まさかの恋は、まさかの期限付き。 僕とスターの99日 2011.10.23 O.A Start Every Sunday 9:00 p.m明日へのチカラ ドラマチックサンデー

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高鍋は昔の自分から前進しようとずっと努力している人。努力したから今があるし、今も努力を続けているからトップを走っていられる。本心で自分がそうあろうとしているから出る言葉だと僕は思ってます。

Interview #8 高鍋大和役 佐々木蔵之介さん

ここまで高鍋大和を演じてこられて、いかがですか?
楽しみながらも、迷いながら演じています、ああ見えて(笑)。そもそも"日本のトップスター"という設定に自分との差異があるので大変です。スターの役を見事に演じきれるなら実際とっくにスターやっとるやろということにはじまり(笑)、"抱かれたい男No.1"という設定がありながら脚本に描かれている高鍋にはどうもそういった要素が見えない(笑)。コメディをやる上でのドラマの中のリアリティを思索しています。基本、めちゃめちゃ楽しい作業なんですけどね。
高鍋をどのような人物ととらえていますか?
1話で高鍋が鏡を見て「今のオレはかっこいいか?高鍋大和は常に前進する男だ。昨日の自分にも、3分前の自分にも負けない。トップを走ることはそういうことだ」と話すシーンがあるんですけど、あれは決してナルシストだからではなくて。高鍋は昔の自分から前進しようとずっと努力している人。努力したから今があるし、今も努力を続けているからトップを走っていられる。だから、あの発言はナルシストだからではなく、本心で自分がそうあろうとしているから出る言葉だと僕は思ってます。そして、一番近くにいる夏目に「大丈夫、かっこいいいですよ」って言ってもらうことで、前に進めたりするのかなと。共演する女優さんを好きになるというのも、役のことを深く考えて演じた結果、入り込み過ぎて相手役を好きになってしまうのかなと。幼少期にガンモと言われた人間がここまでのぼりつめたわけだから、それ相当の努力があったはずで、僕なりにそういう裏付けを考えています。単に傲慢でオレ様な人が、人の心をつかんだり、ここまでスターになり得ないと思うんですよ。
菫や蓮から"高鍋のおじちゃん"と呼ばれたりとなつかれていますが、
子供にも好かれる高鍋の魅力とはなんだと思いますか?
なんかスターとしての、包み込むような大らかさを持ち合わせていたいなと思っていて。そういう部分が子供に気を許される部分なのかもしれませんね。あと、航平と子供達の関係性とは違う、結束された"Team高鍋"がいきなり出来上がっているのがオカシイかなと思って演じました。
航平とはコンプレックスの対象というだけではなく、同時に同級生という近い関係も作りたいなと思っています。
高鍋にとって航平の存在とはどのようなものだと思いますか?
第1話から始まって未だに高鍋のユナさんへの恋がどれほど本気なのか探っている状況ですが、まず航平という同級生がいなかったらここまでではなかったんじゃないか?と思ったりもしています。やっとここまで頑張ってきたのに、昔の自分を知っている人間が現れた。さらにその男は普通にしていても人気者で、ユナさんから想いを寄せられているのを感じた…。今はもう昔の自分でもないし、立場も違うのにどこかで航平の存在に怯えていて、負けるわけにはいかないという気持ちがユナさんを好きになった1つの動力にもなった気がします。ただ航平とはコンプレックスの対象というだけではなく、同時に同級生という近い関係も作りたいなと思っています。
高鍋と航平のシーンは思わず笑ってしまいます。
男はいくつになっても同級生に会うとあんな感じになると思いますよ(笑)。
西島さんと共演されての感想は?
会う前はどんな芝居をされるのかた楽しみにしていました。顔合わせの時、プロデューサーがみんなに「(航平として)いじめてください」と言っていて、本人も笑いながら「お願いします!!」って。その言葉に自分を飾らない、どんなものでも受け止めますという大きな覚悟みたいなものを感じました。今も僕がどう下手を投げても西島さんなら大丈夫だろうという安心感があります。
ハン・ユナさんの魅力はどのように感じますか?
とても透明感のある方だし、女性1人で海外に乗り込んでくる強さも素晴らしいと思います。一方で、部屋を抜け出して「みっちゃん」や焼き鳥屋に行ったりする行動がかわいらしく、ギャップがおもしろくて素敵過ぎです。ご本人のキム・テヒさんとかぶる部分がありますね。
キム・テヒさんとの共演の感想は?
とても熱心に日本語を勉強されていて、話した言葉をすぐ覚えてしまうので、間違ったり汚い日本語をつかわないように気をつけてます(笑)。普段の意思疎通は日本語で問題ないし、芝居を重ねてセリフもどんどん上達している。限られた時間の中で妥協せずにギリギリまでセリフや芝居と格闘して、作品に向かっている姿勢は本当に美しいです。
『僕とスターの99日』というタイトルから察するに、高鍋とユナさんが結ばれる可能性はかなり低いとは思いますが…。もちろんユナさんと結ばれたいです!
ここまで演じた中で印象に残っているシーンはありますか?
『白い記憶』(*劇中劇)の記者会見シーンと、ユナさんがドラマを降板させられそうになり、それならオレも降りると堂々と宣言するシーンは印象的ですね。俳優としての高鍋が世間にどう存在しているかを見せている数少ないシーンですから(笑)。高鍋はコメディ要素がすっかり多くなっていますが、その部分を引き立たせるためにもちょっとはかっこいい部分もやっておきたいんです。
印象に残っている現場でのエピソードはありますか?
皆で稽古をしていた時の話ですが、5話でユナさんが高鍋を"みっちゃん"に連れて行った時の「今日はスペシャルゲストを紹介します。高鍋大和さんです」というセリフで「たこ焼き大和さんです」って紹介されたことがありました(笑)。その前のセリフで「ここのたこ焼きが美味しいんです」とかがあって、「たこ焼き」という言葉がキム・テヒさんの頭でグルグルしてたんだと思います。「タコヤキ」と「タカナベ」は音が似ていますしね。その後、ガンモと呼ぼうとした航平を持っていた湯たんぽで殴るシーンがあったんです。て言うか、僕の思いつきでやったんですけど。もちろん実際には殴ってないし、特に韓国人スタッフには爆笑だったんですが、椙杜翔馬くんが「なんで殴るの、航平を。なにも叩かなくても…」って本番終わった後もずーっとつぶやいていましたね。もちろん実際に叩いてないのはわかってるんですけど、それでも大好きな航平がかわいそうだったみたいです(笑)。
佐々木さんが今後の物語や高鍋に望むことはありますか?
『僕とスターの99日』というタイトルから察するに、高鍋とユナさんが結ばれる可能性はかなり低いとは思いますが…。もちろんユナさんと結ばれたいです!…と、あえて言っておきます(笑)。
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