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FACTORY #0163 Base Ball Bear - Response
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2007.05.26
- 由美:
- いっつも,これ...いい?訊いてもいいですか?これ.
- 小出:
- はい.
- 由美:
- 歌詞はなんであんなキュンっていう歌詞を書くんですか?いつも.
- 井手:
- あのね,ちょっと失礼な言い方すると,「クサい」んですよ.
- 小出:
- そうですか?
- 井手:
- 「クサい」んですよ,ほんと.
- 由美:
- 「ときめく」みたいな,女の子が,なんて言ったらいいんだろう,女の子が書く「キュン」ってなるようなことを男の子が書くでしょ.やっぱり,こう男心の中の持ってる乙女心があれを出してるんですか?
- 小出:
- う〜ん,そう,多分ね,「BOYS BE…」ってマンガがあるじゃないですか.
- 由美:
- ある.知ってる.
- 小出:
- まあ,それ状態ですね.
- 井手:
- ああ,それか!
- 由美:
- ああ,やっと分かった.
- 井手:
- いや,僕もね,言いたいですよ,そういうこと.だけど何かストップしている自分がいるんだけど,言えたら気持ちいいだろうなっつって,なかなか言えないようなことをサラッと言っているから.
- 小出:
- でもね,抵抗ありましたよ,最初.書いてて,「これ,俺唄って大丈夫なのかな」とか.唄ってみないと分からないんですよ.唄ってみれば気にならないことがあるんですけど,唄ってて,すげぇ,こう,自分でも臭ってくるみたいな.それは直したりしてますけどね.
- 由美:
- どういうときに...普段,黙々と考えるんですか,アレ.
- 小出:
- いや,締め切り間近に「早く書けよ」って言われて,「ああ,はい!」ってやってて.
- 由美:
- こう,「出てこい,出てこい」みたいな.
- 小出:
- そうですね.そういうときに「BOYS BE…」読んだりしますけどね.
- 井手:
- ここら(頬を指す)赤らんでますね?こんな感じで(ライブ直後で紅潮した湯浅を指す).
- 小出:
- そうですね,ラーメン食べたときと同じで(笑)
- 由美:
- お風呂上がりみたいなね.
あ,じゃあ,そうなんだ.マンガ読んだりとか,そういうので結構インスピレーション受けたりとか.
- 小出:
- そうですね,困った場合はね.どうしても困った場合は.でも,普段は自分のなかのインナーボイスで.
- 由美:
- そう!なんか男の子って,「ここまで言うと男だから恥ずかしい」とか,「言っちゃいけない」とかが,さらりと書いちゃえーみたいな.
- 小出:
- その時はもう自分で,勢いですよ.
- 由美:
- じゃあ,回りのみんなは(歌詞原稿を読むジェスチャーをして)「うわぁー!キタッー!BOYS BE…」みたいな感じなんですか?
- 堀之内:
- 歌詞見てないでしょ,おまえら,ちゃんと.
- 関根:
- 見てますよ(笑)
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