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FACTORY #0135 CHRIS - Response
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2004.09.18
- 由美:
- 音楽とバスケットと,接点というのはあるんですか?両方やってるじゃないですか.
- CHRIS:
- バスケもヒップホップも自分にとってなくてはならないものだったし,今の自分を形成づけた大事な部分で,両方ともやってなかったら出会えなかった人たちもいるし,今,その人たちのおかげで自分がいるし.なんか,自分を成長させてくれた,両方とも.だから,なかったらここにいない,生きていけない.
- 建:
- たとえばバスケットボールで掴んだことっていうかな,それがラップにどういう風に活き,また,ラップでのものがこっちで活きっていうのはある?
- CHRIS:
- そこまで深く考えたことはないけど.
- 建:
- リズムとか,なんかあるような気はするんだけど.
- CHRIS:
- そうですね.まあリズム感,バスケにもリズム感はすげぇ大事だし.相手との駆け引きだったりするのは,ラッパーとしてビートとどう駆け引きをするか.ラップをただカチッカチッて入れていくのは単調になるから,そこに自分なりの合わせ方,それも一つの勝負だし.マスター(DJ MASTERKEY)がビート作って俺がラップして,どっちがかっけぇか聴いてみろ,みたいな.
- 建:
- 「かっけぇか」なんてとてもアメリカの人とは思えないんだけど.
- 由美:
- だけどそういうの言ってみたいですよ,「かっけぇか」.
- 建:
- DJ MASTERKEYとはどこで出会って,こんな意気投合してバックトラック作りぃの,演りぃの.
- CHRIS:
- 共通の知人がいて,その人もバスケ関係の人なんですけど,紹介していただいて.初めて会ったときはあんまり本気にしなかったみたいだけど,結構自分からアプローチして.ちょっと真剣にやりたいんでって.
- 建:
- 跳ねていない16ビートって格好良いですよね.跳ねてないんですよね?
- DJ MASTEERKEY:
- ヒップホップならではで.跳ねないとノレない人は多いんですけど.
- 建:
- どうしても跳ねちゃうんですよね.でも,今日のハットとか絶対に跳ねてないじゃないですか.スクウェアの16で切っているじゃないですか.へぇーって思ったの.
- DJ MASTEERKEY:
- どうしてもメッセージを聞いてもらいたい.ノリも大事なんですけど,ノリながらうまく聞けるのがラップだと思うし.彼が言っていることがいろいろ,まあパーティーもんもあるし,最後の曲のようにメッセージ性,そういうところもトータル的におもしろくできるんで.
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