トーク
「DOMOTO BROS. BAND&ゲストのトーク」
この HomePage だけのスペシャル編集版!


ゲスト:酒井法子

歩  :はい,本日のゲストは酒井法子さんです.
酒井 :こんばんは,よろしくお願いします.
歩  :非常におひさしぶりです.
酒井 :おひさしぶりですね,タッちゃん.
進  :帰りましょうか,僕たち.
TOM  :ありがと.
歩  :ドラマで共演して.
酒井 :ありがとうございます.
歩  :あれ以来かな?
酒井 :そうですね,あれ以来ですね.
歩  :皆さんは?
酒井 :皆さんとも本当に初めての方もいれば,久しぶりの方
    もいて.
歩  :初めての方は?
TOM  :だーれだ?
酒井 :初めてお会いしました.
歩  :金城さん.
金城 :はい,はじめまして.
酒井 :はじめまして.
歩  :ちょっとおかしいですけど.
酒井 :そうなんですか?
金城 :はい,しっかりしようと思います.
進  :そうだね.しっかりしてこう.頑張ってこう.
歩  :酒井さんと言えば色白なイメージがあるんですけど,
    なんか焼けてらっしゃいますね.
えなり:そうですね.
酒井 :気のせい,気のせい.
歩  :焼けてますよ.
酒井 :やっぱり焼けてます?
歩  :ええ.
酒井 :けっこう海とか行っちゃって焼けちゃいました.
歩  :俺と同じぐらいじゃないですか.
酒井 :私より白いかも.
歩  :俺,これでも野球焼けしてるんですよ.
酒井 :野球やってるんですか.
歩  :それよりも黒い.
酒井 :すいません.
進  :あの,会話に入れてもらっていいですか?
酒井 :私のが黒い.
進  :僕もドラマ撮ってるやん.だから何も出来へんねん.
    影のとこでずっと空見て.
えなり:そうですね,つながりがありますからね.
酒井 :そうかそうか.
歩  :これはなんで焼けてらっしゃるんですか?
高見沢:だから「海行った」って言ってたじゃん.
TOM  :言ってたよ.
高見沢:「海で焼いた」って.
進  :社長,頼みますよ.
歩  :海だよ,海.
えなり:海です.
酒井 :そう,ボディボードとかやってて.
TOM  :じゃあ,海行ってるんじゃないですか.
えなり:だからさっき言ってたじゃないですか.
歩  :海焼け.
酒井 :海焼け.
歩  :マリンスポーツする人います?
進  :いなさそうだねぇ.
高見沢:焼いたことない.
えなり:白い.
歩  :まっ白,高見沢さん.
酒井 :きれい.本当はこうじゃなきゃいけないですよね.
えなり:どうしました?TOMさん.
TOM  :ここにいるじゃんよ.どっから見たって海男じゃん.
吉村 :そうだ.
TOM  :サーハーよ,サーハー.
えなり:サーハー?
歩  :サーハー?いつもアロハシャツ着てますもんね.
TOM  :海いいね.
酒井 :いいですよね.
歩  :でも日本の海ってベトつくだけじゃないですか.
高見沢:話壊すなぁ.
酒井 :そんなことないよ.
歩  :あのベトつき加減がムカつくんですよ.
酒井 :塩加減?
TOM  :塩加減?
進  :まあでも塩加減やね.
歩  :でもベトつきません?
酒井 :日本は湿度が高いからね,どうしても.でも意外と海に
    入ってあがるとさっぱりして.
歩  :ご主人がプロのサーファーですもんね.
酒井 :はい.
歩  :一緒に?
酒井 :一緒に行きますよ,家族で.
歩  :お子さんも?
酒井 :はい,子供もボディボードやらせたりとか.
TOM  :子供がいるんだよね.
酒井 :はい,もう4歳.
TOM  :そうだよね.
歩  :お子さん,お幾つになられました?
酒井 :もう4歳になりました.
TOM  :今,言ってたよな?
進  :せっかくね,赤いシャツを着てるわけだから,もう少し
    しっかりしてもらわないと.
高見沢:やっぱり腹筋やり過ぎだよ.
進  :頼むよ.
歩  :ありがとうございます.それではまずこのコーナーから
    参りましょう.
進  :行こうか.
歩  :堂本一問一答!前に座っていただいて.どんどん質問が
    飛んできますんで,即答であまり考えずに答えて下さい.
進  :直感でお答え下さい.
酒井 :はーい.
歩  :それでは参りましょう.堂本一問一答!



Q  :酒井法子さんに質問です.
歩  :ちょっと待って.ちょっと声違うね.
Q  :それは気のせいです.
えなり:いやいや.
進  :誰?自分.
Q  :質問1,答えてください.
歩  :何だよ?
Q  :それでは改めまして.子供の頃のあだ名は?
酒井 :「ノリッペ」,「ノンチ」.
Q  :子供の頃,よく通知表に書かれたことは?
酒井 :「落ち着きがない」それから「勉強頑張りましょう」.
Q  :それでは初恋はいつですか?またそのお相手は?
酒井 :小学校1年生の時に同じクラスの男の子.
Q  :では,初めてのデートはどこに行きましたか?
酒井 :ええと,確か中学生の時に好きだった相手の男の子が
    新聞配達のアルバイトしてたので,それを付き合いました.
進  :いいわね.
えなり:なかなかね.
Q  :デビュー当時のキャッチフレーズは?
酒井 :「おキャンなレディー」.
歩  :その「おキャン」っていうのは「おかん」の?
えなり:いやいや.
