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Story #04 2014.11.4 TUE. update 封印再度[後編]あらすじ&予告動画

萌絵(武井咲)は、集まった香山家の人々に、病院から失踪したマリモ(原田夏希)が林水(横内正)の死に関連している可能性があると切り出した。一方、犀川(綾野剛)は一人、部屋の隅にいた。

刑事の鵜飼(戸次重幸)は、屋敷の裏門付近にマリモのタバコの吸い殻が落ちていたことを明かした。さらに、林水の息子・多可志(髙橋洋)が屋敷を売却しようとして林水に反対されていたことを挙げ、疑いの目を向ける。多可志は、この家は呪われているから売却したほうがいいのだ、とつぶやく。

その後、萌絵と犀川は、ヒーローのおもちゃで遊ぶ多可志の息子・祐介(髙橋來)に声をかける。ヒーローは強いのかと聞く萌絵に、祐介は「もういない」と答える。不思議に思った萌絵は外れていた電池をヒーローにはめてやる。動き出したヒーローを見た祐介は「いた」と答えた。そのやりとりを見ていた犀川は、何かに気づく。

後日、萌絵が再び香山家にやって来ると、犀川が蔵を観察していた。犀川は萌絵に、蔵がウェザリングという技法で古く見えるように塗装されているが、内部にはシリコン素材が使われていて密閉空間になることを教えた。画を湿気から守るためとはいえ、かなりの手間がかかる改装をした理由を、芸術家だからだろう、と犀川は推測。そんな時、中庭から悲鳴が聞こえた。萌絵と犀川が駆け寄ると、井戸の側で多可志の妻・綾緒(赤間麻里子)が震えていた。井戸を覗き込んだ萌絵が目にしたのは…。

萌絵と犀川による事件の推論

林水の行方不明の謎は?

午後6時に孫の祐介が蔵から出てきて、「おじいちゃん、もういないよ」と言ったことから、林水(横内正)は6時には蔵から姿を消していたと思われていた。しかし、祐介は「もういない」を「死んでいる」や「動かなくなった状態」の言葉として使っていた。つまり、6時に林水が瀕死の状態だったと推測できる。林水は何者かに刺され、瀕死だった。そこへ帰宅した娘のマリモ(原田夏希)が林水を見つけ、病院へ運ぼうと自分の車で屋敷を出た。しかし、林水は途中でマリモに車を停めさせると、車外へ出て橋から身を投げてしまう。止めるマリモを払いのけて、「最後のひとかけが必要なんだ」と言って、川へと落ちていった。

午後7時~8時に蔵に
鍵がかかっていた理由は?

午後7時に林水の息子の多可志(髙橋洋)が蔵にやってくると、なかから鍵がかかっていた。そのため林水がいると思ったのだが、蔵は無人だった。負傷した林水が蔵を出ていくとき、よろめいてストーブを転倒させてしまった。安全装置が作動しストーブが消えたことで室内の温度が下がり、そのことで空気が収縮され扉が内側に引っ張られたのだ。これにより、外から開けることができなかったため、多可志は鍵がかかっていると思ったのだ。

そもそも林水を刺したのは誰なのか?

50年前、林水の父親・風采は匣と壺の謎を解き、蔵で自殺を図った。林水もついにその謎に行き着き、同じ道を選んだのだろう。そして、凶器は匣のなかにあった、と犀川は推測。レントゲンで撮影しても空っぽの匣のどこに凶器が隠されているのか。実は、壺のなかにある鍵は、60℃で融解する易融合金(いゆうごうきん)で作られていた。そのためお湯を注ぐと液体となる。それを匣の上部にあるネジを外して内部へ注ぐと、底にかたどられたナイフの形に変化し固まりはじめる。お湯を捨てフタを開ければ、それが凶器となる。自分を刺した後、逆の手順を取れば、鍵として壺のなかに戻すことができる。

なぜ林水は自ら死を選んだのか?

林水の妻・フミ(真野響子)の証言によると、同じ仏画師として父の風采の背中を追い続けた林水は、父と同様に匣と壺の謎を解き自殺することで、風采と同じ極みに達せられると考えた。死を持って自らの芸術を完成させようとしたのだ。

第三話、第四話の舞台『香山家』

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