トーク
「DOMOTO BROS. BAND&ゲストのトーク」
この HomePage だけのスペシャル編集版!


ゲスト:キャイ〜ン


歩  :はい,本日のゲストはキャイーンのお二人です.よろしく
    お願いします.
天野 :よろしくお願いします.
ウド :よろしくお願いします.
歩  :非常にお久しぶりですね.
天野 :そうですね.仕事するの「LOVE LOVE あいしてる」以来
    じゃない?
歩  :「堂本兄弟」になってからはまだなかったでしたっけ?
ウド :はい.本当にすいません,今日は.やっぱり兄弟!
天野 :触りたがるから気を付けてね.
歩  :お二人は仲が良いとお聞きしますし,今日やっぱり歌の
    リハーサルとかやってる時でも,すごく自然体で仲の良い
    二人だなっていう感じはしました.
天野 :そう?
ウド :もう当てられっ放しで,本当に.
天野 :誰に当てられてんだよ?
ウド :いやいや.改めて言われると恥ずかしいもんですね.
歩  :そうですか?実際はどうなんですか?
天野 :リハーサルの雰囲気は,ものすごい皆さん大人な感じなん
    だよね.「ああ,そういうチューニングか」って感じだか
    ら,なんか俺たちすごい浮いてる感じで.
ウド :本当?俺,「ああ,あのギター使ってんだ」とか.
天野 :そんな詳しくねぇじゃねぇか.
ウド :いやいや.
天野 :仕事はね,仲良いですよ.だいたい新幹線の移動とかも,
    俺がマネージャーさんと座ってると,そのマネージャー
    どかしてわざわざとなりに来るぐらい.
進  :へぇー.
えなり:何を話すんですか?
ウド :これといってないみたいですけども.ただ,なんか天野
    くんが新聞を読んでると面白そうに思えるんですよ.
    だからずっと見させてもらいたいなと.
天野 :自分も新聞持ってんのよ.それなのに俺のが欲しくなった
    りね.
ウド :なんかね,そんなのありますよね.
天野 :あと,俺がオナラとかすると,そのオナラ嗅ぎに来る
    よね.
ウド :それはよくあると思うんですけど.
歩  :よくない,よくない.
天野 :それで「天野くん,ちょっと風邪気味じゃないの」とか
    ね.なんかそんな診断してくれるんです.
歩  :匂いで?
ウド :そう,わかるんですよ.だいたいいつもヨーグルト系が
    好きなんで,けっこう乳酸菌を豊富にとってるんですよ.
    だからちょっと酸味がね.地球に優しいと思って.
歩  :アルフィーなんかはどうですか?移動とか.
高見沢:そう言えばそうだなぁ.桜井がとなりに来るなぁ.
天野 :どっちかがものすごい来るんですよ.
高見沢:マネージャーいるのに.「どけ」とまでは言わないけどね.
ウド :僕もね,初めは言わなかったんですよ.ただ,それが
    名古屋の番組やってた時に,2週3週続けてマネージャーが
    となりだったんですよ.俺,これは言わなきゃいけないな
    と思って,さすがに.
歩  :となりにさせろと.
ウド :新横浜までは我慢しました.
歩  :すぐじゃないですか.
天野 :10分ぐらいだろ.
ウド :それでマネージャーがちょっと椅子を斜めにするじゃない
    ですか.そうすると「これは挑発的な」って.それから
    切符はちゃんと.
天野 :その時にね,「なんだよ?おまえらは俺を無視する作戦か?」
    って.そんな作戦組まねえって.
歩  :となりにいきたいんだ.やっぱり桜井さんも♪たとえ500
    マイル離れてても〜みたいな?
高見沢:そう,来るね.たまに喫煙車行っちゃう時もありますけど.
歩  :PUFFYなんかはどうです?
吉村 :うちは飛行機も新幹線も必ずとなりです.
ウド :やっぱりそうですよね.
進  :仲良いですね.
ウド :あれ手違いがあると大変なんですよ.まだ後ろだったら
    安心なんですけど.
天野 :KinKiは二人で移動する時は?
歩  :となりの時もあるし,自然とバラバラになる時もあるし.
    常に横に行きたいっていうのはないですね.
ウド :そうですか,ちょっと変わってますね.
天野 :おまえだろ?変わってるのは.
高見沢:天野くんはないんですか?となりにいきたいっていうのは.
天野 :あんまりないですよね.ただ,必ず来ますからね.
高見沢:放っといて欲しいと思わない?
天野 :すごい視線を感じる時ありますよ.僕が他のお笑いのボケ
    の人と喋ってると,ずっとなんかね,鋭い視線で.
高見沢:見てるの?
ウド :これ見よがしにね,なんか突っ込んだりね.
進  :これ見よがし?
歩  :大好き?
ウド :大好き.
歩  :顔が赤くなってますよ.でも普段は一緒に食事に行ったり
    しないですか?
天野 :飯は最近少なくなったかな.
ウド :そうですね.ある時に僕だけの天野くんじゃないんだなっ
    て気付いた時があったんですよ.それで天野くんに「二人
    は一人ずつの世界を持ってたほうがいい」って言われて,
    初めはキョトンとしたんですけど,私生活はそうやって
    一緒じゃないほうがいいのかなって思い出したんですね.
歩  :なるほどね.でもやっぱり移動はとなり同士がいいと.
ウド :はい.
歩  :わかりました.というわけで,こちらのコーナー参りま
    しょうね.堂本一問一答!このコーナーでは次々と出され
    る質問に即答で答えていただきます.
天野 :緊張するね.
歩  :思いがけないポロッとしたのが出てくるんじゃないかなと
    思いますんで.それでは天野さんから参ります.こちら
    お座り下さい.
天野 :お願いします.
歩  :あんまり考えちゃダメですよ.
天野 :すぐ答えたほうがいいんですね.
進  :インスピレーションで.
歩  :それでは 参りましょうね.堂本一問一答!

Q  :キャイーン天野ひろゆきさんに質問です.子供の頃の
    あだ名は?
天野 :ヒー坊.ひろゆきでヒー坊.
Q  :初恋はいつ?
天野 :中1〜中3ぐらいまで.
Q  :そのお相手は?
天野 :すごく可愛い女の子でした.ピアノがお上手でした.
Q  :では,大好物は何ですか?
天野 :ウニ.プリン体って,いわゆるこってり系が好きです.
Q  :自分の中でいちばん好きなところは?
天野 :だらしないところ.
ウド :好きなのかよ?
天野 :ものすごいだらしないのと,あと物事にあまり動じない
    ところですね,すごいことがあっても.
Q  :自分の中でいちぱん嫌いなところは?
天野 :食べる時にすぐこぼしてしまうとこです.そでとか必ず
    汚れちゃう.
Q  :できるなら直したい自分の悪いところは?
天野 :プレゼントとかもらう時にリアクションが下手ですね.
