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FACTORY #0178 LOST IN TIME - Special
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2009.02.14
- 由美:
- これ(新アルバム)は”あした”でいいんですよね,「明日が聞こえる」って,こうちょっと独特なタイトルだと思うんですけど.なぜ故にこれにしようと.
- 海北:
- そうですね.僕たち自身もそういう意味では,今日はこの場じゃなくて,ライブ終わってすぐ仙台に帰んなけりゃいけないギターの三井君ていうのがもう一人いまして.
- 谷中:
- すばらしいギターでしたね.
- 海北:
- ありがとうございます.みっちゃん,視てるかな(笑).今,これを録っている最中が片付けの真っ最中という感じだと思うんですけど.
- 大岡:
- 残念がってました,ものすごく.トークに出られないって.
- 海北:
- ま,その三井君とやることになって,なおメンバーが入れ替わって,編成が入れ替わって3人に戻るっていう形になって.まあ,それまでの二年間っていうのも,いろいろ試行錯誤を繰り返して.で,繰り返していく課程のなかでもがいて前が見えなかったりというか,なんともいえない,こう進んでいるのか戻っているのか,浮いているのか沈んでいるのかも分かんないような,息苦しい時期があって.で,このアルバムの中に「希望」って曲があるんですが,その曲を3人で一番最初に起こした曲なんですよ.その曲が出来たことですごく前が開けてきて.で,本当に止めなくて良かったなぁって気持ちと.あとはあれですね,もがいている間のライブに来てくれるお客さんや,いろいろ応援していますってメッセージをくれる人に,おかげで僕たちも続けて来れたっていう部分があって.その,「明日が聞こえる」聞こえる声みたいなものが,もしかしたらそういう伝えてくれた人たちが呼んでいる声っていうんですかね,何かそういう意味を込めて.そこは決して過去ではなくて,お互いが進むべき未来だという意味で,「昨日」ではなく「明日」って.はい,そんな感じです.
- 谷中:
- 完璧な説明ですね.
- 大岡:
- 乾杯!(笑)
- 海北:
- 源ちゃんにほめられた.
- 谷中:
- ものすごい,よく分かる.
- 由美:
- 本当にね,他の質問が要らないぐらい.(笑)
- 谷中:
- あとはもう無駄話でいい.
- 海北:
- 俺もビール貰おうかな.(隣の大岡さんからビールビンを渡され)あっ,ありがとう.
- 由美:
- 元々はベース.
- 海北:
- そうなんですよ.
- 由美:
- でも,ギターだと.
- 海北:
- 本当,前回お世話になったときは,お邪魔したときはですね5人編成で真ん中でギター弾いてましたよ.やって良かったですよ,本当に.その経験もすごく生きて,ベースっていうものがより客観的に見られるようになって.
- 谷中:
- なるほど,それはあるかもしれないですね.
- 海北:
- まあ,ギターが一向にうまくなれなかったっていう言い方もできる.
- 谷中:
- そうなんですか?それはもう全然分からないですけど.あっ(ビールが)もう一本来ましたよ.
- 大岡:
- ありがとうございます.じゃあ,乾杯!
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