|
FACTORY #0141 無戒秀徳アコースティック&エレクトリック - Response
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
私も一言という方はホームページのメールフォームからどうぞ.
Interview after LIVE 2005.05.14
- 鈴木:
- 一人でやっているのにすごい情報量ですよね.
- 無戒:
- 弾き語りを昔からやっていたわけじゃなくて,ここ2,3年ではじめたんですけれども.最初は飲み屋とかに行ってですね,そこにギターとか置いてあったら,「ちょっと弾かしてよ」って言って.その飲んでる人たちと唄い遊ぶ,唄い飲むっていう.それが気持ちいいなっていうところから始まったんですけどね.
- 鈴木:
- いつもFACTORYにはバンドで来て頂いていて,一人は初めてですよね.
- 無戒:
- そうですね.
- 鈴木:
- これ,どこでも行けますよね.
- 無戒:
- どこでもやってます.いろんな所に誘われるんですけども,お寺とかですね,美術館だの,もちろん普通のイベントだったり,野外も.
- 裕子:
- 野外フェス気持ちよさそう.
- 無戒:
- うん,ギターがあればやれますんで,そこらへんは本当にフットワーク軽くやれるのが魅力だなぁと思ってますけども.
- 鈴木:
- バンドでやるのと違うのは,たとえば間奏とかね,そういうのはぶっ飛ばしちゃってもいいし.
- 無戒:
- ああ,そういうのありますね.アレンジとかの.
- 鈴木:
- 私も一人で一回だけ九州からずっと回りましたけど,どんどん一人でやっていくうちにアレンジが変わってくる.ここ長いなぁとか.(笑)
- 無戒:
- あ,すごいありますね.
- 鈴木:
- でもエレキも使うわけじゃない.あれはもう鳴りっぱなしになっているの?
- 無戒:
- 鳴りっぱなしのときもありますし,その場所場所で鳴らすようにしたりですね,エフェクターとかで.
- 裕子:
- 私,機械とかに無知で,よく分からないんですが,エレキはあれはずーっと鳴っているものなんですか.
- 鈴木:
- あれはハウらせといて,それでエフェクターでところどころ出すという感じだね
- 裕子:
- あと,言葉数がすごい多いじゃないですか.で,今,私,聴いてたら,全部の言葉の端々が聞き取れているはずはないんですけれど,何かすごいもの寂しい気持ちになるっていうか.たぶん,言葉として残像で一個一個聞こえる単語がたぶん寂しいからだと思うんですけど.でもあれだけ言葉を埋めていくと,どうやって作っているのかなぁって.
- 無戒:
- 言葉を前に出そうっていう意識はあるんですけども.今やってますZAZEN BOYSっていうバンドもそうですし,前にNUMBER GIRLっていうバンドをやってましたけど,その時に比べて自分の言葉を前に出す音楽をやりたいという意識はありました.
まぁ,ラップ音楽の影響というのもあるんですけれど.ニュー・ヨークのナズ(NAS)っていうMCの人がいまして.その人は一人でラップをするんですけど.その人は間奏というんですかねサビみたいのがなしですーっと5分間ぐらい一気にラップをし続けるっていうスタイルがあるんですよね.それを見て,すごい格好いいなと.自分の言葉を息継ぎなしにずっとああだこうだって喋っているのは格好いいと思ったし,すごく入ってくると.僕は英語はそんなに分からないですけどもナズのラップはすごい入ってくる.ああいうのをやりたいなと.ラップを演るっていうことじゃないんですが,ああいう言葉が前に出る音楽をやりたいなというのは,すごい思ってましてですね.
|