歩  :あ,俺もわかる,それ.
Q  :自分の身体の中でいちばん好きな部分は?
天野 :脇腹.
ウド :ここ?
天野 :ものすごい安心します.
Q  :それはなぜですか?
天野 :ポヨンポヨンしてるんだけど,それでいて張りもあるみた
    いな.
Q  :では,最近いちばん気になっていることは?
天野 :体脂肪率.橋本選手よりも多かったんですよ.37もありま
    した.自分の37パーセントも脂だと思ったら怖くなりました.
歩  :橋本真也さん?
天野 :そうそう.
Q  :あなたにとって一番の贅沢とは?
天野 :風呂場で漫画とかテレビ見てる時が幸せです.
Q  :今までやったアルバイトでいちばん辛かったのは?
天野 :駅弁の駅弁フェアっていうので釜飯の具を乗せる仕事で,
    「天野くんうまいから三つのせて」って言われて,もの
    すごい辛かったですね,ベルトコンベアで.
Q  :最近いちばん涙を流したことは?
天野 :K-1の角田選手の引退試合が泣きました.
Q  :芸能界に入っていちばんうれしかったことは?
天野 :たけしさんに飲みに連れてってもらった時がうれしかった
    っス.
Q  :ウドさんの「ここには勝てない」というところは?
天野 :ケンカ.
ウド :ケンカ?
天野 :あと髪型.
ウド :勝ち負けじゃないよ.
天野 :あと鼻の広がり具合とか.
Q  :では,ウドさんの「ここには負けない」というところは?
天野 :寝起きの良さ.目覚めの.小動物みたいにすぐ起きちゃう
    んですよね.ウドちゃんはぜんぜん寝たまんまです.
Q  :あなたの夢の最多出演者は誰?
天野 :よゐこの有野くん.
ウド :俺じゃねえんだね.
Q  :その人は夢の中で何をしていましたか?
天野 :洗濯機の中でグルグル回っていました.
Q  :もし生まれ変わるなら何になりたいですか?
天野 :光一くん.自分とは真逆だから.
Q  :では,好きな女性のタイプは?
天野 :ちょっとだらしなくて,適度に怒ってくれる感じの人が.
Q  :では,最近気になる女性は?
天野 :♪燃焼系〜燃焼系〜って回ってる人.あれすごいな.
Q  :彼女には何と呼ばれたいですか?
天野 :メガネ.
Q  :コンビニに行きました.何を買いますか?
天野 :「ジャンプ」「マガジン」「チャンピオン」「サンデー」
    「ヤンマガ」イカの薫製のやつと,チーカマと,あと
    うまい棒.
Q  :では遊園地に行きました.何に乗りますか?
天野 :ちょっと汚いパンダ.
Q  :では,田中邦衛に会いました.何を言いますか?
天野 :ええ?
歩  :すごい質問.
天野 :なんでそんな喋り方なんですか?(←物真似で)
歩  :物真似しちゃうんだ.
Q  :次に挙げる言葉から想像することを一言でお答え下さい.
    「芸人」.
天野 :出川哲朗.
Q  :「ウドさん」.
天野 :熟女好き.
ウド :そういうふうに思ってんの?
Q  :「女子アナウンサー」.
天野 :フライデー.
Q  :学生時代はテニス部だった天野さん,最後に思い切り
    かっこいいサーブを見せてください.
天野 :サーブ?ああっ!!
歩  :声出ちゃった.
天野 :僕ね,テニスやってたけど,前衛だからね,サーブ打った
    ことない.
ウド :ないのかよ?イメージで?
天野 :うん,イメージでやったけど.緊張するね,これ.

歩  :では引き続いてウドさん.
ウド :緊張する?
歩  :前向いてください.
ウド :ワーオ.
歩  :それでは参ります.一問一答!
Q  :続いてはキャイーンのウド鈴木さんに質問です.
ウド :はい,いかにも.
歩  :間違ってるよ.
Q  :本名は?
ウド :本名?鈴木ヒデキです.間違い.鈴木任紀です.
天野 :自信ねえのかよ?
Q  :では,子供の頃のあだ名は?
ウド :「ダンゴ」「ウーパールーバー」「鼻マン」あと「ニコ」.
Q  :では,子供の頃好きだったアイドルは?
ウド :伊藤つかさちゃん.「少女人形」歌ってました.
Q  :子供の頃よく親に言われたことは?
ウド :「お前はやればできる子だからね」って.
Q  :大好物は何ですか?
ウド :豚肉のショウガ焼き定食.
Q  :あなたがいちばん気になっていることは?
ウド :車のナンバーが,フジテレビに置いといたんですけど,
    知らないうちに一個ネジがとれて傾いちゃった.なんで
    なんだ?
進  :新橋だなぁ.
天野 :酔ってるね.
進  :飲んでるな.こりゃ.
Q  :では,最近,涙を流したことは?
ウド :「たそがれ清兵衛」を見て.
進  :ろれつが回っとらん.
ウド :清兵衛がいざ向かわんという時にね.でもあらすじ言っ
    ちゃうとダメなんですよね.
進  :飲んじゃってるよ,確実に.
Q  :では,今までで一番高かったものは?
ウド :車は車なんですけど,現金でいちばん高いのはね,イボ痔
    の手術をした時に現金で35万円.あれがいちばん高い
    領収書でしたよ.
天野 :レーザー使ってやったやつね.
ウド :あれは参ったなぁ.
Q  :今までやったアルバイトの中でいちばん辛かったことは?
ウド :テレクラの看板持ちとティッシュ配り.時給1000円で
    8時間ずっと座りっ放しでした.
Q  :自分の身体の中でいちばん好きな部分は?
ウド :僕ね,このEラインですかね.
天野 :聞いたことねえ.
ウド :このアゴの線をEラインって言うんですよ.整形する方は
    「Eラインお願いします」って.
Q  :それはなぜですか?
ウド :顔に肉がついちゃって.顎関節症になりつつあるんですよ.
歩  :俺もそうやわ.
Q  :それでは,やめられるものならやめたい自分の悪いクセは?
ウド :うーん?あー,朝が苦手なところ.
天野 :関係ねえよ.
進  :飲んでるよ.
ウド :俺が起きる時間にヤマがくるんですよ.
Q  :今まででいちばん反省したお酒での失敗は?
ウド :朝起きたら電話ボックスで裸だったんですよ.お金も何も
    なくて.誰かサラリーマンの人が電話ボックス蹴って,
    それで起きた時にアタマぶつけて.そのまま天野くんの家
    にお金借りに行った時ですね.あれは参ったな.
Q  :ウドさんにとっての宝物は何ですか?
ウド :まぁ,でも天野くんって言っても過言じゃないですけどね.
    でも天野くんですね.
高見沢:宝物なんだ.
Q  :では,休みの日には何をしますか?