高見沢:お母んじゃないよ.
TOM  :「おかんなレディー」って何なんだよ?
高見沢:そんなレディーやだよ.
歩  :違うの?
酒井 :ぜんぜん違う.
進  :キャシャーンみたいな?
高見沢:違う違う.天真爛漫な.
TOM  :じゃじゃ馬っぽいような.
Q  :それでは次の質問いきます.次の質問はこの方からです.
VTR(ベッキーさん):ご機嫌カルパッチョ,ベッキーです.
    のりピーさん,ベッキー語,使ってくれてますか?お別れ
    の時は「ロケットビーバイ」ですよ.それでは質問です.
    いちばん好きなのりピー語は?
酒井 :いただきマンモス.
歩  :本物や.マンモスうれぴー.
進  :マンモスうれぴーね.
Q  :それでは,その次に好きだったのりピー語は?
酒井 :ヤッピー.
高見沢:三つなんだ.
酒井 :そう,三本.
Q  :今だから言える,アイドル時代の苦労は?
酒井 :短いスカートの衣装が多くて,よくパンチラしてしまった
    こと.
Q  :モットーは何ですか?
酒井 :モットーは,元気に明るく,そして人生穏やかに.
Q  :最近いちばん怒ったことは?
酒井 :最近怒ってません.ノーストレスです.
歩  :素晴らしい.
進  :いいなぁ.
えなり:大丈夫ですか?
進  :元気出してこう.
Q  :次の質問はこの方からです.
VTR(中山忍さん):法子さんこんばんは,忍です.今日着てる服も,
    じつは法子さんが自分でデザインをされてる服なんですけ
    ども,いただいてよく着てます.気に入ってよく着過ぎて,
    ちょっと穴が開いちゃったんですですけど.一つ聞きたい
    ことがあって,よく一緒にいると「幸せ,幸せだわ」って
    いうようなことをよく法子さんから聞くんですけど.「美
    味しいものを食べて幸せ」とか「綺麗な景色見れて幸せ」
    とか「人の優しさを感じられて泣いちゃった,幸せで」っ
    ていうような話をよく聞くんですけれども,最近いちばん
    幸せだったことは何ですか?教えてください.
酒井 :はい,最近はですね,ずっと行きたかった屋久島に行くこ
    とが出来て.
進  :おお,いいですね.
酒井 :屋久杉って樹齢千年以上の樹にひしっと抱きついてこれた
    ことが一番うれしかったことかなぁ.
歩  :木になれたいですね.
TOM  :本当だよね.
Q  :それでは最近いちばんうれしかったことは?
酒井 :最近いちばんうれしかったことは,それ.屋久杉にひしっ
    としたことです.
歩  :同じこと聞いてじゃねえよ.
Q  :すいません.
TOM  :謝ってるよ.
Q  :酒井法子さんにとっても人生三大ニュースは?
酒井 :そうですね,やっぱり芸能界に入ったこと,それから結婚
    をしたこと,それから出産をしたことかな.
Q  :ストレス解消法は?
酒井 :スポーツをすることと,あとは食事を作ったりすること.
Q  :休日は何をして過ごしていることが多いですか?
酒井 :自然が大好きなので,自然があるところにだいたい出向い
    て行きます.
Q  :最近のマイブームは何ですか?
酒井 :最近のマイブームは,癒しキノコ.
歩  :癒しキノコ?
Q  :肌身離さず持っているものは?
酒井 :屋久島に行った時にいただいたロザリオを肌身離さず
    持っています.
歩  :ロザリオ!
TOM  :びっくりするじゃんよ.何だよ?
歩  :意味はないです.
進  :いいよ,面白かったよ,今の.
Q  :いちばん贅沢な食べ物は何ですか?
酒井 :やっぱり旬なフルーツ.
歩  :いいよね,フルーツ.桃好きですか?
酒井 :大好きですね.
TOM  :自由だな,今日.
歩  :桃どうやって剥きます?
酒井 :桃は柔らかければ手でピロロロロンって.
歩  :どうやって食べます?
酒井 :切って.
歩  :かぶりつきましょう.
TOM  :おめえ自由だなぁ,今日.いけいけ!
Q  :いちばん得意なスポーツは何ですか?
酒井 :ソフトボール.
歩  :剛,やってやって.
TOM  :やっちゃうんだ?いい.
歩  :僕,ソフトボール審判員の資格持ってますから.
酒井 :本当ですか?すごい.
TOM  :じゃあストライクって言ってやれ.
歩  :ボール.
進  :ストライクやってくれよ.
歩  :ボールだ,今の.
TOM  :いいなぁ,自由だなぁ.
えなり:いいですね.
Q  :思わずドキッとしする男性の仕草は?
酒井 :そうですね,爽やかな笑顔.
Q  :彼との待ち合わせに遅刻しました.どんな言い訳います
    か?
酒井 :「本当にごめんなさい」と素直に言います.
Q  :さて,それではコンビニに行きました.何を買いますか?
酒井 :お菓子.お菓子大好き.
Q  :生まれ変わったら何になりたいですか?
酒井 :太陽.
Q  :それでは一番ほっとする場所は?
酒井 :やっぱり家庭.
進  :いいね.
Q  :ママでもある酒井法子さん,得意料理は?
酒井 :得意料理は,本当に簡単に出来ちゃう料理.パパパッて.
歩  :お湯入れるだけ?
進  :茹でるだけ?
酒井 :そこまで簡潔じゃないですけど.焼いて,切って出すぐら
    い.
Q  :お子さんから教えられたことは何ですか?
