FACTORY #0154 真心ブラザーズ - Special

アーティストやライブに関して，MCの方，制作陣，そしてみなさんからのレスポンスを記録してます．

Interview after LIVE 2006.07.21

社長：

今回は真心ブラザーズでの出演ということで，実は初めてだと，このFACTORYに．

YO-KING：

そうでしたっけねぇ．

社長：

各々は出られてたっていうことですけれども．何してたんですか？

YO-KING：

いや，いろいろやってるんですけどね．

社長：

やっぱりケンカですか？

YO-KING：　

あー，ケンカでもないですけど．．．

社長：

あの，ここでもっと笑ってもらわないと．すごい僕は悪い人になっちゃうんですけど．

二人：

（笑）

YUUKI：

実際，どうなんですか，お二人ケンカとかされるんですか？

YO-KING：

ケンカは．．．しないぐらいに冷え切っている？（笑）

社長：

熟年の夫婦みたい．

桜井：

ケンカはケンカで情熱が必要だからねぇ．

YUUKI：

倦怠期みたいですね．

YO-KING：

いや，もう，通り抜けて，受け入れてますよって感じです．

社長：

で，また，真心ブラザーズとして再始動といいますか，音を出し始めて，いかがですかね．

YO-KING：

うーん，やっぱね，その，３年半，休んでいたんですけど，その間もね，無駄じゃなかったっていうかね．やっぱ，やっぱりね，音楽ってね，続けた方が良いものが出来るんですよ，たぶん．その内容にも拠るのかもしれないけれど，やっぱ楽しく，ちょっとでもね，より良いものをと想いながらキャリアを積み重ねられればね．ま，なれることがありがたく，幸せなんだけれど．そのせっかくの挑戦権を得てはいるので，そこはありがたく頂いて，ちゃんと楽しく音楽をやっていたら，いつのまに多分，もっと良いところに行けるんじゃないかと．

YUUKI：

おー，その通りでございます．

社長：

身に染みました，今の言葉．僕もバンドを始めたばっかりなんで今のを肝に銘じておきます．長く続けるという．

≪中略≫

YUUKI：

今日のSEの入りとかもそうですけど，ああいうのってライブの楽しみっていうか，私はそういうの期待していっちゃう方なんですけど．

YO-KING：

あのトラブル？（ステージで登場SEが途中で止まってしまいました）

YUUKI：

だってこの瞬間で，このトラブル見れたのは自分だけって思うとすごいうれしい気がするんですけど．本人たちはどうなのかなぁって．

桜井：

ええっと，なんだろうなぁ，それでパニクっちゃった時期とかもあったけど，だんだんね変なスイッチが．．．

YO-KING：

そう！

桜井：

入るよね．

YO-KING：

桜井なんか結構緊張する方で，次やる曲を，その次の次の曲を大声で叫んでスタッフがびびって，メンバももちろん演奏できなくて「もう言っちゃったからこっちの曲を先にやって」ってその場で言ってさ．照明さんとか大慌て．ホーンズも出て来てって，楽屋に一回捌けてるのに，ホーンズも慌てて来て．そういうとっさのなんか，まぁ，おもしろけりゃ良いかな．そういうとっさのね判断は段々出来てきたかもしれないですね．

桜井：

うん．ワンマンライブだと途中で２曲ぐらい僕が歌うんですけど，ずっとギタリストとしてやってて，いきなりメインボーカルでやるのって結構緊張するんですよ．

社長：

ていうか，センターに立つっていう．

桜井：

なんか，妙にMCとか流れて，「さぁ，どうぞ」みたいに言われると逆にこうちょっと入りづらくて．

YO-KING：

あの，Mだからね．

桜井：

二，三いじられて，歌いにくい状況で「ワン，ツー」っていうのがすごく気持ちいい．

YO-KING：

「二，三いじられて」っていう表現がもうミュージシャンじゃないよね．