ウド :僕ね,旅に出るんですよ.ずっと旅に行ってます.だから
    旅先で暮らしたいんですよ.
Q  :ありがとうございました.それでは恋愛はフるタイプ?
    フラれるタイプ?
ウド :僕は確実にフラれるタイプ.またそんな質問して.
Q  :最近,いいなぁと思った女性は?
ウド :上戸彩ちゃん.
Q  :付き合った彼女には何と呼ばれたい?
ウド :「ダーリン」.昔呼ばれてたんですよ.そういうのあん
    ですよ,恋ってのはね,まやかしだら.
Q  :それでは天野さんの「ここには勝てない」というところは?
ウド :やっぱり体脂肪,メガネ,チビ,デブ,ハゲ,あと金.
    資産運用.あと愛する人がいるっていうところ羨ましい
    ですね.
Q  :では,天野さんの食い逃げ発覚.あなたの第一声は?
ウド :「ルパァ〜ン!」.
進  :ルパンちゃうからね.
Q  :では,天野さんが結婚詐欺にひっかかった.あなたの
    第一声は?
ウド :「敵を欺くにはまず味方から」.
天野 :なに言ってんの?
Q  :それでは,天野さんがオカマに転身.あなたの第一声は?
ウド :「第一印象から決めてました」.
歩  :決めちゃうんだね.
進  :決めちゃうんだね.
Q  :次に挙げる言葉から想像することを一言でお答え下さい.
    「ウッちゃんナンちゃん」.
ウド :右大臣左大臣.
Q  :「天野さん」.
ウド :ビル・ゲイツ.
天野 :意味がわかんねえ.
Q  :「ラムズフェルド国防長官」.
ウド :お父様.
Q  :それでは,最後に彼女にだけ見せるカッコいい笑顔を
    お願いします.

歩  :はい,ありがとうございました.
ウド :緊張するな,これ.
歩  :飲んでます?
ウド :飲んでないです.
天野 :上機嫌だったよ.
進  :ちょっと一杯ひっかけてる感じで.
歩  :じゃあ見て参りましょう.天野さんの初恋が中1〜中3ぐらい.
天野 :本当に可愛くてね.好きでノートとかにその気持ちを書いて
    ね,中3の卒業式の時に渡したんですよ.そしたらその
    ノートもらってくれたんですけど,机の上にノート置き去り
    にされてね,アンドウくんっていう男の子のボタンを
    もらってるその子を見ましたね.それでものすごい勢いで
    走って家に帰って,こたつの中に入って泣いてました.
歩  :実らなかったんですか?
天野 :実らなかったですね.
歩  :寂しいですね.
天野 :それで親がこたつを開けようとするんだけど,「僕はこたつ
    の足を直しているんだ」って.
ウド :そんな言い訳.
歩  :でもちっちゃい頃って何か嫌なことあると,こたつの中に
    入るんですよね.わかるわかる.ウドさんは初恋は?
ウド :正式には,公式発表してるのは17際の時の高校生の時ですね.
    デパートに働いてる女の子で.その子が青春の何ページも
    作ってくれた方ですね.
歩  :付き合ったんですか?
ウド :ぜんぜん付き合ってないです.
歩  :気持ちも伝えず?
ウド :最後は伝えましたけどね.
進  :どうでした?
歩  :何て伝えたんです?
ウド :僕はずっと好きでそのデパートに通ってたので,「本当は
    好きでした」って.
歩  :真面目に?
ウド :真面目に.
歩  :あぁあ!とか言わずに?
ウド :僕そんな.当時その人には思いを寄せる人がいて実ら
    なかったですけど.いい人でした.
歩  :ウドさんはですね,「おまえはやればできる子だ」と子供の
    頃によく言われたということなんですけど.どんな親でも
    言いますよね.
ウド :よく言いますか?
歩  :うちも言われた.
天野 :どっちかっていうと出来る子じゃない?もともと.
歩  :いや,僕はもともと出来ない子ですね.
天野 :例えばどんな?スポーツとか出来るじゃん.
歩  :基本的に僕は不器用ですよ.
ウド :僕もぜんぜんだからね,学校の成績とか関係なくいつも
    ほめられてたんですよ.何かこぼしても,「おまえはやれば
    出来る子だからこぼさないで食べれるよ」とか,「おまえは
    起きれる子だから」とか,「一人で風呂入れる子だから」
    とか.
天野 :人間として根本のとこ言われてるな.
ウド :髪型を綺麗にしたら「おまえは男っぷりがいい」と.
歩  :ほめる成長のさせ方ですよ.
ウド :そうですね.そしたらこんなになっちやったんですけど.
歩  :逆に天野さんは親は?
天野 :親はね,兄貴がね,けっこうスネをかじってるタイプだった
    んでね,俺はけっこう自立してましたね.あんまりだから
    親に言われたことがない.
歩  :ちっちゃい頃からしっかりしてたんですね.高見沢さんは?
高見沢:うちの親はね,教育者だったんで,けっこう厳しかった
    ような気もするけど.僕も兄貴がいたから,兄貴のほうに
    全部いっちゃって俺は楽だったかな.髪の毛切れっていう
    のはね,未だに言われるけどね.
天野 :親に髪質ほめられるんですか?
高見沢:いや,違う違う.髪を切れと.
天野 :なるほど,息子の髪の毛「綺麗だね」とはね.
歩  :短くしないんですか?高見沢さん.
高見沢:したことあるんだよ.
進  :しましょうよ.
高見沢:する?
進  :ちょっと見てみたいですね.
歩  :ウドさんみたいな.
ウド :高見沢さんがするなら俺も伸ばしますよ.
天野 :高見沢さんはすぐ出来るけど,おまえはすぐは出来ないだろ.
高見沢:今,どこまで伸びるか調べてる.この年で.
歩  :何をおっしゃいますか.由美さんは子供の頃,よう親に
    これ言われたわっていうのは?
吉村 :いや,うちは放任主義だったので,すくすく育ちましたよ.
ウド :通信簿とか見て言われたりしなかったですか?
吉村 :「落ち着きがない」とかですか?いいえ,普通の子でしたよ.
ウド :いいですね.
吉村 :そんな大したこと言ってないですけど,大丈夫ですか?
ウド :僕はけっこう発言が少なくて,消極的で,協調性もない
    とかね.
天野 :いいとこなしじゃん.
ウド :親もそれが毎回続いたらヘコんでくるみたいね.ずいぶん
    言われましたね.
歩  :えなり君は?
えなり:厳しかったですね.靴のかかととか踏んでたりするとすごい
    怒られましたね.
歩  :ビン子さんも言ってらっしゃいましたけど,えなり君の
    お母さんも「シャツはズボンに入れなさい」って言う?
えなり:どっちの影響かわからないですけど,確かに言いますね,
    入れなさいって.
進  :俺みたいの,あかんわけやろ?