酒井 :そうですね,たくさんありますけど,やっぱり素直な心と
    屈託のない笑顔.
進  :屈託のない笑顔か.忘れてしまったなぁ.
えなり:すいません,今,収録中なんで.
Q  :さて酒井法子さんの宝物はなんですか?
酒井 :私の宝物は,やっぱり家族と友達.
Q  :それでは最後に,そんな愛する家族だけに見せるとびっき
    りの笑顔をお願いします.
酒井 :はい.チュッ.
Q  :酒井法子さん,ありがとうございました.



進  :なるほど,チューしてフッ.
歩  :チューフーですよ.いろんなとこ痛くなっちゃう.
TOM  :それ痛風だよ.そんな突っ込みさせんなよ,痛風の俺に.
進  :どうやねん?
歩  :ええと,子供の頃,落ち着きがなかったですか?
酒井 :落ち着きないですね.元気で明るいのはいいんだけど,
    もうちょっと落ち着きましょうねって.
歩  :勉強も頑張りましょうと.
酒井 :そうですね.
進  :サボり気味で?
酒井 :かなり.
歩  :芸能界には何歳ぐらいの時に?
酒井 :14歳の頃にオーディション受けて.
歩  :中2ぐらい?
酒井 :中3かな.
歩  :「勉強頑張りましょう」中学校の時もそんな感じでした?
酒井 :はい,そんな感じで.
歩  :初恋は小学校1年生.
進  :同じクラスの男の子.
酒井 :けっこう身長の高い,けっこうサル系の顔の.
進  :身長の高いサル系.
歩  :これはどうなったんです?
酒井 :どうもなりませんでした.
進  :そうですよね.
酒井 :ただ好きだってだけで盛り上がっちゃって.
歩  :絶対,小学校の時に好きな人の言い合いとかってしませ
    ん?
酒井 :え?
歩  :「おまえが言ったら言うよ」って.
酒井 :ああ.
進  :しょーもないな,今考えたらな.
歩  :そういうのあったやん.
進  :あったな.
歩  :「俺言わねー」「ずるいよ」.そんなんあったね.初めて
    のデートは.
酒井 :中学校の頃だったと思うんですけど.
歩  :新聞配達を?
酒井 :そうそう.
歩  :じゃあ朝ですか?
酒井 :うん,朝一.学校行く前.
歩  :新聞配達をやったんですか?
酒井 :新聞配達もやったんですけど,張り切っちゃったんですよ,
    私.で,「早く帰んなくちゃ」って三階かなんかの新聞配
    達を手伝って,急いで走ってったんですよ.そしたらガラ
    ス窓が2枚あってすごいピカピカで,見えなくて顔面直撃
    しちゃって.
歩  :ありますよね.
酒井 :初めてのデートなのに.
歩  :俺も結婚式の時にやったことあります.
酒井 :そしたらオデコと口唇がすごい腫れちゃって.
TOM  :初めてのデートで?
酒井 :うん.鼻はなんともなくて鼻の低さを実感したんですけど.
進  :そんなことないですよ.
酒井 :その後ずっとうつむいてて「そろそろ帰っていいかな?」っ
    て先に帰っちゃって.
歩  :顔見せたくなかったんだ.
酒井 :みるみるうちに腫れちゃって.
TOM  :すごい朝早いわけじゃん,そのデートって.
酒井 :そう.朝5時ぐらいの.
TOM  :お互い新聞配って話しながら?
酒井 :そうそう.
進  :すごくいいですね.
TOM  :いいよ.
酒井 :でも台無しでした.
歩  :普通のデートではないですよね,考えてみるとね.どこど
    こ行ってとか.
酒井 :そうそう.「手伝ってあげるよ」って.
歩  :そういう経験ないですか?
TOM  :ないなぁ.
進  :自分のバイト先のとか.
金城 :お婆ちゃんが新聞屋さんやってて,手伝ったら知らない人
    の牛乳飲んでた.
TOM  :聞いてねえだろ.
進  :デートの話をしなさいと言うてる.
歩  :俺より自由な奴がいる.
金城 :ごめんなさい,そうだったね.そうでした.
歩  :金城さん,デートは?
金城 :デートありますよ.
進  :どんなデート?
金城 :海に.
進  :お?海に.
金城 :海に行ったら午前中で.で,午後になって陽が強いじゃな
    いですか,沖縄は.脱水症状みたいになっちゃって.で,
    もう記憶がないですね.
TOM  :ないんだ?
歩  :ないんだ?
進  :話すなよ.
TOM  :何だよ?それ.
進  :面白いなぁ.
歩  :記憶がないんだ.
えなり:一生懸命聞いてたんですけどね.
高見沢:覚えてないんだ.
金城 :ごめんなさい.
歩  :のりピーってきっかけになったのは何だったんです?最初
    あだ名は「ノリッペ」とか「ノンチ」だったんですよね?
酒井 :そうですね.やっぱりデビューするにあたって「ノリッペ」
    じゃ田舎っぺみたいな感じだねっていう話になって.じゃ
    あ「ピーピーピーピー言ってるからのりにピー付けちゃお
    うか」っていうことで.
歩  :そのピーピー言ってた言葉のほうが先だったんですね.
酒井 :うん.で,「うれぴー」とか「たのぴー」とか.
歩  :「鼻ピ」とか.
酒井 :ハナピ?
吉村 :オヤジっぽい.
酒井 :ハナピって何?
吉村 :鼻のピアスを鼻ピ.オヤジっぽいね.面白い.
歩  :なんかうれしくないな.「おキャンなレディー」,
    キャッチフレーズが.
