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FACTORY #0144 安藤裕子 - Response

アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
私も一言という方はホームページのメールフォームからどうぞ.

Interview after LIVE 2005.08.06

安藤:
高校生のときとかも,いわゆるミュージックみたいなものは全然聴いてなくて,へたしたらその当時流行っていたパンクとか.どちらかというとそっちの方育ちで.本当に自分が唄うとか思ってなくて.
阿部:
それがどうして.もともとは違ったんですよね.
安藤:
もともとは一人で小説とか書いたりとか,絵を描いたりとか.そういうので物語が動いたら映画だ!って安直な考えで,よし,なんか映画の仕事に就こうっていうのがあって.だから大学とかも映画関係の大学に行こうと思ったんですけど.でもね,専門の方に行くのは怖いな,みたいな気持ちになって,願書を用意していたんだけど直前になって先生に「ちょっと怖いです」とか言って,二科目で入れるような大学を受けてそのまま普通に大学に行って.で,暇で,やることがなくて,もの書いたり写真録ったりしていたんで.これはちょっと時間を無駄にしちゃうなと思って,途中からは制作会社みたいなところに本とかで住所見て「すいません,この映画手伝わせてください」とか.いきなり行っても誰も雇ってくれないですけど.
由美:
役者さんやってて,その頃から曲は書いてたんですか?
安藤:
役者もそのころは未だしてなくて,その後,コネで会社に入ろうと企てたときに紹介してもらって在学中に1年ぐらい芸能事務所にいたんですけど.その頃ですね,オーディション受けて.唄うとは思っていなかったんですけど,唄わなけりゃいけないようなオーディションで.「やだなー」って思ったんですよ.みんな,こんなホイトニー・ヒューストンみたいな人とかいて.
阿部:
「ホイトニー」?いいね,「ホイットニー」じゃなくてね.
安藤:
そう「ホイトニー」みたいな人ばかりで,ヤダァーって思って,これは演技のつもりで唄えば関係ないだろうってへたくそな歌を唄ったら特別賞みたいのを貰って.そのときに賞を下さった方が「君の歌はね,うまい下手関係ないんだよね,すごい内側が揺れるんだよ.そのままでいいから」って言ってくれて.回りがうまい人たちばかりだったから,すごいうれしかったんですよ.それまで私が絵を描いてたりしてたのが,今でこそ大人になってぺらぺら喋ってますけど,それまでコミュニケーションが上手じゃなくて.上手な絵を描くと親がほめてくれるとか,作ると繋がれるというような,そのつもりでものを作りたいというのがあって.歌を唄ったときに,絵の具代も要らず,紙もペンも要らず,なんか伝わるんだというのが気持ちいいと思って,そのときに.
阿部:
じゃあ,向いてたのかね.音楽が.
安藤:
分からないんですけど,今でも親友とかに「なんで裕子,歌手なの?」って訊かれる.
阿部:
曲も作ったりするんでしょ.
安藤:
その日からですね.「あっこれはなんて良いツールなんだ」って思って.
     
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