えなり:番組にサンダルで出るっていうのは.もしかしたらうちの
    母は,今,テレビの前でイラッとしてるかもしれない.
歩  :じゃあ高見沢さんみたいな服装は?
えなり:これですか?
高見沢:「これ」かよ.
進  :それぐらいフリフリでね.
えなり:去年,つんくさんのCD出させていただいた時に,フリルで
    キラキラした感じの衣装を着せられたんですよ.それしたら
    すごく嫌がってましたね,母親は.
高見沢:髪染めてもダメ?
えなり:ダメでしょうね.僕も染める気ないですから.
高見沢:一生そのアタマでいくの?
えなり:そうですね,いちおう予定としては.
進  :どっかでね,マイナーチェンジというか.
吉村 :イメチェンしよう,イメチェン.何か考えよう.
高見沢:そうだよ.伸ばそうよ.
えなり:高見沢さんは似合うからいいですけど,僕は似合わない.
吉村 :いや,わかんないよ.
高見沢:髪の毛振り乱してキーボード弾くのカッコいいじゃん.
進  :カッコいいと思うよ.
えなり:考慮はしますけど.
進  :次回の幸楽に出る時はロン毛になって.
えなり:それはいろいろ諸問題が.
進  :ラーメン食べる時に耳にかけて.
えなり:苦情がすごいかもしれないですね.
進  :眉毛剃ってみるのはどう?
えなり:ちょっと衝撃が強すぎますよ.
進  :そういうストーリーにすればいいねん.
えなり:どんなストーリーです?
進  :幸楽にギターしょって「ただいま」「あんたどうしたの?」
    「ロックに目覚めちまった」.
えなり:ラーメン屋さんの平凡な家庭なんですから.
進  :で,自分の部屋でアンプ鳴らして.
えなり:そんな幸楽は嫌ですよ.
歩  :じゃあ,後でピン子さんと話して下さい.
えなり:頑張ります.
歩  :最近いちばん涙を流したのは,角田信朗選手の引退試合.
天野 :映画とかでもそんな泣かないですけど,角田選手の試合
    よかったですね.武蔵選手と.
歩  :俺,見れなかったんですよ.
進  :引退というか,あったものがなくなってしまう寂しさが
    あるじゃないですか.
歩  :角田さん,僕,ラスベガス行くちょっと前に会ってるん
    ですよ.でもなんかそんなにプレッシャーというものを
    感じてなさそうな感じで.
天野 :角田さんもそうなんだけど,奥さんとか見るとまたね,
    泣けるのよ.
進  :切ないですね,見守ってね.
歩  :そういう格闘技大好きなんですか?
天野 :好きですね.けっこう行きますね,PRIDEとかK-1とか.
歩  :剛もけっこう行ってるでしょ.
進  :行ってますね.
歩  :そして同じくウドさんが泣いたのは,「たそがれ清兵衛」
    を見た時.
天野 :邦画が好きなの,ウドちゃん.
ウド :そうなんですよ.
進  :邦画がいいんですか?韓国映画とかは?
ウド :見ますよ.「猟奇的な彼女」とか.
進  :僕は「男たちの挽歌」とか好きですね.
ウド :うそ?「男たちの挽歌」ってあれ韓国映画?
天野 :香港映画だよ.チョウ・ユンファだから.普通にハリウッド
    映画とかもダメなのよ.「ジュラシック・パーク」も恐竜が
    出る前に寝ちゃうぐらいだから.
ウド :けっこう耐えるの難しかったね.「ジュラシック・パーク」
    見たことあります?
進  :ありますよ.
ウド :恐竜が出るまでね,けっこう博士の話が長いんですよ.
    DNAが何とかってその説明がね.俺はいきなり恐竜来いって
    思いますね.
歩  :なるほどね.
進  :むしろ恐竜がDNAの説明してるぐらいのが.
ウド :それはいいね,すごい.
進  :で,でかくなった博士がちょっと.
ウド :それ面白いね.それいいよ.
歩  :主役っていうか,早く出てこいと.高見沢さんは泣いたり
    することありますか?
高見沢:ありますよ,僕だって.夕焼け見て泣いたり.
天野 :カッコいい.何が悲しいんですか?
高見沢:悲しいっていうか,感動しない?沈む瞬間とか.
天野 :煌々と輝いてる瞬間とか.
高見沢:あと満天の星空とか.あと,飛行機の中でオーロラを見た
    瞬間とか.
天野 :オーロラ見えるんですか?
歩  :オーロラ見たことない.
高見沢:ヨーロッパから帰る時にたまたま見えたんですよ.
天野 :それ見て泣けたんですか.
高見沢:感動する.ビービー泣かないけど.
天野 :カッコいいな.
進  :夜中の2時3時の空とか見る悲しくなってきません?
天野 :そういうフレーズ言いたいね.
進  :このあいだ2時ぐらいにトイレ行って小窓開けたんですよ.
    で,何気にふと見て,悲しくなってしまってね.
天野 :それはもらしたりしちゃったからとか?
ウド :星関係ないじゃん.
進  :このまましてて,見てたら直す前に泣いてて,「あ,
    直さな」って.
天野 :出したまま泣いてたの?
ウド :それ,すごいじゃん.
進  :トイレしてるのも忘れて泣いてしまった.
天野 :由美さんも泣くんですか?
吉村 :このあいだ「おつかい」見て泣きましたよ.
天野 :「初めてのおつかい」?
吉村 :はい.
ウド :いいですね.
天野 :子供とかやばいですね.
歩  :えなり君は泣いたりする?
えなり:ドキュメントとか見て泣きますね.
歩  :例えばどんな?
えなり:技術者の話とか.
天野 :「プロジェクトX」系みたいの?
えなり:そうです,そうです.このあいだ見たのは,盲導犬の話
    なんですよ.盲導犬って絶対に主人の言うことを聞くように
    訓練されるんですよ.それで盲導犬は数がいないので,
    最初のおうちにいて,次のうちに行かないといけない.で,
    連れてって「じゃあ,この子よろしくお願いします」って
    ヒモ渡して,飼い主さんが帰ろうとするとパッと行こうと
    するんですよ.で,「ステイ!」って言うんですよ.盲導犬
    はご主人様の言うこと絶対ですから,絶対止まらないと
    いけないんですけど,そこで初めて命令に逆らったんですよ.
吉村 :ああ,涙出そう,私.
ウド :なんで逆らったの?
天野 :おまえ,聞いてないな.
吉村 :いい話だって.
天野 :葛藤があったんだろうな,犬の中にも.一人だけわかって
    ない.
ウド :俺だけステイだもの.
歩  :犬な.
吉村 :涙ぐんでる.大丈夫?
進  :すいません.
歩  :というわけでいろいろ聞きたいですけど,時間的にもあれ
    なのでこちらのコーナー参りましょう.堂本自分撮り
    イレブン!ご自分が写ってる写真を11枚撮ってきていただき
    ました.それではまず1枚目.