酒井 :はい.グリコのハートの飴があって,それのコマーシャル
    があって.鉄棒クルクル回ってニャハハって笑うと,
    ♪おキャンが素敵キャンレディー〜とか言うやつで.
    それで「おキャンなレディー」.
進  :なるほどね.
酒井 :さすがに今では死語ですね.おキャンって聞かないですも
    んね.
歩  :俺らデビューのキャッチフレーズないもんな.
酒井 :ないんですか.KinKiなKidsとか.
進  :そのまんまやん.
歩  :PUFFYはありませんか?
吉村 :なかったです.
酒井 :ありそうなのに.
歩  :アルフィーは?
高見沢:あった.
歩  :聞いたような気もするんですけど何でしたっけ?
高見沢:みんな笑うから言わないよ.
歩  :いやいや.
高見沢:「ロマン派」.
歩  :ロマン派.
高見沢:「ロマン派アルフィー失われたロマンを求めてアルフィー
    の旅が今始まる」.ぜんぜん始まらなかったよ.10年ぐら
    いかかったもん,始まるまで.
歩  :ロマンは今は見つけられたんですか?
高見沢:まあ,見つかったんじゃない?まだ探してる途中です.
歩  :やっぱり桜井さんのヒゲにあるんでしょうね.
進  :男のロマンですよ.
歩  :アイドル時代の苦労,短いスカートでパンチラしてしまう
    とありましたが.
酒井 :そうですね,元気に踊りすぎなんですよね,ただでさえ
    短いのに.
歩  :でも短いのはいてる時は見えてもいいのはいてるわけです
    よね?
酒井 :いちおうね.テニススコートみたいのはいてるんですけど,
    やっぱり雑誌とかで「パンチラ一等賞」みたいのとっちゃ
    うと.「投稿写真」とかあったじゃないですか,ちょっと
    前に.だいたい一等賞なんですよ.そんな張り切っちゃっ
    たかなって.
歩  :やっぱりそういうのはスタイリストさんが用意してくれた
    ものを?
酒井 :でもね,あの時代は自分で用意した衣装着てましたね.
    だからタケチャンマンみたいな衣装もありましたよ,
    提灯ブルマーみたいになってて.
歩  :困った衣装あります?
TOM  :これ.
歩  :高見沢さんはいつもね.
高見沢:ぜんぜん困ってない.
酒井 :カッコいい.ロンドンっぽい.
歩  :PUFFYはなんか困った衣装とかなかった?
吉村 :ない.だって楽屋ガチャッと開け眼とTシャツだけがコト
    ンと置いてあって,それ「おはようございます」って言っ
    たら上だけ着替えてそのまま出て歌うっていう.だから
    アイドルっぽい服が着たかった.
歩  :あ,そうか.
酒井 :でもティファニーカラーのブルーのTシャツとかすごい
    覚えてる.
吉村 :フリルとか華やかみたいな,そういうのが.よく「なんで
    私たち?」って.「ああいうのが着たいんですけど」って
    言ったこともありました.
歩  :そうなんや.これも何度も言ってますけど,剛はふんどしっ
    ていうのありましたね.
進  :布一枚やからね.
歩  :最強でしたね.
酒井 :ふんどし?
進  :はい.
酒井 :やったの?
進  :やりました.
高見沢:衣装で?
進  :ええ,ケツ見せてますからね.楽屋行ったらハンガーに
    布一枚だけ.
TOM  :それすごいね.
高見沢:それすごいな.
酒井 :前から聞かされてなく?
進  :はい.
酒井 :入るなりそれ?
進  :はい.行って「今日,衣装は?」「これです」って言われ
    て.「え?衣装?なに?どこ?」と思った.衣装さんに「ちょっ
    と股開いて下さい」って言われて「はい,ちょっと通しま
    す」「僕,今日これだけなんですか?」「はい,そういう
    ふうに聞いてます」.
高見沢:マジで?
酒井 :光一君は?
歩  :俺はやってないです.
酒井 :一人で?
進  :はい,ふんどしで楽屋でずっと待ってた.
高見沢:俺たち3人で着たことあるよ.
進  :ふんどしですか?
歩  :高見沢さんのふんどしは想像つかない.
高見沢:滝に打たれたの,それで.
えなり:滝?
高見沢:ヒット祈願でね.
TOM  :そんな祈願やめろよ.
高見沢:ヒットしなかったよ.
TOM  :おまえ,ロックバンドじゃないのか?
高見沢:当時は.
歩  :そうなんだ.いろいろありますね.そして屋久島に行かれ
    たんですね.
酒井 :はい.
歩  :中山忍さんらの質問で,幸せだなと思ったこと,屋久島に.
    屋久島お好きですか?
酒井 :好きになりましたね.2年くらい前からずっと行きたいと
    思っていて.屋久杉って樹齢千年以上の木のこと言うじゃ
    ないですか.あれにひしっと抱きついて音を聞きたかった
    んですよ.
歩  :何か聞こえました?
酒井 :七方杉って上が七本に別れてる屋久杉なんですけど,
    すごい嬉しかったですね.
歩  :写真があるということで.
進  :ああ.
酒井 :木の幹ですよ,あんなに大きくて.
進  :素晴らしい.
酒井 :で,一切攻撃性がなくて,苔が生してて.
歩  :攻撃性?
酒井 :自然のものってチクッとかしたりとか,なんか痛そうとか
    あるじゃないですか.そういうのがまったくなくて,
    「よく来たね」みたいな.すごい癒されましたね.
えなり:でもここまで行くの大変ですよね.
