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FACTORY #0142 SOIL&"PIMP"SESSIONS - Response
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2005.06.11
- 由美:
- 今の形にどうやってなったんですか?
- タブゾンビ:
- なんかゴボゴボ(グラインド・コアの音楽を指す)じゃ食っていけねぇなって.
- 元晴:
- セッションイベントをこの二人(社長とタブゾンビ)で主催していたんですよ,六本木や西麻布あたりで.
- 社長:
- 僕はもともとDJなんですけど,自分のイベントでDJと生のセッションを並列して聴かせるような,おもしろいのやりたいなとタブと初めて.そこに集まって,噂を聞きつけて来てくれた,かつパフォーマンスがすごいっていう.よくね,ジャズがつまらないとか,大人の音楽でちょっと格好付けてる,とか言われるのに,ちょっと嫌気がさしていた連中なんですよ.客と一緒に歌って楽しめてパフォーマンス出来るっていう.そこに尽きますね.そこから今に育っていったって言う感じ.
- 由美:
- 徐々に徐々に人数が増えていったっていう感じですか?
- 元晴:
- 最初はバンドっていう形じゃなくてセッションだったから.遊びに来るミュージシャンを組み入れてジャムっている感じの中で,タブゾンビが手相を見たり,家族構成を見て選んでいったと.
- 由美:
- 本当ですか(笑)
- 元晴:
- 本当,本当.SOIL&"PIMP"SESSIONSのチョンチョン(ダブルクォーテーションのこと)も画数で.
- タブゾンビ:
- そうそう,これは世界に羽ばたけるようにって.
- 由美:
- それも調べて.
- タブゾンビ:
- そう,調べて.プラス4画.だから,このチョンチョンは忘れないで欲しいの.ソイル・アンド・(指でVサインしてダブルクォーテーションマークを示して)ピンプ・セッションスということで.
- TAKEMURA:
- 普通,バンドでやろうってことになった時に,「じゃあ,オレ,ギターやる!」とか「オレ,ベースやる!」とかなるじゃないですか.で,皆さんもそうだと思うんですけど「オレ,トランペット吹く」とか.でも,アジテータの社長はどういう立場で?最初.いきなり「アジテータやる!」っていう感じ?
- 社長:
- 話せば長いんですよね,これが.
- タブゾンビ:
- 社長もね,おっきいからアジテータだよね.
- 社長:
- 最初はね,DJつながりというか,サンプラーとかいじってたんですよ.MPCみたいなの.あれをリハーサルでセッティングして,本番まで点けっぱなしにしておくと,とぶんですよ.とぶっていうか,ちょっとエラーが出ちゃったりして.いっつも肝心な時に「スコーン,スコーン」って(音が出ない).
- タブゾンビ:
- ブルペンのエースって言われてた.ブルペンでは150km/h投げるんだけど,本番だと音が出ないみたいな.
- 社長:
- そこで苦し紛れに叫んでみたところ,「それでやればぁ」ってことになって.
- 由美:
- それで今の形になった.
- 元晴:
- そう,喋ればいいじゃんって.
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