進  :天野さん.
天野 :これは「もしもツアーズ」という番組で旅行に行って.
    これ何の時だっけ?
ウド :美女平.
天野 :美女平っていう場所で,セインと一緒に.
進  :坂下さんの横にいるのがウドさんですよね?
ウド :俺じゃないぞ.セイン,セイン.
歩  :あのオジ様は?
天野 :エキスパートの人なんですよ.美女平についてものすごい
    詳しいんですよ.いい人でねぇ.
歩  :また写真撮る時も二人くっついてるっていうね.
天野 :ちょっと僕はウザがってる.
歩  :写真とか撮る時は,さすがにくっ付いたりはないな.
    プライベート的な写真では.
天野 :雑誌のインタビューとか全部くっ付いてるね.それでカメラ
    の人に「ウドさん,カメラのほう見て下さい,天野さん
    じゃなくて」って.で,インタビューもね,俺に答えるん
    ですよ,キャイーン結成の由来とかね.俺,知ってるから
    べつに俺に答えられても.
ウド :天野くんがなんかね,「なに?その話」みたいな感じの顔
    だから,俺すごい悲しくなっちゃう.
歩  :実際,ウザくないですか?
天野 :まあ,しょう,ね.
ウド :今「しょう」って言った.正直の「しょう」?
天野 :ずっと一緒だからね.
歩  :ウドさんのあの手が乳もんでますよね.
天野 :けっこうね,「うーん,天野くん,ツンツン」とかね,
    わけわかんない.
歩  :でも俺も剛のお尻はよう触りますよ.
ウド :そういうのありますよね?
天野 :確認してんの?何か.
歩  :エレベーターで二人切りになってしまった時とか.
天野 :誰か見てる時にやるんだったら洒落っぽくてけど,二人
    きりってリアルだね.
ウド :いいね.
天野 :ローリングはしないの?
歩  :ローリングはないですけど,まったく会話はなしでそのまま
    です.
天野 :光一くんもあれだけど,剛くんも何も言わないわけ?
進  :だって,人がおったら触られてて「そうそう,そこ触られる
    と俺すごい気持ちええねん.って,アホ!!」って言えるん
    ですけど.
天野 :軽い乗り突っ込みね.
進  :二人きりだと本当にローテンションでね.
天野 :リアクションは「さわんなよ,何してんだよ?」だよ.
    身を任せてるわけ?
進  :今度二人きりでケツ触られてください.何も言えませんから.
ウド :本当?ちょっと触ってよ.
天野 :なんで俺が触る側なんだよ?
ウド :ごめんごめん.
天野 :触られる側も嫌だけど.何だと思うよね.
歩  :コミュニケーションですよ.
天野 :言葉じゃない,尻からのコミュニケーション.
ウド :それ大事だと思うわ.
天野 :聞いたことない.
進  :アルフィーはそういうのは?
高見沢:ないよ,そんなもの.ないってぱ.
ウド :アルフィーだと坂崎さんを真ん中にして,桜井さんと高見沢
    さんがやってれば.
天野 :メリーあ〜んだよ.
歩  :そうそう.
進  :メリーあ〜んですよ.
歩  :PUFFY内はそういうのないですか?
吉村 :ぜんぜんパフパフとかしますよ.
天野 :お尻じゃないですよね?
進  :亀仙人ってことですか?
吉村 :そうですね.
天野 :それはお互いの調子を?
吉村 :そう,「今日もいいね」なんていって.
天野 :オヤジっぽい.
歩  :女性はそういうのあるっていうよね.続いての写真も
    見てみましょう.
天野 :ものすごいテンション低い.
進  :「タルい」って感じですよ.
天野 :もしもツアーズがね,だいたい朝4時ぐらいの入りで.
    休憩の時はものすごいテンション高いんだけど.三瓶は
    どこ行くにもものすごい興奮してて.それも確認してます
    よね,次の場所とか.そんな感じの二人ですね.ものすごい
    三瓶仲良くて,うちにもしょっちゅう遊びに来る.で,
    べつに何しゃべるでもなく帰っていく.
歩  :そういう関係っていいですよね.
天野 :受験落っこちたみたいな顔してますね.ものすごい
    テンション高い時ですね.
歩  :これ左,天野さん?
天野 :僕です.
歩  :オッさんに見えた.
天野 :かなりくつろいでる時ですね.
高見沢:なんか痩せてない?
天野 :そうですかね?
歩  :芸人の顔じゃない.
進  :これ,薄っぺらテレビですよね?
天野 :プラズマで.現金で買いに行きましたよ.友達に護衛に
    ついてもらって買いましたよ,現生もって.それで三瓶が
    いつもゲームやりに来て,ボウリングのゲームでスペア
    とった時です.
歩  :ウドさんはいかないですか?
ウド :僕ね,2回ぐらい呼んでもらったことあります.
天野 :1回ね,突然驚かそうと思って来たことがあって.でも,
    ピンポン押せなくて帰ったらしいですよ.
ウド :家の前の鉢植えだけ直して帰りました.
歩  :なんで押せなかったんですか?
ウド :なんか何が行われてるかわからないから.
天野 :馬鹿なこと言うなよ.
ウド :事前に中の様子がモニターチェック出来ればいいんです
    けどね.
歩  :迷惑かけちゃいけないなと.
ウド :はい.
歩  :これちょっと私生活覗けましたね.続いて.
天野 :千里とかみんな遊びに来るんですよ.
歩  :そうなんや.
天野 :若干テンション低めですけど.
進  :坂下さんってけっこう芸人さんの家にチラチラ行きますね.
天野 :そうですね.
進  :また三瓶さん普通のオッさんの顔ですよ.
天野 :「晩飯食ってけよ」みたいなね.ただね,三瓶はゲームする
    時ものすごい俊敏なの.普段は「はーい,はーい」って
    感じなのがものすごい速くて.
歩  :女性も来るんですね.
天野 :来ることありますよ.
歩  :他にはどんな人が来たり?
天野 :有野はしょっちゅううちのDVD見て帰ったりとかね.
    一回も会話しないで帰ってくことありますね.
歩  :いいですね.続いての写真.また普通のオッさんや.
進  :セイウチンもいるじゃないですか.
天野 :これちょっとヤバいでしょ,フィギュア.
進  :僕も持ってますよ.
天野 :セイウチン持ってる?
ウド :セイウチン?
天野 :俺のほっぺたの横にいるやつね.セイウチの格好した超人.
進  :キン肉マン2世のね.
歩  :フィギュア好き?そういえばそんなこと言ってましたよね.
進  :いいですね,ケンシロウもいて.
天野 :今ね,こんなちっちゃい奴で,本と一緒に入ってる
    フィギュアがあって.セブンイレブン限定で.それをいま
    集めてるとこですね.