進  :けっこう大変なんですよね.
酒井 :2時間ぐらい歩いて辿りついた.
進  :いいなぁ.
歩  :自然が落ち着くっておっしゃってましたね.いいですね,
    確かに.お子さんも連れて?
酒井 :これは仕事で行ったんで,お子ちゃまは行かなかったんで
    すよ.
金城 :何分の一ですか?
歩  :何が?
金城 :人と木が.
酒井 :何分の一だろうね?考えたこともなかった.
金城 :すごい大きい木だよ.
歩  :癒しキノコって何ですか?
酒井 :キノコのモチーフにニットで編んであるんですよ.キノコ
    の形をしてて.そこに備長炭が入ってるんですね.だから
    そこに置いとけば空気清浄になったり.癒しグッズ.
歩  :そんなのがあるんだ.
酒井 :それを,もののけの森のように家中にやりたいなと思って
    るんですよ.
歩  :癒しキノコだらけ.
酒井 :そうしたいと思ってるんですけど.
歩  :そしていちばん怒ったこと,ない.ノーストレス.
進  :いいことですよ.
歩  :悩み事とかないんですか?
酒井 :わりとないですね.どんどん忘れてっちゃったりするし.
歩  :確かにドラマでご一緒させていただいた時も,常に明るく
    楽しいものを.
酒井 :本当ですか?
歩  :「みんなと楽しくしよう」っていうのを自然に出来る人
    なんだというふうに
酒井 :でもそういうのがいちばん好きですね.平和一番.
歩  :ドラマ中にTシャツいただいたりとか.
酒井 :着ていただけければ.
高見沢:なに?それ.
進  :「俺はもらったぜ」みたいな.
えなり:ね,ちょっとね.
進  :感じ悪いですね.
歩  :続いて人生三大ニュース.芸能人という話もありました.
    芸能人になってなかったらと何してます?今頃.
酒井 :なってなかったら今頃はたぶん普通に主婦してたと思いま
    すけど.あとは美容師さんか,ソフトボールで頑張ってた
    かな.
歩  :ソフトボール,それを審判したいな.
進  :恋の審判もしてみてはいかがですか?
歩  :出来たらいいなぁ.でも審判する側はつまんないよね.
進  :つまらんね.言ってから思った.
えなり:そうですね.
歩  :自分が恋したいなぁ.そして出産ですよ,三大ニュース
    といえば.
酒井 :そうですね.
歩  :どうでした?自分の子供.
酒井 :本当にびっくりですね.毎日がびっくりです,産んで以来.
歩  :さっき教えてもらうこもあるって言ってましたけど.
酒井 :なぐさめてもらうこともありますからね,最近は.
歩  :本当ですか.
TOM  :お腹の中に赤ちゃんがいるってどういう感じなの?
酒井 :すごい不思議な心境でしたね.でもとっても幸せだった.
    一緒に海に入ったりとか.
歩  :恐怖はないんですか?でも.
酒井 :怖かったです,動かなかったりすると.
歩  :出産はご主人立ち会いで?
酒井 :はい,立ち会いで.
歩  :怖いなぁ.
酒井 :男の人は勇気いると思いますよ.
歩  :いや,怖いですよ,やっぱり.
酒井 :日本男児はやっぱり「オギャア」っていう声を聞いて
    「よし」っていうのが普通だと思うんですけど.
歩  :やっぱり旦那が横にいてくれたほうが気持ち的に楽でし
    た?
酒井 :うーん?微妙.
進  :え?
TOM  :そういうリアクションになっちゃうよね.
歩  :旦那は「えっ?」っと思ったと思いますよ.
進  :今,テレビ見てて「まあ,嫁はん出てるし」ってたぶん
    家でのりピーは食器を洗ってるかな.それで「堂本兄弟,
    今日おまえ出るよな」みたいな感じで家で見てて,
    「そうそう,立ち会った.え?微妙?」.
TOM  :何が微妙だったの?
酒井 :やっぱり日本男児だから,そういうの一緒にいないほうが
    ロマンがあったり,男の人はそう思うんだろうなっていう
    のがずっと頭にあったから悪いなっていうのもあって.
    でも私,ハワイで出産しちゃったから当たり前なんですよ,
    男の人がそばにいるのが.いないと「いないの?どうした?」
    みたいな.だからそばにいてくれて頑張ってくれたの.
TOM  :アメリカで生まれたらアメリカ国籍持ってるんですよね?
酒井 :両方持ってる.
歩  :立ち会うべきですか?やっぱり.
酒井 :でもやっぱり感動しますよ.
歩  :立ち会って欲しい?
吉村 :ええ,その相手が立ち会いたいって言うならば「どうぞ」っ
    て思いますけど.
TOM  :この格好だったら?
高見沢:え?この格好って?
吉村 :もしこれなら「着替えて!今すぐ着替えて!」って.でもそ
    ういうのが苦手な人もいるじゃないですか.それならぜん
    ぜん.
歩  :女性側もいるみたいですね.「ナッス!」とか言っちゃう
    とこ見られたくないって.
TOM  :社長.
進  :出産と言うものは,命が誕生する.
歩  :美しい現場ですよね.
進  :素晴らしいことなんだよ.実際リアルに話をしていくと
    そういう場面もあるかもしれない.
歩  :そうらしいわ.
進  :あるかもしれないが,でも俺の嫁はんだったらそういう時
    も可愛いと俺は思えるんだろうと.
歩  :俺も思うよ.
進  :それだったら君は「ナッス」とか言ってはダメなんだ.
えなり:なるほど.
