!とか思って.
- LOW IQ 01:
- でも,ミュージシャンとして,やっぱそういう好き勝手,好きなこと出来たりとか,多少の犠牲っていうか,さっきも言った他人任せにしないっていう,そこもミュージシャンの仕事っていうか.でもそこもなんか手作り感っていうわけじゃないけど,すごく大事だと思うし.そういうことが音に繋がったりしたりというのはすごく感じて.今のご時世,逆に自分たちでのびのびってわけじゃないけど,本当に犠牲は出るけど,それぐらいなんかあってもいいのかなって思いましたね.ミュージシャンとして,やっぱり.
- 蔡:
- 自分たちの仕事量も増えたりしてライブになるとそういうのが音にもちゃんと出たり,反映したりするので.何より,まぁ割と楽しくやっているので.なんか,ついこの間レコーディング終わったんですけど,レコーディングひと月ぐらいでしたけれど,行き詰まったりすることはなかったですね,全然.無茶苦茶,いい状態です.
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