歩  :高見沢さん,こういうのわかります?
天野 :フィギュア.
高見沢:僕も持ってますよ,フィギュア.
天野 :何を?
高見沢:僕はゴジラが好き.
天野 :初期の頃のやつですか?
高見沢:初期のも今のも.
天野 :今のもですか?ビオランテと戦ってるのとか.
高見沢:あの時のゴジラもね.
歩  :高見沢さんあんまりそういうイメージなかったな.
高見沢:そう?
歩  :ウマの置き物とか.
天野 :剥製ぐらいの勢いはあるね.
高見沢:ウマの剥製?そうではなくてやっぱり武将シリーズとかね.
天野 :武将シリーズ今出てる.
ウド :持ってるんですか?
天野 :武田信玄のフィギュアとかね.
高見沢:そうそう.なかなか出てこないんだよね.織田信長が
    出なくてさ.
ウド :出ないっいうのは?
天野 :レアだったりするわけよ.12個に一個とかね.
高見沢:ぜんぶ上杉謙信だったもん.
天野 :そういうのありますよ.
進  :切ないなぁ.
天野 :それコンビニで買ってるんですか?
高見沢:どこで買うんだよ?
天野 :高見沢さんコンビニで「上杉謙信が」とかって買ってる
    んですか?
高見沢:そうそう.
天野 :うわぁ,イメージない.ちょっと贅沢で箱買いとか
    しちゃったりするんですか?
高見沢:うーん,そういう時もあったな.
天野 :あれちょっと優越感.子供が「ああ」って.でも集めて
    並べてめんですか?
高見沢:いや,集めるだけだね.ちゃんと綺麗には.
天野 :今,いろんな女の子のやつも出てる.「世界名作劇場」の
    とか.
歩  :うちのお母さんがディズニー大好きなんですよ.
天野 :ディズニーいっぱい出てるよ.
歩  :だからあれが俺のうちのテレビの上にガーッ置いてあって.
    「そういうの置くなや」みたいな.もうやめて欲しいん
    ですよ.
天野 :地震の時ものすごい大変ね.このあいだの震度4の時は
    みんなが倒れ出しちゃって.
進  :大変ですよね.
歩  :この前の地震,俺,知らないんですよ.
天野 :ええ?
進  :ノースリープにパンツだけで犬を救助しなきゃと思って.
高見沢:由美ちゃんもわかんないって.
吉村 :絶対に揺れてない.
歩  :揺れてないですよね.
天野 :揺れたよ.
えなり:揺れましたって.
歩  :俺は空気清浄機の掃除してた.そしたらテレビでピンポーン
    「今,地震がありました」って.
天野 :揺れたよ.
ウド :夜中2時ぐらいですよ.
進  :けっこうギシギシってないって.
吉村 :絶対揺れてないです.
歩  :だってディズニーたちもそのままいたもん.
天野 :俺んちなんか大変だった.
進  :ぜったいグーフィーあたりが傾いてる.
歩  :確かにグーフィーがいちばんでかいねんけど.揺れてない
    よね?
吉村 :絶対揺れてない.
進  :うちはラオウと黒王号が倒れたんですよ.
高見沢:何してたの?その時.
吉村 :何にもしてない.家で.
天野 :酔ってた?
高見沢:揺れを吸収する建物とかね.
歩  :大変ですね,そういう時.
天野 :大変.トイレとかに置いとくと本当にトイレに落下してっ
    ちゃうのよ.
進  :うちはトイレに猪木が.
歩  :じゃあ続いての写真.真面目な写真じゃないですか.
天野 :これ,ライヴが今度あるんですけど,5月29日から6月1日
    まで.そのライヴの打ち合わせですね.真面目な顔ですね.
歩  :ウドさんの頭やる気ないですね.
天野 :ウドちゃんだいたい映画でも何でも,限界が1時間ぐらい
    なんですよ.
ウド :絶対そこにヤマが.
高見沢:もう1時間越えてる時だ.
天野 :もう煙が出そうな時ですね.
ウド :僕は稽古とかでも窓がないと.
天野 :閉所恐怖症だから.
歩  :ネタはお二人で相談して?
天野 :まったくないね,相談はね.
進  :ネタは誰が作るんですか?
天野 :ぜんぶ俺が書いて.
ウド :ぜんぶ俺が覚えるんです.
天野 :当たり前じゃん.覚えるのは一緒に覚えるんだよ.
ウド :これが大変なんです,なかなかね.改めて言わせてもらう
    けど,漢字練習でも何でもね,書きながら覚えるのが
    頭入るんですよ.書かないで覚えるから大変なんですよ.
    俺も書こうかと思うね,今度ね.
天野 :ネタをね.
ウド :ううん,天野くんのを真似して書く.
天野 :写すの?
進  :清書すればいいじゃないですか.
ウド :そうだよね.天野くんは「あ」で僕は「う」なんですよ.
    「最近はしかしあれだね,ウドちゃん」とかで始まるんで,
    たぶん書いたら覚えるかもしれない.
天野 :ネタは俺が考えてるんですけど,それもね,「どういう漫才
    やりたい?」ってウドちゃんに聞いた時に,「人に笑って
    もらえる漫才がいいな」って.それはみんなそう.どういう
    種類の漫才がいいかっていうことで.そうやって答えられ
    ちゃうと,もう俺が書くしかないなみたいな.
ウド :でもそういう気持ち忘れないでいこうよ.
天野 :なんで励まされなきゃいけないんだよ.
歩  :ライヴを今,間近に控えて.
ウド :もうそうなんです.
天野 :練習やってますね.
歩  :でもウドさんやったらリハーサルやってもぜんぜん違うことが本番とかに出てきそうですけどね.
天野 :まあ,それもプラスアルファだけどね.たまに本当にオチと
    か忘れたりとか.そんなのしょっちゅう.
歩  :忘れるんだ.
天野 :そのくせね,自分が忘れてないみたいな顔するのがもの
    すごいうまいのよ.「ちょっと天野くん,どうしたのよ?」
    みたいな.
ウド :それがね,忘れたことが本当にわからないんですよ.でも,
    違うところのボケの時にふと思い出すんですよ.そこで
    「はぁ?」って顔しちゃうんですよ.「そういえばあの時!」
    って思うと,今しゃべらなきゃいけないボケも忘れちゃう
    んですよ.これが大変こわいですね.
歩  :グデングデンやないですか.
高見沢:それ,向いてないんじゃない?
ウド :そうなんですよ.正直,時差があって.だからすごい怖い
    ですよ.
歩  :じゃあ今,とても忙しい時なんですね.それでは続いての
    写真.
天野 :いたいた.わかります?
進  :わかります.
歩  :電車乗るんですか?
ウド :乗りますよ.内回りのが多いですけども.
歩  :どこに行こうとしてるんです?