歩  :母親はそれどこじゃないよね.
酒井 :でも私は無痛だったから.
歩  :無痛?
酒井 :注射打つんですよ.
吉村 :その注射が痛いって聞いたんですけど.
酒井 :それよりも痛いほうが強くて.
進  :そんなんあんねんや.
歩  :男にはわからん世界やな.女性はすごいですね.男だった
    ら死んじゃいますね.
TOM  :カミさんにさ,「子供産む時どぐらい痛いの?」って聞い
    たら「お尻からスイカが出たと思ってごらん」って言われ
    て,それは痛いと思うよ.
歩  :そういう表現しますよね.
高見沢:そうだよね.
歩  :うちのお母んは,鉄パイプ曲げるぐらいの力がいるって.
TOM  :のりピーらしく言うとどれぐらいの?
酒井 :私は本当に直前まで喋ってました.「アハハハハ」なんて
    笑いながら.「そろそろですよ」「そうですか」みたいな,
    ものすごい他人事みたいな.
TOM  :そうか,無痛だから.
進  :うち,担当医の人が散髪行ってましたからね.
酒井 :え?
進  :お母さんが「もうちょっとですね.先生は?」「すいませ
    ん,今ちょっと髪の毛切りに行ってて」「いやいや,産ま
    れる産まれる」「少々お待ち下さい」言うて先生に電話し
    て,「すいません,まだ髪を切ってまして」とか.「じゃ
    なくて“来い”って言えよ」みたいなそんなバトルして.
    で,先生「すいません,すいません」ってスッキリして.
酒井 :本当?
進  :耐えて耐えて我慢して先生来てから産ましてるから,傷だ
    らけだったんですよ.「この子が大きくなったらどうなる
    んだろう」と母は心配し「赤ちゃん産まれましたよ」って
    持ってくる時に包帯でグルッグルだったんですって.すご
    い不安やったけど「良かったわぁ」言うてました.
    いらん?こういう話.
TOM  :感動した.
えなり:いい話ですよ.
進  :だからすごいことですよ.海で出産とかあるじゃないです
    か.
歩  :新しい命が産まれるというね.
金城 :すごいですね.
歩  :さあ,続いてこちらのコーナー参りましょう.自分撮り
    イレブン!まず一枚目.
進  :可愛い.
酒井 :息子.
金城 :可愛い.
歩  :親子.本当にお子さんがいるように見えないですからね.
進  :ぜんぜん見えないですね.
歩  :こう言っちゃ失礼だとは思うんですけど,親子に見えない
    ですよ.
酒井 :本当?
歩  :酒井さんがお若くてお母さんっていう感じを醸し出して
    ない.
酒井 :そうですか?
進  :ぜんぜん見えへんな.
酒井 :面白いですよ,子供は.
歩  :今もう2歳でしたっけ?
酒井 :4歳.
進  :言ったよ.
TOM  :言った.
えなり:2回目ですよ.
歩  :OK.
TOM  :4歳だったら幼稚園とか保育園に行く歳になるじゃないで
    すか.
酒井 :そうです.
TOM  :行くの?じゃあそういうとこに.
酒井 :行きますよ.
TOM  :ええ?
歩  :お迎えに行ったり?
酒井 :もちろんです.
歩  :どうする?こんなお母さん来るんやで.
TOM  :そうだよ.
進  :絶対さ,その送り迎えしてるお父さんが恋したりしてるね.
TOM  :してると思うよ.
酒井 :ないです.
歩  :小学校になったら授業参観とか.
酒井 :行きますよ.運動会張り切っちゃいますよ.頑張ります.
歩  :そんなん子供にとっては大自慢ですよ.
えなり:そうですね.
酒井 :そうかな?
歩  :ちょっとこの写真,目つき悪いけどね.
酒井 :言うと思った.
歩  :「なんだ?この野郎」って.続いての写真.
酒井 :これは先日ロンドンに旅行に行きまして.地下鉄の切符を
    買ってるところです.
歩  :ご家族で?
酒井 :はい.
進  :いいなぁ.
歩  :ロンドンで何をしてきました?
酒井 :ロンドンでお買い物してきました.お洋服とか.
歩  :さっきデザインもされてるっておっしゃってましたね.
酒井 :そうなんです.忍ちゃんが着てくれてましたけど,
    ピーピーリコリノっていう洋服を立ち上げてまして.だか
    らちょっと洋服に注目してないといけないので,お勉強し
    てきました.
歩  :偉いよね.
酒井 :ロンドン面白い.
歩  :えなり君はゴルフとかするからそういう格好で俺はいいっ
    て言うの持ってるじゃない,そういうの.
えなり:そうですね.
歩  :面倒臭くないか?服とか.
進  :楽しいがな.
えなり:やっぱり選ぶのけっこう苦労したり?
歩  :苦労っていうか面倒臭いね.
酒井 :なに着ても似合うから楽しいんじゃないですか?
歩  :まあまあ,そうなんだけど.
TOM  :おまえ,本当に感じ悪いやつだなぁ.
進  :ちょっとね,世渡り上手というか.
歩  :まあ,勉強も兼ねて行ってきたと.
酒井 :行って来ました.
歩  :続いての写真.
酒井 :最近こういったスペイシーな服がすごい気に入ってて.
歩  :可愛い.
酒井 :ブラックライトで光ったりしてすごい可愛いんですよ.
進  :すごいな.
歩  :目立ちますね.
TOM  :おまえ,興味がないなら先行っていいよ.
進  :服に関しては興味ゼロやな.
歩  :ゼロじゃないんだけど.
