ニュース

2017.09.07 UPDATE
最終回直前!スペシャル企画
『セシルのもくろみ』ここだけの話

7日(木)、遂に最終回を迎える『セシルのもくろみ』。当サイトでは、ドラマを応援してくださった皆様への感謝を込めて、ドラマの舞台裏や出演者の素顔、さらには最終回のみどころなどを、まとめてご紹介します!

『VANiTY』編集部編

『ヴァニティ』編集部のセットは、スタッフが数社の女性誌編集部におじゃまして写真撮影をさせていただき、各編集部の面白そうなところを組み合わせたりしながら作られました。その際、デスクまわりや、ポストイットの使い方なども参考にさせていただくなど、細部にわたってこだわって作られていますので、細かくチェックしてみてくださいね。

吉瀬美智子さん演じるハマユカの表紙は、最初に飾りや撮影を含めて13号分を一挙に撮影。このためだけに吉瀬さんに1日スケジュールいただいて、着替えては撮影、着替えては撮影…と計13ポーズ分もの撮影をしています(その後、別日にもう3パターン撮影)。当サイトでも『ヴァニティ』の表紙や記事の一部を公開していますが、カバーはもちろん、中身の記事も、どう撮影されても大丈夫なように文章などもちゃんと作られています。中には、徹夜でハマユカ離婚のインタビューを書いた、という助監督さんもいるそう。スタッフは、雑誌作りの大変さを改めて痛感したそうです。

  • 『ヴァニティ』表紙コレクション『ヴァニティ』表紙コレクション
  • 『ヴァニティ』バックナンバー記事『ヴァニティ』バックナンバー記事

晴海書房の外にある超巨大なポスターは、写真を貼るだけでなんと4時間、という苦労作。しかも、撮影1回ごとに全部撤去しなければならないため、美術チームは大変だったそう。

スタジオ&メイクルームもセットを建てての撮影でした。スタジオは、本職のカメラマンさんからも「ちゃんと成立している!」とお墨付きをいただきました。

出演者編

第2話でSUP(=スタンドアップパドル)に乗った真木さん。最終的に奈央がピースをしながら水に落ちる、というこのシーン、実は、リハーサル中に真木さんが張り切り過ぎて?水に落ちてしまう、というハプニングも。こういうシーンの場合、普通は本番のみ水に落ちるのですが、「まさか落ちないよね」とスタッフの思いはむなしく…。「…じゃあ、乾かしにいってもらって…」ということになり、長い待ち時間が…。

カメラマンの山上役を演じた金子ノブアキさんは、この役を通じてカメラの腕前が大幅に上昇!金子さんも「人を撮る面白さを知った」そうで、「今度はメンバーを撮ってみたい」とおっしゃっていました。実際、指導をしてくださったプロのカメラマンさんも「アングルやあがりがとてもいい!」と絶賛していたそうです。

『めざましテレビ』をご覧になった方はもうご存知だと思いますが、カリスマメイクのトモさんを演じた徳井義実さんも手先がとても器用。トモさんが奈央たちにメイクする姿、とてもリアルでしたよね。プロのメイクさんも、徳井さんのセンスを褒めていました。

浅野澄美プロデューサーも「大好きだった」という黒沢洵子(板谷由夏)さん&小池雅美(小野ゆり子)さんのシーン。演じる板谷さんたちも、楽しみながら演じていたそう。「唯一、小池の前だけで素直になれる洵子。こんな先輩・後輩がいたらいいな、という女同士の関係が素敵ですよね。お互いが言いたいことを言い合って、それでも誰よりもケアし合う。洵子という人間は、部下がやることに厳しい目を持ちながらもケツを拭いてくれる、理想の上司像だったし、小池も自分というものをしっかりと持ちながら憎まれ口を時々叩きながらも洵子にはきちんと敬意を払うし、最終的にはやっぱり洵子を頼るという可愛い後輩像だったと思います。こんな二人みたいな女性たちがいくつも存在していることを望みます」と浅野P。

それから、女の友情といえば、やはり、奈央と江里の関係。全く違う道を歩んできた二人が、30代半ばで出会い、最悪な関係からスタートして、最終的には真の友情を芽生えさせます。最終回では「大人になって親友ができるとは思わなかった」と奈央が江里に伝えるシーンがあるのですが、この撮影の時には、現場でスタッフも皆涙ぐんでいました。また、最後に大きなチャレンジを共にするハマユカと洵子の「戦友」の二人、そして、ピリピリしながらもお互いに敬意を払いあっていたことがわかるハマユカと舞子(長谷川京子)の「ライバル」の二人の関係性も含めて、ポスターのキャッチコピーである「女の欲望は深い、女の絆だって深い」が、様々な二人組に集約されていました。

エンドタイトルバック&more編

エンドタイトルバックはほぼ毎回、絵が違っていたのに気づきましたか?実は、最初にそれぞれのワンショットを撮影したのですが、照れてしまう方や上手く踊れない方も…。ということで、グループショットを撮ってから、またワンショットを撮り直したりもしているので、未公開の素材はまだまだあるのだそう。ちなみに最終回も、新たな編集がされており、一味違った趣向となっているので、絶対にお見逃しなく!! 

奈央が「ダメ主婦改造計画」の最後として寺で修業をする、というエピソードでは、修行の一環として山に登るシーンがありましたが、実際にキャスト・スタッフ全員で登って、撮影は1日がかりで行われました。数日前から皆緊張気味で、何度か雨天でスケジュールが変更なったりもして、「山はいつなのか」とドキドキしていたそう。その分、撮影できた時には大きな達成感があったとのこと。

劇中で、登場人物たちがインタビューを受けている謎の?シーンが何度も登場しましたが、その謎は最終回に明らかになります!「あぁ、そういうことだったのか」と思っていただけるかと思いますので、是非チェックしてください。

そして、いよいよ今夜7日(木)、よる10時からは『セシルのもくろみ』最終回が放送されます。最終回の見どころは、何といっても奈央からのメッセージ!ワンシーン、17ページにおよぶそのシーンでは、奈央が、すべての働く方々への熱いメッセージを伝えてくれます。「ヴァニティ」編集部の皆がどういう思いで働いていたのか、どういう思いでこの雑誌を作っているのか、が明らかになります。それは、このドラマが伝えたかった、すべての女性たちへの応援歌でもあります。カットの声がかかると、共演陣やスタッフからも拍手が起きました。真木さんがこの夏をかけて演じてこられた宮地奈央が、格好良く生きるとはこういうことだったという答えにたどり着きます。俳優魂をいかんなく発揮した真木さんの熱いお芝居は必見です!!是非チェックしてください!!

BACK NUMBER