ウド :これは駅前なんです,渋谷の.ここ出たところハチ公が近く
    あるんですけど,ハチ公の近くでいろんな人がやってるん
    ですよ.
進  :何を?
天野 :何を?おまえ,大事なところがわからない.
ウド :露店を開いたりとか,その中でものを売ってる人もいれば,
    端っこ行ったら名札が書いてあって,「話聞きます.無料」
    って.
天野 :相談とかそういうの?
ウド :無料なんですよ.
歩  :ボランティアでやってるんだ.
ウド :それがすごい熱い話してて.
天野 :その人どうやって飯食ってんの?ずっと話聞いてるだけ?
ウド :ずっと話聞いてるだけだね.俺,その後あることをするんで,
    戻ってきたらもういなかったのよ.だから話聞いてもらえ
    なかったんですよ.
天野 :あることって何したの?渋谷で.
ウド :街で見かけた可愛い女の子をですね,真正面から写してる
    よっていうことで,途中下車,じゃないや,ぶらり途中?
天野 :何の話だよ?助けづらい.
進  :ぶらり途中下車の旅をしたわけですね.
ウド :そうそう.
天野 :渋谷駅を降りてぶらりをやったわけね.
ウド :それでちょっと街で見かけた女の子を探していろんな写真を
    撮ってきましたんで.
天野 :ずいぶん趣向を凝らしてるね.
ウド :おぅ.
天野 :いや,マネキンじゃない.
進  :「おぅ」じゃない.
ウド :ちょっとけだるい感じでね,なかなか相手にしてくれない.
    これ,可愛いでしょ?
進  :まあ,けだるい感じでいいですね.
ウド :109で撮りました.
歩  :そういうとこ行くんですね.
ウド :僕も初めて潜入しましたよ,109に.
歩  :けっこう気付かれますでしょ?
ウド :この後気付かれました.
天野 :これ誰が撮ってるの?
ウド :僕,一人でやってたら,「すいません,じつは街で見かけた
    可愛い女の子を探して写真撮らせてもらってるんですけど,
    よろしいですか?」って聞くとね,みんなね「すいません,
    急いでますから」ってぜんぜん相手してくれないの.それで
    見るに見かねて若者がね,「ウドさん,一つ俺たちに
    やらせて下さい」ってみんなで一緒になってね.
歩  :やってくれたんだ.続いての写真見てみましょう.
ウド :可愛い.
天野 :誰だよ?だから.誰?なんで内緒なの?なんで剛くんにだけ
    教えるの?
進  :誰の子?
ウド :これはね,可愛い女の子さがしてたらなかなかいなくてね,
    この子がいちばん可愛かったんですよ.それで撮りました.
    今,この子は1歳3ヶ月でーす.
歩  :で,誰の子?
天野 :本人が「写真いいですよ」とは言わないだろ.
ウド :でもね,ものすごいカメラ目線で,将来ほんと大物.
歩  :だから誰の子?
ウド :気になるでしょ?続いて見てください.
歩  :次.
ウド :この人の子なんですよ.
歩  :ええ?
ウド :お母さん可愛い.お母さん22歳でね.
歩  :22歳?
天野 :覚えてるね,よく,それ以来会ってないんだろ?
ウド :会ってないですけどね.
進  :この人もよく出ちゃいましたね.
歩  :若いママや.でもこんな見知らぬ人と撮って来た写真
    見せられても,俺らどうリアクションとっていいかわからん.
ウド :今の現代社会に生きる若者を,バスンバスン切って欲しい
    わけですよ.
歩  :次.
天野 :いっぺんに出されちゃったよ.
進  :何をしてるんですか?
天野 :レベル高いね.
進  :でも本当に可愛い子を選んだんですね.
ウド :僕ね,5時間ぐらい歩きましたね.
歩  :どれがウドさん的に?
進  :前の奥さんと,この4人と.
ウド :僕は正直いいますと,左の上の方.
進  :ああいうタイプが好き?
天野 :ああ,そんな感じね.8年前の彼女と似てますね.
ウド :何てこと言うんだ.でもね,この方,彼氏と一緒で.
    大阪から遠距離恋愛で会いに来たとかなんですよ.
進  :いいですね.
天野 :電話番号とか聞いたりしなかった?
ウド :この方は聞いてません.
天野 :聞いたんじゃねえかよ.ナンパしたんじゃねえか.
ウド :べつに体のいいナンパとかじゃなくて,街角で今を生きる
    若者の女性像に.
天野 :言い訳に「“堂本兄弟”で使わないといけないんだよ」
    みたいなこと言ってナンパしてたの?
ウド :言っちゃダメなの?「堂本兄弟」とは言ってないけど,
    テレビでって.
歩  :剛の好みの当てたろか.
進  :いいよ.
歩  :当てるで.
進  :ちょっと待ってや.
歩  :確かにおまえ難しいと思うねん.
進  :迷ってる.
歩  :どれで迷ってるかもわかる.
進  :わかるやろ.
天野 :俺も相方のわかる.
ウド :ちなみに,右上の人と左下の人は友達で,「この後飲み会に
    行きます」って言ってたんですよ.
天野 :その情報が何か左右すんのか?
ウド :ぜんぜん関係ないね.
歩  :剛さん,決まった?
進  :決めた.
歩  :当てますよ.
進  :当てて.
歩  :20分ぐらいもらえるかな?
進  :いやいや.
ウド :時間あったじゃん.
歩  :君はウドさんと同じ.左上.
進  :うーん?
歩  :外れた?
進  :左の下の人も喋ったらおもろいかも.
歩  :俺も左下と上で迷った.
天野 :付き合いたいのか?
歩  :そこまで読まんでええがな.
天野 :でもこの写真気に入ってるじゃない.
進  :でも光一くんも左上ぐらいじゃない?
歩  :僕もそうですね.僕も左上と下で迷いました.
天野 :えなり君は?
進  :えなり君は右の上の.
天野 :決めちゃうんだ.
進  :ごめんごめん.
えなり:僕はこの4人だったら誰でもいいです.レベル高いじゃ
    ないですか.
歩  :すこしでも迷ったということは,みんなレベルが高い
    いうことでよ.高見沢さんは?
高見沢:俺はね,右の下の人かその横の人か上の人.
進  :3人もやないかい.
歩  :天丼食うてる娘はなしと.
天野 :勝手に写真撮られて選ばれない.
ウド :天丼の娘すごくいい娘でしたよ.
天野 :天丼の娘っておまえが言うなよ.
歩  :すいません,ほんまにありがとうございます,皆さん.
進  :このテンションは女性陣本当にわからんと思うけど,
    もうぼちぼち僕は相方のタイプはわかってきた.
歩  :お互いにそういうのわかります?
天野 :わかるね.だいたいウドちゃんは8年前の彼女に似た人よ.
歩  :なるほど.はい,といわけでキャイーンさんの自分撮り
    イレブンでした.