進  :もうちょっと何かないですか?「いい青ですね」とか.
    この青はなかなかいいと思いますけどね.
歩  :おまえも適当やん.
進  :いや,違うねん.ないねんて,なかなかこんな感じの青っ
    て.服とか見ても青いキャップが欲しいと思って青ばっか
    り見るけど,自分の中にあるベストな青ってあるじゃない
    ですか.「ちょっとこれ薄すぎるな」とか却下却下して.
高見沢:確かにああいう青ってないよね.
TOM  :偉いなぁ.大人だよ.
歩  :そう,ないんだよね.
TOM  :拾えよ.
歩  :次.おお!
TOM  :これには食い付くんだ.衣装に興味がないんじゃないの
    か?
金城 :本当だよ.
進  :どうしようか.
えなり:お願いしますよ.
進  :メチャメチャ早かったな.俺もこれがポーンって出てきた
    ら「おお」って言うけど,おまえの「おおっ」って
    「待ってました!」みたいな.これは?
酒井 :これはお店のディスプレイなんだけど,あんまりナイス
    バディだったからお土産にと思って,お二人のために
    シャッター押してきました.
進  :水着?
酒井 :水着ですかね.
歩  :ロンドンですか?
酒井 :ロンドンです,これも.洋服屋さんですね.
歩  :こういう下着も売ってるということですか?
酒井 :どうなんでしょうね?
TOM  :上着は興味ないけど,下着は興味あるんだ?
吉村 :やだぁ.
進  :ランジェリー担当ですか?
えなり:勘弁して下さいよ,社長.
歩  :こんな前でこんな笑顔されてもね,困る.
TOM  :なかなか次いかいな,これ.
歩  :はい,次,次.おお.
進  :無理くりやな.これは何ですか?
酒井 :神様がいて癒されたので思わずシャッター切りました.
進  :向こうの神様?
酒井 :レコード屋さんにいましたね.
進  :音楽の神様かな?
酒井 :蓮の花の上にいて,水がバァーッと流れててすごい綺麗
    だったので.
TOM  :食い付き悪い.
高見沢:食い付かないね,本当に.
歩  :いやいや.
TOM  :さっきの戻そうか?
歩  :おう!
高見沢:反応した.
歩  :こちらは?
酒井 :かなり足下あげてたので,ロンドンな女の子だったので.
歩  :すごい靴だね.
酒井 :そうとう上げてますよね.
進  :そうとう上がってますね.
酒井 :釘付けで.
進  :たぶん後ろのカップルも「そうとう上げてるよな」って
    会話してますね.
歩  :酒井さんもお腹出して.あれは洗濯で縮んだかなんかで?
酒井 :多少.
歩  :多少ね.
TOM  :自分じゃ楽しいんだろ?今.
酒井 :これもものすごいロンドンな人たちだったので.
歩  :ですね.あの服,イギリス国旗ってあんなんだっけ?
    ベタですね.日本人が日の丸着てるようなもんですよね.
酒井 :すごい可愛かったんで写真撮ってみました.
歩  :まだありますか?
酒井 :あと一枚.あげてる旦那ということで〆ました.
歩  :旦那さん?
TOM  :ご主人?
酒井 :はい.
歩  :これパンツなに?
酒井 :サイバーパンツです.
進  :ベルトが通ってない?
酒井 :はい.カッコいいですか?
高見沢:カッコいいね,これ.似合うじゃないですか.
TOM  :どこが良かったの?この人の.
高見沢:いいじゃん.
TOM  :じゃなくて,どういうふうに恋したのか.
進  :この瞬間の,どのシチュエーションで「あ,この人と」
    みたいな?
酒井 :サーフィンをしてるとこ見て恋をしました.
進  :じゃあ,こう.
TOM  :パドリングね.
歩  :俺は一つ気付きましたよ.旦那さんもスペーシー.
酒井 :はい,スペーシー.
歩  :合わせましたね.
酒井 :はい,そうなんです.最近スペーシーに目がいっちゃって.
歩  :何気に二人で合わせてる.
えなり:なるほど.
進  :いいことや.
歩  :旦那さんがCDのジャケットとかの写真を撮ったって.
酒井 :そうなんですよ.
進  :いいじゃないですか.
酒井 :ハワイとかに家族旅行した時に,ロモカメラってあって.
歩  :ロモ?
酒井 :けっこうラフに撮れるカメラで.すごいいいい感じに.
歩  :旦那さんは写真家じゃないんですよね.
酒井 :うん,プロサーファー.
歩  :ですもんね.
酒井 :写真はけっこう趣味でやってて撮ってくれて.
歩  :その写真があるということなので見てみましょう.
TOM  :誰?これ.
酒井 :私.
TOM  :ええ?
進  :かッコいいい.
酒井 :けっこう光のいい時間とかこだわって撮ったりして.
歩  :カッコいいですね.
TOM  :ご主人にしか見せない優しい顔ってあるよね.
歩  :あるでしょうね.ご主人だからこそ撮れる.
高見沢:あれがサーフボードなんですか?
酒井 :サーフボードです.
高見沢:大きい柿の種みたい.
えなり:やめてくださいよ.
歩  :そうとう柿の種好きなんですか?
TOM  :柿の種?
酒井 :昔の板なんでね.
TOM  :だって,わざわざハワイで柿の種持ってたっておかしい
    だろ?
歩  :これは?
進  :これは誰が?
酒井 :もうデザイナーさんが.これはジャケットの中の写真
    なんで.
進  :すごい綺麗に出るんですね,青とかね.
歩  :本当にプロの方が撮ったみたいな.
えなり:空が綺麗.
酒井 :確かヨコハマベイというビーチだったと思いますけど.
進  :いいなぁ,共同作業.
酒井 :家族って意外と楽しいですよ.
進  :いいですね.
歩  :はい,ありがとうございます.というわけでのりピーさん
    の自分撮りイレブンでした.それではこのコーナーです.
    剛さん,いくよ.


「ベストヒットたかみー」


歩  :せーの.
進・歩:堂本!
高見沢:ベストヒットたかみー!今週はですね,日本のポップスを
    築いた大瀧詠一さんを特集してみましたけど,まずはVTR
    をご覧になって下さい.
VTR:日本のポップスを築いた大瀧詠一さん.はっぴいえんどで
    は当時まだ誰も手がけていなかった日本語のロックという
    ジャンルを確立.その後ナイアガラレーベルを設立.プロ
    デューサーとして山下達郎さん,大貫妙子さんらを世に送
    り出しました.そして1981年に発表したアルバム「A LONG
    V・A・C・A・T・I・O・N」は,国内アーティストのCD化
    第一号アルバムとしてリリースされ,現在までの売り上げ
    200万枚以上.今も記録を更新中.そのセンス溢れる歌詞
    と斬新かつ親しみやすいメロディで人々の心をつかみまし
    た.現在のJ-POPの原点はここにあると言っても過言では
    ありません.さらにアーティストへ楽曲を提供.数々の
    作品提供によって,そのアーティストの新しい魅力を引き
    出してヒットさせるアプローチで,時代を超え歌い継がれ
    る名曲を生み出してきました.今夜は現在も数多くの
    ファンと,何よりも音楽業界に熱烈な信奉者を持つ
    メディアにはなかなか登場しない伝説の音楽家,大瀧詠一
    さんにスポットを当てます.
高見沢:はい,大瀧詠一さんなんですけど.この中で大瀧詠一さん
    にお会いになったことある人います?酒井さんは?
酒井 :お会いしたことないです.
高見沢:KinKiの二人は?
歩  :お会いしたことないですね.
高見沢:みんなないですか.僕だけですね.
TOM  :だから何なんだよ?
高見沢:いや,ちょっと.
酒井 :どんな人なんですか?
高見沢:アルフィーのことを「ハンバーグ味噌ラーメンみたいな
    グループだ」って.
酒井 :どういう意味ですか?
高見沢:和洋折衷でこの世にこれしかないと,そういうことで.
TOM  :え?うまくないってこと?
高見沢:いやいや,ひどいな.そういうことじゃないよ.というこ
    となんで大瀧詠一さんなんですけど,プロデューサーの
    先駆けとして.だいたい顔がわからないという方が多いん
    ですけどね.はっぴいえんどというグループは僕らが高校
    の頃にすごい大活躍されて.はっぴいえんどのメンバーと
    しては,細野晴臣さん,YMOの.あと作詞家の松本隆さん,
    あとギタリストの鈴木茂さんとか,素晴らしい方がたくさ
    んいたわけですけど.これ,CD化の第一号のアルバムが
    「A LONG V・A・C・A・T・I・O・N」で,このアルバムが
    ね,マニアの間ではアナログが20万とか30万とかするらし
    いですよ.それで大瀧詠一さんがよく知られるようになっ
    たのは月9のドラマですね.'97年の「幸せな結末」,
    木村拓哉,松たか子主演の「Love Generation」の主題歌
    が100万枚.大瀧詠一さんとい名前が若者に広がったとい
    うことなんですけどね.酒井んさはどのへんが大瀧さんの
    イメージ?やっぱり海のイメージですかね?
酒井 :はい.今回アルバムでカヴァーさせていただいた
    「A LONG V・A・C・A・T・I・O・N」のアルバムの'80年代
    ぐらいの曲が.
高見沢:メロディもやっぱり夏って感じしますよね.
えなり:でもCMソングで「出前一丁」とかやってるんですね.
高見沢:そうですよ.そういうこともたくさんやるんですよ.
    「大関」とか.すごい凝る方なんでね,レコーディングが
    ものすごい時間がかかるんですよ.
えなり:そうなんですか.
高見沢:聞いた話ですけどね,グランドピアノ2台並べて,同じ
    フレーズを何度も重ねて.で,スタジオの中に誰も入れな
    いで自分一人でTD(トラックダウン)をやるっていう,
    ものすごい伝説がありますけどね.
歩  :こだわりが.
高見沢:前に「LOVE LOVE あいしてる」の時に,松たか子さんと
    「幸せな結末」セッションしたらしいですね.やった?
歩  :あ,ああ.
進  :やりました.
歩  :絶対覚えてへん.
高見沢:それをね,自分で大瀧詠一さんが持ち帰ってTDして,
    コーラスも自分で入れて,弦も入れて返したらしい.
TOM  :え?うそ.
進  :知らんかった.
高見沢:そうらしいですよ.
吉村 :すごいなぁ.
高見沢:それだけ凝るという.音楽にはすごいこだわる.この人
    ほどこだわる人はいないんじゃないかなと.やっぱり
    見習いたいですね,ミュージシャンとして.素晴らしい方
    だと思いますけども.今日はですね,数ある大瀧詠一さん
    の名曲の中から「カナリア諸島にて」を酒井とセッション
    したいと思います.お願いします.


♪カナリア諸島にてへ〜


歩  :はい,本日のゲストは酒井法子さんでした.
    どうもありがとうございました.
酒井 :どうもありがとうございました.




[ BACK ]