「ベストヒットたかみー」

歩  :堂本!!
高見沢:ベストヒットたかみー!!おなじみのコーナーですけどね,
    数ある日本の名曲の中からですね,私,高見沢が独断と
    偏見で選び出して紹介してゆこうというコーナーですが,
    本日はですね,伝説となったカリスマシンガー,尾崎豊さん
    を紹介したいなと.
進  :いいですね.
高見沢:やはりすごいですね,彼は.もう彼が亡くなってから11年
    経つんですけど,世代を越えて今なお人気が.
歩  :語り継がれてますね.
高見沢:素晴らしいですね.
歩  :えなり君もキーボード弾いてやらな.
進  :それぐらいの勢いやで.
えなり:そうですか.
天野 :どっちかっていうとシャツ入れないタイプだね.
高見沢:尾崎豊さんの歌詞というのはですかね,歌の歌詞という
    よりは詩ですね.一遍の文学作品のような深いものが
    あると思うんですけど,この「15の夜」というこの歌は
    ですね,仲間の一人が「中学生らしくない」ということで,
    先生に強制的にバリカンで髪を切られたことに対して反発
    して家出をする.それをもとに作った実話だったんです.
    俺もでも18の頃さ,もしバリカンで刈られたらこういう
    歌作れたかも.切られなかったから.天野くんはでもすごく
    好きなんですよね.
天野 :ものすごい好きで.さっきのお葬式の葬儀も行きました.
    護国寺まで二駅あるのに池袋サンシャインからブワーッ
    とすごい列でしたね.
高見沢:どこが好きだったんですか?
天野 :あんまり自分はそんなに言えないんですけど,他に代わって
    言ってくれてるみたいなところもあったり.
高見沢:自分の代弁.
天野 :みたいなとこもありましたし.本当にね,そういうことを
    メッセージで歌ってる人があんまいなかったような感じで.
    浜田省吾さんとか長渕さんとかもそうですけど,もう
    ちょっとはっきりの学生目線の感じがね.
歩  :自分の目線と合ってたんですね.
天野 :ラジオで「15の夜」を初めて聞いた時に好きになりましたね.
高見沢:俺たちも歌ってたんだけどな.
天野 :すいません.
高見沢:ぜんぜん誰も気付かなかった.ウドちゃんはどうなん
    ですか?尾崎豊さん.
ウド :僕は尾崎豊の歌は正直好きなんですけど,天野くんのを
    聞いて知ったんですよ.
高見沢:ご本人のは聞いたことない
ウド :はい.
天野 :けっこうウドちゃんは自由で,そんなに縛られた感じ
    じゃなかったみたいですね.
高見沢:あんまり反発はないと.
天野 :尾崎さんの言ってる意味がよくわからないみたい.
ウド :僕,中3の時に自分で刈って言ったんですよ.
天野 :先生に刈られる前に自分から.
ウド :だから.
高見沢:あまりわかんなかったと.
天野 :僕,いちばん影響受けて,高校の卒業式出なかったんですよ.
    「卒業っていったい何なんだ?」みたいな.
高見沢:熱いじゃん.
天野 :っていうか,本当に疑問に思っちゃって.「みんな卒業で
    喜んじゃってるけど,それでいいのかい?」みたいな.
高見沢:いいんだよ.
天野 :なんかそう思っちゃって.
高見沢:卒業式出なかったんだ.
天野 :出なかったんですよ.無遅刻無欠席なのに卒業式だけ出て
    ないんですよ.学校はすごく好きだったんですけど,
    「卒業っていったい何だ?」って.
歩  :でも,そう聞くと,むしろそのほうが「それでいいのか?」
    っていう気がしますけど.
進  :そうだね.
高見沢:ずっと出てて,卒業式だけ出なかったんでしょ?おかしいよ.
天野 :自分の中でそうしようって決めちゃったんですよ.
高見沢:歌の中に.
天野 :そう.
高見沢:それだけ好きだったんですね.
天野 :それでなぜかお笑いやってるって意味わからないし.
高見沢:校舎の窓ガラスとか割ったりしなかったの?
天野 :割った後を直したタイプですね.
高見沢:かなりみんな割ったらしいね.KinKiの二人は?尾崎さんは?
歩  :僕はあんまり聞いたことないですね.
進  :けっこう後ですけどね.
歩  :剛は聞いてたな.
進  :僕はガンガン聞いてましたね.
高見沢:どのへんが好きだったんですか?
進  :僕はさっきの「I LOVE YOU」でグッときて,それから
    いろいろアルバムを聞かせてもらったり.
高見沢:メッセージ性が強いということですか?
進  :そうですね.ガッツンガッツン胸が痛くて歌にしてるみたい
    な,ちょっとブルースな感じというか.
高見沢:心が壊れた人が歌ってると.
進  :見てると多少悲しくなるんですけど,そこを一生懸命
    戦ってる姿が好きですね.
高見沢:長いな,ずいぶん.
天野 :コンサートとかいってもね,やっぱりメッセージが.
高見沢:コンサート言ったことあります?
天野 :あります,あります.第三者的に見ると,ちょっとトゥー
    マッチな,ちょっと言い過ぎかなみたいなところが.
高見沢:どうなの?どうなの?参考にしよう.
天野 :「正しいルールっていっい何なんだ?」とか「間違った
    ルールは人を傷つけることのみにその方向が向く」とか.
高見沢:どういうこと?
天野 :「正しいルールとは人を愛することだ」みたいな.そういう
    メッセージ性がね,その会場に行くとやっぱりガーッと
    あるんですよね.
高見沢:なるほどね.
天野 :そういうのが恥ずかしくないみたいな説得力が.
歩  :なるほど.
高見沢:ということで今夜はですね,彼が作った膨大な歌の中から
    ですね,このさっきも紹介しました「15の夜」をみんなで
    やろと思いますが,ぜひキャイーンのお二人にも.それでは
    スタンバイよろしくお願いします.

♪15の夜へ〜

歩  :はい,尾崎さん.
天野 :尾崎さんだったの?おまえTOMさんの真似してただろ?
ウド :さすが.
歩  :TOMさんなんですか.というわけで,お二人,本日はいかが
    だったでしょうか?
天野 :ものすごい気持ちよかった反面,ものすごい緊張して,最後
    の歌.
歩  :やっぱりこれだけのメンバーですからね.
天野 :ものすごい気持ちよかった.ありがとうございます.ポンタ
    さんは実際に尾崎さんの最後のドームのバックもやられて
    たということで.ものすごい幸せ者です.ありがとう
    ございました,本当に.
ウド :ありがとうございました.
歩  :というわけで,本日のゲストはキャイーンのお二人でした.
    ありがとうございました.
天野 :どうもありがとうございました.
ウド :どうもありがとうございました.
歩  :また来週お会いしましょう.さよなら!




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